北欧からethica的な贈り物 エシカが贈るXmas2013 VOL.2
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北欧からethica的な贈り物

北欧の旅

北欧といえば、夏は断崖絶壁で複雑に入り込んだ地形のフィヨルド、冬は凍てつく空に舞う大カーテン、オーロラなどの圧倒的な大自然、それにシンプル・デザインと機能性に富んだ家具や雑貨、大自然が生みだす素敵なモノが数多い事でもよく知られていますね。 でも実は、素敵なのは”モノ”ばかりではないんです、” ヒト” だってそう。 北欧の人々はイオンたっぷりの森のように、ヒトに安らぎを与えるやさしい心の持ち主が多いんです。 私がこの夏、ノルウェーの旅の途中で出会ったピュアーハートのヴェンケおばちゃんと、彼女の「私に良くて、世界にイイ。」贈り物”を紹介します。

家なき子

宿の予約もなしに、お天気と相談しながらその日のスケジュールを決めていた私たち。 大自然をエンジョイし過ぎ、暗くなるのも気づかずあわてて辺りを見回したら、なんにもない。。。小さな村でコンビニみたいなスーパーは既に閉まっているし、ホテルやキャンプ場のマークをさがしても、見渡す限りどこにもない。 どうしよう、”家なき子”になっちゃった! やっとのこと民家の立ち並ぶ集落を発見して、<道を訪ねよう>ということに。 幸いにも近所のおばちゃん達が立ち話をしている場に遭遇し、<あの~、この辺りで宿をさがしているのですが。。。>と声をかけてみました。 一番背の高いおばちゃんが、あら? キャンプ? この辺りにはないもないし、よかったら、我が家の庭でどうぞ、と。 なんとまぁ。 開口一番のこのお返事。

え?いいんですか?

あまりの親切さに驚いて、話をきいてみたら、実はこのおばちゃん、もと小学校の先生のヴェンケさん。趣味はボランティアと慈善旅行。今はこの趣味がこうじて、年に何度かインド、ネパールなどの貧しい国を訪ね、小さな民族がつくる工芸品を買い、それを北欧にもってきては売り、貧しい人達の生活を支える資金をつくるプロジェクト・ビジネスを営んでいるんです。 家の横にある小さな離れには、そんな工芸品が所せましと並んでいました。 手作りのイヤリング、靴下、手編みの籠を手に取り、これを作った少女の話をしてくれます。 しばらくすると、お腹も空いたし、我が家で夕飯一緒に召し上がれ、トイレもどうぞ、なんなら、今晩はゆっくり家のベットで寝ていきなさい! え?いいんですか? 見渡すと、木のぬくもりたっぷりなお部屋には家族代々受け継ぐ家具やゆりかご、かわいいキャンドルや絵本がたくさん。北欧のやさしいヒトとモノに包み込まれた私たち。 隣の畑で取れたほくほくのジャガイモ、川でとれたサーモンのロースト、手作りのケーキ、大自然200%の食事と共に、ヴェンケおばちゃんのボランティア&買い付けの旅の話がはずみます。

この子に届けてあげて

ただで泊まらせてもらうのは申し訳ないので、お金を払いますと申し出たら、”この子に届けてあげて”と、インドの少女の作った、カードやイヤリングを指さすヴェンケおばちゃん。 手触りのよいパシュミナストールやマフラー。 モコモコの手編みの靴下。お買いものが楽しくなりそうなカラフルな網籠、ネパールの手作りカード、蝶やドリームキャッチャーのイヤリング。 色とりどりの天使のキャンドル。毛糸でできたフクロウやネズミのぬいぐるみ。 ノルウェーのトナカイがモチーフのマグネット、意地悪っ子が好きそうな愉快なゲジゲジ毛虫の玉手箱。かわいいモノだらけではありませんか! そうだ、お土産だけじゃ、もったいない、 今年の家族へのクリスマスプレゼントにしよう!

ヨーロッパのクリスマス

ヨーロッパのクリスマスシーズンは11月の下旬から始まります。 午後3時頃には日が沈み、真っ暗くなってしまうヨーロッパ。 そんな中で大きな通りはイルミネーションやオーナメントが取り付けられ、クリスマスマーケット用のテントが立ち始めると、みんなそわそわ、わくわく。 今年のクリスマス、家族に何をプレゼントしよう?と、楽しみながら? いやいや、真剣に悩んでクリスマスプレゼントを選びます。年に一度、離れて暮らしていてもこの日だけは故郷に戻り、共にディナーを味わい、ツリーの下に置かれたプレゼントを一つ一つ交換する。 ヨーロッパの伝統的クリスマスの風景です。 私の今年の悩みは既に解消。北欧旅行の素敵な思い出とやさしい気持ちをいっぱい詰め込んだ”エシカ的な贈り物” をたくさん買い込んだのですから。

届けてみませんか?

クリスマスももうすぐです。 家族というより、恋人と過ごすことが多い日本のクリスマス、豪華なブランドのプレゼントもいいけれど、たくさんのLOVEを詰め込んだ、 ”北欧からのETHICA的贈り物”、大切なヒトに届けてみませんか?

 

 

 

「私に良くて、世界にイイ。」– この素敵なethicaのコンセプトと北欧で学んだやさしさ。 小さな贈り物と一緒にあなたに届きますように。

Thank you for writing about my shop.
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 My profile, mon profil

I am a Japanese personal chef and vegetable expert  living in Paris. Born in Japan but, studied in USA, Canada and Mexico, then working in Tokyo and Europe.   My cooking and wine-sake knowledge have been developed with my international background.

I graduated from Japanese Traditional Cuisine  (Kaiseki) in Tokyo and from Le Cordon Blue in Paris, then, was working in the kitchen in restaurants and Ministry of Foreign Affairs.     Being as a personal chef, I have passion for BEAUTIFUL food with seasonal local products and the concept of ‘marriage’ with wine & japanese food, sake & french food.  Also,  I am interested in ‘food education’ for family and kids and ‘gluten free, bio,& multi-nutritious food’ for people  suffered from allergies.    In my cooking workshop,  I teach light and healthy french cuisine mixed with my japanese original idea, and beautiful japanese cuisine  with full of seasonal colour, excellent sources of nutritions and multi-vitamins.    But the most importantly, my objective is to make my guests have’ BIG SMILE’ &  ‘GOOD FEELING’.

パリ在住の料理研究家・野菜ジュニアソムリエ・フードアナリスト登録。パリでお料理教室Mayu’s Kitchen開催中。高校からカナダ、メキシコに渡り国際経済、ビジネスを卒業。その後、北米、東京、欧州で国際企業に勤務。海外生活中よくゲストを招き大好きなお料理でおもてなしを楽しむ。東京では近茶流・柳原料理教室で伝統の日本料理、懐石の基礎を学び、フランス、パリ・コルドンブルー本校卒業後は仏外務省のキッチンへ。世界の名立たるワインと日本酒の知識を得、フレンチ、和食、和モダン料理とのマリアージュをテーマに世界のセレブ達の食事、パーティーのおもてなし料理を作る出張料理人。

お料理教室では、旬のBIO野菜を使っておしゃれな家庭料理や保存が効くお惣菜、バター少なめの軽いフレンチ、健康的な和モダンフード、そして、アレルギーで大変な子供やママ達のため代用食材でお料理を提供。世界各国から生徒が集まるため、英語、フランス語、日本語、スペイン語でのお料理教室を開催中。外国人生徒にはパリ郊外のオーガニック畑から届けられる新鮮な日本野菜でママンの和食も大人気。京都・月桂冠酒造のフランス特派員として、SAKE・ 日本酒愛好家には酒と和モダンおつまみとのマリアージュを提案。巻き寿司、手毬、カワイイBENTO風なお料理のカルチャークラスは地元小中学校の子供達たちにも大人気。フランステレビ局<TV5MONDE Asia- Pacific>、WEB マガジン<ETHICA – 「私によくて、世界にイイ。」>などにパリ日記・おいしい食べ歩き・レシピ提供しフレンチと和食・和モダンフードで世界をつなげて、皆HAPPYに心がける毎日。

Mayu Okada

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