「世界中に笑顔を広げたいーー 暗闇を超えてたどり着いた夢」 世界に笑顔を広げるアーティストRIEさん【前編】
sponsored
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
3,193 view
「世界中に笑顔を広げたいーー 暗闇を超えてたどり着いた夢」 世界に笑顔を広げるアーティストRIEさん【前編】

Photo=YUSUKE TAMURA (TRANSMEDIA)

カラフルな色合いとやさしいタッチで描かれ、見ているだけで笑顔になってしまう作品の数々。世界に笑顔を広げるアーティストRIEさんは、その手から紡ぎ出す絵同様、キラキラと輝く笑顔が印象的だ。しかし、この笑顔を、そして夢を取り戻すまでは、生きる意味さえ見失っていた時期があった。RIEさんを救った出会いとは?

Photo=YUSUKE TAMURA (TRANSMEDIA)

ーー小さいころから絵を描くのが好きだったのですか? どんな少女時代を過ごしたのかお聞かせください

父がガラス作家で母は美大出身、祖父母も美術に造詣が深いという芸術一家で、画材などが普通に転がっているような家庭だったんです。そうした影響もあり、お絵かきしたり何か作ったりが大好きな子どもでした。学校では図画工作が得意でしたね。

高校は、モダンクラフト科という美術コースのある学校へ。授業は楽しかったけれど、デッサンが苦手で。きっちり線を引いたりちゃんと描いたりが性に合わなかったみたい。一方で、その場で先生が出したテーマを決められた時間内に描き上げる「自由画」は大好きで、高く評価もされました。自由にイメージして描くときには、自分らしさを思い切り発揮できたのです。

部活は陶芸部に。その勉強を続けようと、高校卒業後は、京都嵯峨芸術短期大学(当時)の陶芸学科へ進みました。

Photo=YUSUKE TAMURA (TRANSMEDIA)

ーー美術に関する仕事をしたいという思いがあったのですか?

実は、父が私が美術の道に進むことに猛反対していました。芸術で食べていくことの大変さを身にしみてわかっていたから、私にはその苦労をさせたくなかったようです。だからガラスには一切触らせてくれなかった。陶芸を選んだのはそのためでした。

そんな家庭の事情もありましたが、時代もよくなかった。就職氷河期の最後のころで、美大の短大でしかも陶芸専攻なんて、美術関係の仕事どころか、そもそも就職できるかもわからない。周りのみんなも不安を抱え、将来の希望なんてまるで持てないでいました。

それでも、いやが応でも卒業のときはやってきます。まだ社会に出たくないと思っていたとき、ワーキングホリデーの制度を知り、1年間オーストラリアへ行くことに。原住民のアボリジニーアートを学び、その技術や色使いなどを陶芸に生かしたいと思ったのです。ところが渡豪後、教えてくれるところを訪ねたら「血縁関係がないと教えられない」と門前払い。いきなり夢破れてしまいました。

仕方なく遊びほうけているうちにあっという間に1年がすぎ、帰国。いよいよ働かなくちゃと焦っていたとき、何げなくテレビを見ていたら「世界ふしぎ発見!」が放映されていました。海外を旅しながらリポートするという仕事がとても魅力的に映り、やってみたい! と。オーストラリア各地を旅した経験も後押ししたと思います。

テレビ局に電話で問い合わせたら、芸能事務所に所属していることが条件とのこと。たまたま新聞に応募が出ていた事務所のオーディションを受けたところ合格、すぐに上京しました。21歳のことでした。

Photo=YUSUKE TAMURA (TRANSMEDIA)

生活とお金に追われ生きる意味すら見失ってしまった日々

ーー東京での暮らしはいかがでしたか?

何より物価が高くて驚きました。その上、なんとリポーターの次のオーディションは3年後だと知って……。東京に出てきて事務所にも入っちゃったのにどうしよう、と。レッスンを受けながら生活のためにアルバイトをしていましたが、そのうちバイトの比重が多くなり、レッスンも休みがちに。夢を持って東京に来たのに、生活に追われいつしかその夢も忘れ、気づけばお金を稼ぐことに必死になっていた。私、なんのために東京にいるんだろう? なんのために生きてるんだろう?……すべてがわからなくなりました。

それでも働かなくちゃ生きていけない。夢は諦め、正社員の営業職に就くことに。早くお金を稼いで、古くてもいいから家を買い、ギャラリーカフェでもできたら、と思ったのです。しかし与えられたのは、電話帳の1ページ目の一番上から全部電話をかけて売り込みする、ザ・営業みたいな過酷な仕事で。ノルマが厳しく寝る時間もほとんどなく、人も信用できなくなり、心身ともに追い詰められていきました。それでも「3年はやらなきゃ」と必死にしがみついていた。意固地になっていたのかもしれません。

ある日体調を崩し、風邪かと病院に行ったら、医師は厳しい顔でこう言いました。「これは風邪じゃない。精神病になる一歩手前で、このまま仕事を続けていたら胃に穴が開いてしまいますよ」。うつ病という病名が今ほど一般的ではなかったけれど、つまり、私はうつ病になっていたんですね。ドクターストップがかかり、仕事は辞めざるをえなくなりました。

自信を失い、人間不信に陥り、生きる意味さえ見い出せなくなっていました。そんなとき、大学生だった妹がマレーシアのボルネオ島に行くエコツーリズムに誘ってくれた。ボルネオがどんなところなのかもまるで知らなかったのに、私は「行く!」と答えていました。出口の見えない暗闇の中、藁をもつかむ思いだったのです。

Photo=YUSUKE TAMURA (TRANSMEDIA)

貧しい島で出会った一人の少女 その無垢な言葉に絵筆を握る

ーー心に傷を抱えて訪れたボルネオ島。どんな時間を過ごしたのですか?

