今、女性たちの間で日本の代表的な古典芸能であり、粋なカルチャーである「落語」がブームになっています。その人気を支えているのが、生き方も見た目も“男前”な若き落語家たち。彼らが出演する落語会では、終演後に高座を終えたばかりの汗だくの着物姿でお客さんを「お見送り」したり、出口で握手、撮影、サインなどのファンサービスに応じたり、また、追っかけのファンはプレゼントを抱えて「出待ち」したりなどと、アイドルのコンサートさながらの光景も珍しくないのだそうです。
5月24日(火)に朝日新聞出版から発売された『アエラスタイルマガジン』2016年夏号(vol.31)には、そんな男前な落語家の中でも特に人気の高い春風亭一之輔さん、柳亭市弥さん、春風亭昇々さん、林家木りんさんの4人が登場、落語を取り巻く新しいムーブメントに対する「本音」を語っているほか、働く男たちの装いを指南する同誌がコーディネートした、スーツスタイルに身を包んだ一之輔さん、市弥さんの凛々しいポートレート「落語家、男前スーツを着る」も掲載されています。いつもの着物姿とは一味も二味も違う、お二人のスーツ姿は必見です。
エシカは日本の伝統芸能・伝統文化につねに注目しています。若い人たちが関心を持ち、大いに盛り上がっていくといいですね。
なお、近日中に柳亭市弥さんのインタビュー記事を掲載する予定です。市弥さんは玉川大学を卒業後、広告代理店を経て落語界に飛び込んだという異色の存在。どんなお話が聞けるか、乞うご期待です。
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