映画『愛の渦』で大胆な演技を披露した門脇麦さんと、本作品で映画初主演を果たし、モデルとして活躍する道端ジェシカさんの豪華ダブル主演で贈る日本初の体感型ヨガ・ムービーの完成披露試写会が10月9日にスペースFS汐留でおこなわれました。この作品でゲイ役のムードメーカーを演じる村上淳さんも会場に駆つけ、ユーモア溢れるトークに会場は多いに盛り上がりました。
個性も境遇も全く違う二人の挫折、そして成長
本作品は、都会を夢みて青森から上京してきた本沢海空(門脇麦)21歳と、トップモデル兼ヨガインストラクターとして活躍するKUMI(道端ジェシカ)の個性も境遇も全く違う二人が挫折を味わいながらも、ヨガを通して自らの居場所を見つけ、時にぶつかり合いながら成長していく姿を描いたハートウォーミングドラマとなっている。
−初の映画初出演おめでとうございます。
道端さん:以前から映画に興味があったので、挑戦してみたいと思っていたのですけど、レッスンすら受けた事がない私がW主演なんて、そんな大役任せられて、不安もあったんですけど、監督に「大丈夫だから、出来るから」と言われて、監督についていく感じでしたね。
−簡単にヨガのポーズは出来ないんじゃないですか?
門脇さん:私はクラシックバレーをやっていたので、柔軟性に関して特に難しかったところはなく、私にとってヨガは近いものでした。
−青森弁は難しかったんじゃないですか?
門脇さん:そうですね。一ヶ月位、先生にマンツーマンで教えて頂いたり、CDを聴いたり、難しかったです津軽弁。本当に…
永田監督:思った通り、バッチリという感じで、いつもその調子!という感じでしたね、本当に二人とも可愛かったです。
−村上さんは、”芸”歴が長いのにも関わらず、”ゲイ”役は初・・・?
村上さん:ずっと挑戦してみたかった役なんですけど、これがまた難しいですね。どうアプローチしてよいか分からなくって… 監督のお知り合いでゲイの方がいらっしゃって、紹介頂いた方をベースに役を演じました。オカマにならずにというのが難しい。
−今回の現場は朝ヨガをいつもやっていたと聞きました。
永田監督:私自身がヨガをやっていて、撮影現場って、とても過酷で…なので一番撮影に必要なものはヨガと私は思っているんです…今回はヨガの映画なので、私が無理繰り朝ヨガを企てました。
村上さん:朝ヨガは皆の心が一つになって良かったですよ。
−監督からこの映画にこめたメッセージをお願いします。
永田監督:人間って100%で生きていないじゃないですか。皆に長所とか欠点とか…そんな自分の欠点も愛せる。という映画に仕上がっていればいいなと思います。
映画『シャンティデイズ 365日、幸せな呼吸』
10月25日(土)よりシネマート新宿他全国ロードショー
■公式サイトはこちら:http://shantidays365.com
ーーBackstage from “ethica”ーー
5年程ヨガを続けている永田琴監督にとって、ヨガはスポーツという側面以外にも、気持ちの整理を手伝ってくれるツールでもあるという。この映画を通して、「挫折からの成長プロセス」、「気持ちを整理する力」、「前向きに生きる素晴らしさ」を自分なりに考えてみる機会を映画館でつくってみるのはいかがでしょうか?
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp