ーーBackstage from “ethica”ーー
今年に入って、国内の百貨店などの売り場で、エシカルをテーマとした企画棚や祭事が増えてきました。エシカルファッションに限らず、食品、伝統工芸品、産地支援品など、私たちのライフスタイル全般に関わる製品に対して、広がりをみせた事が新しい流れとなっています。
こういった傾向は、成熟化した社会環境の中で「自分の消費行動が地球環境や社会貢献にどう繋がるのかを思いやる」「商品やモノ作りの背景のストーリーにも思いを馳せる」といった、消費者の新たな価値観が国内で増えてきた事に関係しています。
一方、生産者と消費者のサスティナブルな関係という視点で、捉まえると、商品としてのクオリティーが最も大事な付加価値のポイントである事は、エシカルな商品においても変わりはありません。また日本のライフスタイルに馴染むスタイルである事も求められます。
今後は、一過性のブームやストーリー先行型の商品ではなく、先ずはモノとしての魅力、そして更にはストーリーとしての付加価値を求めてくる消費者が増々増えてくるのではないでしょうか。
その点では、今回のエシカルキャンペーンに限らず、渋谷ヒカリエShinQsの商品に対するセレクションの充実ぶりや信頼感は、目を見張るものがあります。筆者は2012年4月のプレオープニングの際に機会を頂きフロワーの上から下まで興味深く見学をしました。その際に、ここまで徹底したライフスタイル提案型の商業施設がついに誕生したのかと。強い衝撃を受けました。個人的に最も感心したのがフード関連でした… 次回につづく(ethica編集長:大谷賢太郎)