ジャングルの奥地に集落があり、村人の家にホームステイするというプログラムでした。その暮らしぶりは驚くことばかり。家はトタンを組み立てただけ。電気もガスもちゃんと通っていなくて、ドラム缶に雨水をためてお風呂がわりにその水を浴び、トイレは川の上でする……。原始的で不便すぎる生活は、荒んでいた私にとってストレスでしかありませんでした。ところが現地の人たちは大人も子どももみんな笑っていて、すごくフレンドリー。片言の英語で一生懸命話しかけてくれるのです。

でも、あのころの私はとにかく人が怖くて村人たちの輪の中に入って行けなかった。「こっちにおいでよ」と優しく声をかけられることすら煩わしいと感じて。頑なに心を閉ざしていた私に、しかし、ステイ先のおうちの女の子がいつも話しかけて来てくれました。7歳か8歳、小学校の低学年ぐらいだったと思いますが、貧しくて学校に通えてはいなかった。その子があるとき、こう話し始めたのです。

「私には夢があるの。学校の先生になりたい。でも、村も家も貧しいから叶わないかもしれない」

ハッとしました。日本人である私は、パスポート一つでいろんな国に行くことができ、夢だって頑張れば叶えることができる。なのに、自分のことばかり考え、人の優しさを拒み、投げやりになっていた。それがいかに傲慢なことか……。さらに、彼女はとびきりの笑顔でこう言ってくれました。

Photo=YUSUKE TAMURA (TRANSMEDIA)

「夢は叶わないとしても、あなたみたいにいろんな国の人が会いに来てくれることが、私にとって大切な宝物になっているの」

涙がとめどなく流れました。こんな私と会えたことを宝物と思ってくれる人がいる。そして考え始めました。自分のためではなく、この少女のために、この少女のように夢をかなえられない多くの人のために、一体私に何ができるのかーー。

私は再び夢を持ちました。幼いころから好きだった絵を描き、世界中に笑顔を広げていこう、と。

後編につづく。

後編はこちらから

【後編】夢は叶うと信じ、描き続けた日々 今、笑顔が波のように世界へ広がる

ーーBackstage from “ethica”ーー

海岸で初めてお会いしたRIEさんは、波間のきらめきにも負けないほどキラキラと輝く笑顔が印象的。しかし、20歳前後のころに話が及ぶと、苦しかった当時を思い出し声を詰まらせました。人によって傷ついた心は、しかし、人との出会いによって癒され、再生していくーー。そんなRIEさんの経験は、今を生きる多くの女性たちに希望を与えてくれるはずです。

 

世界中に笑顔を広げるアーティストRIE

1982年大阪府堺市生まれ。(現在、湘南在住)2002年京都嵯峨芸術短期大学陶芸学科卒業。2005年にボルネオ島のある村で、貧しくても感謝を忘れない一人の少女の笑顔と出会い、大切なのは「心の豊かさ」だと気づく。 それ以来、「人の心の豊かさ、温かさを世界中に広げたい」という願いを込めて絵を描き続けている。2009年日本テレビ『おしゃれイズム』スタジオアート作品提供。2011年宮城県南三陸町を訪問。震災復興支援の絵を贈呈。2012年ANA創立60周年機体デザインコンテスト大賞を受賞。2015年『世界で一番たいせつなあなたへ~マザー・テレサからの贈り物~』2016年『あなたのままで輝いて~マザー・テレサが教えてくれたこと~』2017年『ほんとうの自分になるために~マザー・テレサに導かれて~』(いずれもPHP研究所)を出版。その他、書籍の出版、個展等幅広いジャンルで活躍している。

公式HP: http://www.mongara-art.com

記者:中津海 麻子

慶応義塾大学法学部政治学科卒。朝日新聞契約ライター、編集プロダクションなどを経てフリーランスに。人物インタビュー、食、ワイン、日本酒、本、音楽、アンチエイジングなどの取材記事を、新聞、雑誌、ウェブマガジンに寄稿。主な媒体は、朝日新聞、朝日新聞デジタル&w、週刊朝日、AERAムック、ワイン王国、JALカード会員誌AGORA、「ethica(エシカ)~私によくて、世界にイイ。~ 」など。大のワンコ好き。

