2023年の記録的な猛暑に、地球温暖化を肌で感じた人も多いだろう。こうした気候変動を食い止めるために、今、社会は脱炭素への取り組みを強化している。その中で次世代エネルギーとして世界から注目を集めているのが「水素」だ。とはいえまだ「水素ってどんなもの?」という問いを持っている人も多い。2024年2月に開催された「サステナブル・ブランド国際会議2024東京・丸の内」のトークセッションに、日本における水素技術のリーディングカンパニーである川崎重工業(以下、川崎重工)の森中絵美さんと、コーヒー豆の水素焙煎に取り組むUCCジャパン(以下、UCC)の 中村知弘さんが登壇。「水素をつかう」をテーマに企業の水素活用について語り合った。そしてセッション終了後、改めて二人による対談を実施。「水素とその活用について」さらにじっくりと話を聞いた。(記者:笠井 美春)
