好きを仕事にした女性たち 松丸佳穂さん・今尾礼子さん【ethica woman】
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
14,520 view
好きを仕事にした女性たち    松丸佳穂さん・今尾礼子さん【ethica woman】

左:今尾礼子さん、右:松丸佳穂さん

【ethica Woman】は、働く女性がキャリアを積む過程で考えてきたこと、仕事をする上で知ってほしいことを、様々な女性に聞いて紹介するシリーズです。

 

第3回目は、「子どもの教育が世界を変える」という信念の元、サンフランシスコで創業した国際NGO「ルーム・トゥ・リード」の日本法人で働く二人の女性、事務局長の松丸佳穂さんと今尾礼子さんのお二人に、お話を伺いました。

すべては素晴らしい出会いと「楽しさ」からはじまった

—-お二人ともルーム・トゥ・リードの専任職員になる前に、企業にいながらボランティアをされていますね。

松丸佳穂さん:「出版社勤務の時に知人に誘われて、南アフリカ大使館で開催されていたパーティに参加したことが、ルーム・トゥ・リードとの出会いのきっかけです。創始者であるジョン・ウッドのプレゼンテーションも聞いたのですが、何よりもそのパーティが衝撃的でした。パーティはすべてボランティアで運営されていて、ワインなどもすべて提供によるもの。ラッフルチケットが1万円で売られていたり、クレジットカードで30万円程の寄付をする人がいたり。見るものすべてが新しかったんです。そこから3年ほど、企業勤めの傍ら、広報の共同リーダーとしてルーム・トゥ・リードの活動に参加しはじめ、2010年に日本法人の事務局代表として、日本事務所の立ち上げを行いました。」

今尾礼子さん:「私は2007年の末に創業者であるジョン・ウッドの本を読んだ事がボランティアに応募をするきっかけでした。当時、私は一年間のフランスでのMBA留学を終え、ちょうど戦略コンサルティング部門へ異動したばかりで、出張も多く多忙な時期でした。フランスでの留学で『自分にはいろんなことをやる可能性が広がっているんだ』という気持ちになっていたこともあり、違うことをやる時間を持たないと、と思ったのです。その“何かしたい思い”がルーム・トゥ・リードでのボランティアと繋がりました。このボランティアでの新しい出会いと経験がとにかく楽しかったのです。多忙な中でも、楽しいことには時間が作れるんですね。仕事から帰ってきてからや週末に、ボランティアの活動をしていました。ルーム・トゥ・リードが行っている美をテーマにしたチャリティ・イベント”サロン・ド・ボーテ“という企画があるのですが、その2回目の企画を担当しました。ちょうどその頃、ミス・ユニバース・ジャパンの公式栄養コンサルタントであるエリカ・アンギャルさんが本を出版されていて、エリカさんを招く企画を立てたのです。エリカさんにお願いできるツテがあったわけではないのですが、ルーム・トゥ・リードのボランティアが持つネットワークできっとつながれるだろうと思いました。実際、エリカさんにお願いすることができ、企業パートナーも見つかって、開催できたのですが、そのイベントのボランティアが本当に楽しかったんです。」

 

 −−− 企業を退社し、専任職員になるほどに心が動かされたきっかけはなんでしょうか。

 松丸さん:「ルーム・トゥ・リードでボランティアをして3年程たち、日本事務所の立ち上げのための専任職員の公募が始まりました。でも立ち上げが大変なのは今までの仕事でも身にしみてわかっているし、外資系の会社でも働いたことがなく、応募はせずにいました。そうすると、公募の最終日に、CEOであるエリン・ガンジュからメールをもらったのです。そこには、『お金の面では満足のいくものは提供できないかもしれないけれども、でも私はここに来たことを全く後悔していないし、あなたにも後悔はさせないわ』ということが書いてありました。そのメールの内容に突き動かされて、慌ててレジュメを書きました。思えば、ずっと迷っていたのだと思います。でもメールを見た後は、すぐ決めましたね。」