提供:サラヤ株式会社

http://www.saraya.com

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

中津海 麻子

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
TBS秋沢淳子さん鼎談(第5話)仕事とプライベートの両立
独自記事 【 2022/6/27 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第6話)グローバルとインターナショナルの違い
独自記事 【 2022/7/4 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第2話)Intercultural Programsで異文化体験留学
独自記事 【 2022/6/6 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
冨永愛 ジョイセフと歩むアフリカ支援 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/12 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
戦後の日本で衛生環境を改善したサラヤが、何故?アフリカの女性支援活動を始めたのか。安田知加さんに伺いました 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/14 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.7 宇賀なつみ (終章)『Returning to TOKYO 〜サステナブルなフライト〜』
独自記事 【 2024/4/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.6 宇賀なつみ (第5章)ゴールデン・ゲート・ブリッジ
独自記事 【 2024/3/27 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.5 宇賀なつみ (第4章)サンフランシスコ近代美術館
独自記事 【 2024/3/20 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 本特集では、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブ...
【ethica Traveler】連載企画Vol.4 宇賀なつみ (第3章)アリス・ウォータースの哲学
独自記事 【 2024/2/28 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【ethica Traveler】連載企画Vol.3 宇賀なつみ (第2章)W サンフランシスコ ホテル
独自記事 【 2024/2/14 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.2 宇賀なつみ (第1章)サンフランシスコ国際空港
独自記事 【 2024/1/31 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【Earth Day】フランス商工会議所で開催するイベントにてethica編集部が基調講演
イベント 【 2023/4/3 】 Work & Study
来たる4月22日は「アースデイ(地球の日)」地球環境を守る意思を込めた国際的な記念日です。1970年にアメリカで誕生したこの記念日は、当時アメリカ上院議員だったD・ネルソンの「環境の日が必要だ」という発言に呼応し、ひとりの学生が『地球の日』を作ろうと呼びかけたことがきっかけでした。代表や規則のないアースデイでは、国籍や...
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(序章)と(第1章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/17 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開しています。今回は、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える」の序章と第1章についてのあらすじと見どころをお届け!(記者:エシカちゃん)
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(第2章)と(第3章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/24 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開中。さまざまなメディアから少しずつ情報を得、それをパズルのように組み合わせてひとつのストーリーを見出す、新しいメディア体験です。 今回は、前回に引き続き、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビュ...
テーマは、ナチュラルモダン『自立した女性』に向けたインナーウェア デザイナー石山麻子さん
独自記事 【 2022/9/19 】 Fashion
株式会社ワコールが展開する、人にも自然にもやさしいを目指すインナーウェアライン「ナチュレクチュール」。オーガニックコットン100%のラインアップが注目を集め、肌あたりやシルエットの美しさが話題になっています。その期待に応える形で、今年9月に新作グループも加わりました。やさしさを突き詰めた製品は、どのような想いや経緯から...
幸せや喜びを感じながら生きること 国木田彩良
独自記事 【 2021/11/22 】 Fashion
ファッションの世界では「サステナブル」「エシカル」が重要なキーワードとして語られるようになった。とはいえ、その前提として、身にまとうものは優しい着心地にこだわりたい。ヨーロッパと日本にルーツを持ち、モデルとして活躍する国木田彩良さんに「やさしい世界を、身に着ける。」をテーマにお話を聞いた。
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【Prologue】
独自記事 【 2021/3/1 】 Health & Beauty
20年以上、トップモデルとして活躍。究極の美の世界で生きてきた冨永愛さん。ランウェイを歩くその一瞬のために、美を磨き続けてきた。それは、外見だけではない。生き方、生き様をも投影する内側からの輝きがなければ、人々を魅了することはできない。「美しい人」冨永愛さんが語る、「“私(美容・健康)に良くて、世界(環境・社会)にイイ...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter1-1】
独自記事 【 2021/3/29 】 Health & Beauty
ファッションデザイナーが描く世界を表現するモデルは、まさに時代を映し出す美の象徴だ。冨永愛さんは移り変わりの激しいファッション界で、20年以上にわたり唯一無二の存在感を放ち続ける。年齢とともに磨きがかかる美しさの理由、それは、日々のたゆまぬ努力。  美しいひとが語る「モデル」とは?
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
【Earth Day】今年も地球環境について考えよう!「在日米国商工会議所」と「在日フランス商工会議所」が主催するethicaコラボイベントのご案内
イベント 【 2024/4/15 】 Work & Study
地球環境について考え連帯する国際的な記念日、アースデイが今年も近づいてまいりました! 私たちethicaは、2022年、2023年とアースデイイベントに基調講演を行い、3度目となった今年もメディアパートナーを務めます。2023年のアースデイを振り返りつつ、まもなく開催のイベント『Earth Day 2024: Movi...

次の記事

「第四話」2014年 – パルム・ドールにも倫理の波 【カンヌ国際映画祭】 ショパールの輝かしいパートナーシップを通じた20年におよぶ映画界へのオマージュ
「夢は叶うと信じ、描き続けた日々 今、笑顔が波のように世界へ広がる」 世界に笑顔を広げるアーティストRIEさん【後編】

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます