「グリーンバーガー」を通じてSDGsを推進する!
「グリーンバーガー」の特徴は「原材料に動物性食材と五葷(ごくん)を使っていないこと」。五葷とは、仏教などで食べることを禁じられている臭いの強い5種の野菜(ねぎ、らっきょう、にら、にんにく、玉ねぎ)です。
玉ねぎは、パティ(ハンバーガーの肉)の甘みを出すために必要不可欠なものなので、その代わりをどうしたらいいのか、開発にはとても苦労があったそうですが、玉ねぎの甘みや食感は、キャベツを加えることで解決。そして、肉の旨みをしいたけエキス、肉のほぐれ感をこんにゃくで表現しています。
また、緑色が印象的なバンズは、豆乳クリームをバター状にして加えているので、しっとりとした食感。ほうれん草ピューレーを練りこむことで、ほんのりとした野菜の甘味が感じられるようになっています。
またにんじんやゴボウで食感を出したトマトのソースは、数種類のハーブと、隠し味に甘酒のコクを加えることで、奥行きのある味わいに。
食材を健康的なものにするだけではなく、おいしさも追求しているということで、食欲がそそられますね!
さらにモスバーガーでは、SDGsへも取組みを進めていて、今回「グリーンバーガー」を導入することで、17の目標のうち「3 すべての人に健康と福祉を」「12 つくる責任 つかう責任」の2つの目標を通じて社会課題の解決に取組み、そのことを海外に向けて発信することも目指すのだそうです。
「フードロス大国」と呼ばれてしまっている日本の現状が、少しでも改善するよう、モスバーガーのSDGsに対する取組みに、これからも注目していきたいと思います。