今尾さん:「私も3年程ボランティアを経験してから専任スタッフになっています。コンサルタントとして忙しく働いていた時は、『100%の力が出せているのか』という疑問や常識に常に苛まれていましたね。自分は本当に仕事に熱中できているのかと常に考えていました。ルーム・トゥ・リードでのボランティア経験が“好きな事を探す期間”になっていたのだと思います。その頃には、自分が“キャリアを積む事”や“お金を稼ぐ”ことにモチベーションを感じるのではなく、“自分が楽しみながらすることが誰かの役に立つということに感動する人”なんだということが分かっていました。そんな頃、公募があり、チャンスだ!と思って応募しました。」

仕事とプライベートが交じり合うように

−−− 実際、専任職員になられてどうでしたか?

松丸さん:「半年くらいは本当に大変でしたね。オフィスもなく、文化も違う。また日本での専任職員が初めてだったので、あらゆる人からいろんなオーダーが来ました。最初は誰に何をお願いしたらいいのかも分からない状態で、すべて一人でやらなくてはと気負いもありましたね。そんなとき、知り合いのコンサルタントに相談したんです。相談する中で、何が優先順位なのか、誰に何を頼めばいいのかがクリアになりました。それからはだいぶ楽になりましたね。特にルーム・トゥ・リードは、CEOであるジョン・ウッドとエリン・ガンジュの二人のリーダーが常に成長し続けていて、ビジョンが明確であり、ストラテジックでいつも刺激になっています。同じ事を続けるのは性格にあわず、常に新しいことや面白い事を考えている私にとって、すごくあっている組織だと思います。実際、NPO業界という意識は今もあまり持っていなくて、会社と同じように運営しています。」

今尾さん:「常にボランティアの人と一緒に活動しているので、感覚としては専任になってもあまり変わっていません。ただ、自分の時間や生活スタイルが自分で選べるようになったのがうれしいですね。今までは仕事とプライベートをどう分けるかを常に考えていましたが、専任になってからは仕事とプライベートが交じり合うようになったというか、分ける必要がなくなりました。」

「楽しく」「意味があること」を大切に

——— 今の仕事で大切にしていることは何ですか。

松丸さん:「アメリカは寄付のマーケットがすごく大きいですが、日本はまだマーケットを作っていく段階にあります。“寄付をする”という行為をいかに自分にとって“楽しく”“意味があること”にするかを大切にしていますね。例えば、ここ4年程実施している『Beers for Books』というイベントがあるのですが、これは各レストランにご協力頂いて、一杯飲んだら100円(本一冊)が寄付されるイベントです。参加者は+αを支払わずに、社会貢献ができるのです。東京のボランティアスタッフのアイデアで開催されたのですが、今では世界中に広がり、1700万円以上、つまり17万冊が支援されています。また、2008年より実施されている「サロン・ド・ボーテ」は、まじめな勉強会ではなく、楽しみながら社会貢献しようと考えられた美をテーマにしたイベントです。これは女性限定なのですが、いらっしゃる人の満足度が高く、企画の面白さで来てくれています。ボランティアリーダーの方の好きなものを尊重しつつ、参加者が「楽しめる」イベント作りが大切だと考えていて、ヨガや金融など様々なテーマでファンドレイジングイベントを開催しています。」

目の前のことを一生懸命やる中に、出会いや宝物が転がっている

—- 働き方について考える女性たちになにか一言ありますか。

松丸さん:「私自身、5年前にこんな人生があるなんて思ってもいませんでした。ただ一つ言えるのは、今までやった編集や広報、秘書の仕事の何一つ無駄ではなく、役に立っているということです。キャリアは、人との出会いで変わっていくし、目の前のことを一生懸命やることで、また出会いがあり、宝物が転がっているんだと思います。やりたい事がある人は一握りで、やりたいことがないことはいけないことではありません。先を見て不安になるのではなく、まずは行動を起こす事。興味があり、自分が心地いい方向に向かっていく事で、見えてくる事もあると思います。夢を見て、それを人に伝えてみたり、発信することも大事ですよね。それが形になっていくと思います。」

今尾さん:「企業からNPOに転職したことで、どうしたらNPOに転職できるのか?という質問や、20代〜30代の方から「このままでいいのでしょうか」という悩みを相談されることがあります。自分自身の経験から思うのは、自然な流れの中で楽しめていた事が仕事になった、ということです。まずは、自分の時間の一部を好きな事に割り当てていく、心ひかれるものやセミナーに行ってみる。そうすることで、焦らなくても自分にあっている場所にたどり着くことができるのではないでしょうか。」

 −−−インタビュー中ずっと感じていたのが、お二人がお仕事や自分自身のことについて本当に楽しそうに、目をキラキラさせながらお話されているということでした。本当に仕事が楽しいんだなあというのが、その姿からにじみ出る程に伝わって来たのです。仕事を楽しくできる、というのは本当に強いなあと実感しました。貴重なお時間ありがとうございました。

<松丸佳穂さんご経歴>

早稲田大学第一文学部を卒業後、リクルート入社。広報、結婚情報誌の編集・企画、世界文化社・社長室を経て、現職。父親の仕事の関係で、ルーマニア、ロシア、イギリスで育ったことから、読書や教育の重要性を身をもって体験している。2007年、サポーターで組織された東京チャプターたちあげ時より広報の共同リーダー(ボランティア)として活躍。2010年1月にルーム・トゥ・リード初の日本人職員として採用され、日本事務所を立ち上げる。

<今尾礼子さんのご経歴>

早稲田大学教育学部を卒業後、日本IBM入社。金融サービス事業、ソフトウェア事業を経て、戦略コンサルティング部門へ。主として業務改善やグローバルビジネスの戦略策定などのプロジェクトに参画。2007年末からサポーターとして、ルーム・トゥ・リードのはじめての日本語Webサイト構築に参加した後、チャリティ・イベントの企画・運営等を行う。2011年6月より現職。

ルーム・トゥ・リード

開発途上国の何百万という子どもの人生を、読み書きの習得と男女平等の教育機会から変えていく国際的な組織。2000年の創設以来、これまでに780万人以上の子どもたちを支援している。http://japan.roomtoread.org/

 

ルーム・トゥ・リードについてもっと知りたい方にオススメ!

ルーム・トゥ・リード勉強会 〜Meet the Supporter〜

2013年11月12日(火) 19:00〜21:00

JICAちきゅう広場202ABセミナールーム

(住所 〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5)

http://roomtoreadjapan.org/2013/11/12

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)〜
http://www.ethica.jp

Harumi Miyazaki

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
TBS秋沢淳子さん鼎談(第5話)仕事とプライベートの両立
独自記事 【 2022/6/27 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第6話)グローバルとインターナショナルの違い
独自記事 【 2022/7/4 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第2話)Intercultural Programsで異文化体験留学
独自記事 【 2022/6/6 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
冨永愛 ジョイセフと歩むアフリカ支援 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/12 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
戦後の日本で衛生環境を改善したサラヤが、何故?アフリカの女性支援活動を始めたのか。安田知加さんに伺いました 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/14 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.7 宇賀なつみ (終章)『Returning to TOKYO 〜サステナブルなフライト〜』
独自記事 【 2024/4/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.6 宇賀なつみ (第5章)ゴールデン・ゲート・ブリッジ
独自記事 【 2024/3/27 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.5 宇賀なつみ (第4章)サンフランシスコ近代美術館
独自記事 【 2024/3/20 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 本特集では、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブ...
【ethica Traveler】連載企画Vol.4 宇賀なつみ (第3章)アリス・ウォータースの哲学
独自記事 【 2024/2/28 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【ethica Traveler】連載企画Vol.3 宇賀なつみ (第2章)W サンフランシスコ ホテル
独自記事 【 2024/2/14 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.2 宇賀なつみ (第1章)サンフランシスコ国際空港
独自記事 【 2024/1/31 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【Earth Day】フランス商工会議所で開催するイベントにてethica編集部が基調講演
イベント 【 2023/4/3 】 Work & Study
来たる4月22日は「アースデイ(地球の日)」地球環境を守る意思を込めた国際的な記念日です。1970年にアメリカで誕生したこの記念日は、当時アメリカ上院議員だったD・ネルソンの「環境の日が必要だ」という発言に呼応し、ひとりの学生が『地球の日』を作ろうと呼びかけたことがきっかけでした。代表や規則のないアースデイでは、国籍や...
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(序章)と(第1章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/17 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開しています。今回は、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える」の序章と第1章についてのあらすじと見どころをお届け!(記者:エシカちゃん)
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(第2章)と(第3章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/24 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開中。さまざまなメディアから少しずつ情報を得、それをパズルのように組み合わせてひとつのストーリーを見出す、新しいメディア体験です。 今回は、前回に引き続き、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビュ...
テーマは、ナチュラルモダン『自立した女性』に向けたインナーウェア デザイナー石山麻子さん
独自記事 【 2022/9/19 】 Fashion
株式会社ワコールが展開する、人にも自然にもやさしいを目指すインナーウェアライン「ナチュレクチュール」。オーガニックコットン100%のラインアップが注目を集め、肌あたりやシルエットの美しさが話題になっています。その期待に応える形で、今年9月に新作グループも加わりました。やさしさを突き詰めた製品は、どのような想いや経緯から...
幸せや喜びを感じながら生きること 国木田彩良
独自記事 【 2021/11/22 】 Fashion
ファッションの世界では「サステナブル」「エシカル」が重要なキーワードとして語られるようになった。とはいえ、その前提として、身にまとうものは優しい着心地にこだわりたい。ヨーロッパと日本にルーツを持ち、モデルとして活躍する国木田彩良さんに「やさしい世界を、身に着ける。」をテーマにお話を聞いた。
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【Prologue】
独自記事 【 2021/3/1 】 Health & Beauty
20年以上、トップモデルとして活躍。究極の美の世界で生きてきた冨永愛さん。ランウェイを歩くその一瞬のために、美を磨き続けてきた。それは、外見だけではない。生き方、生き様をも投影する内側からの輝きがなければ、人々を魅了することはできない。「美しい人」冨永愛さんが語る、「“私(美容・健康)に良くて、世界(環境・社会)にイイ...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter1-1】
独自記事 【 2021/3/29 】 Health & Beauty
ファッションデザイナーが描く世界を表現するモデルは、まさに時代を映し出す美の象徴だ。冨永愛さんは移り変わりの激しいファッション界で、20年以上にわたり唯一無二の存在感を放ち続ける。年齢とともに磨きがかかる美しさの理由、それは、日々のたゆまぬ努力。  美しいひとが語る「モデル」とは?
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
【Earth Day】今年も地球環境について考えよう!「在日米国商工会議所」と「在日フランス商工会議所」が主催するethicaコラボイベントのご案内
イベント 【 2024/4/15 】 Work & Study
地球環境について考え連帯する国際的な記念日、アースデイが今年も近づいてまいりました! 私たちethicaは、2022年、2023年とアースデイイベントに基調講演を行い、3度目となった今年もメディアパートナーを務めます。2023年のアースデイを振り返りつつ、まもなく開催のイベント『Earth Day 2024: Movi...

次の記事

遅咲きだって良いじゃない! アラサー以降に夢を実現させた人たち
エシカルは未来の贅沢 Vol.4 ファッション・ジャーナリスト 生駒芳子さん 「mame」2014春夏コレクション

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます