学研ホールディングスのグループ会社、学研プラスは、日本初のとってもキュートな「見る絵本」として「センスええこにそだつ本やで~!」シリーズ『ニャゴまるのあっちゃこっちゃ くるまでいこか~』、『ニャゴまるのノリノリ! りょこういこか~』を発刊しました。
主人公のニャゴまるくんは好奇心いっぱいの、素直でおちゃめな男の子。
『ニャゴまるのあっちゃこっちゃ くるまでいこか~』では、ニャゴまるくんが大好きなパパと一緒に車に乗ってドライブに出かけます。町を走る車たちは、色鉛筆でできたハリネズミカーや魚が泳いでいる車など、どれもこれもミョウでおもろいデザインばかり。あっちゃこっちゃに発見するおもしろネタに、なぜか大阪弁でツッコんで笑って驚いて……。ニャゴまるくんと一緒に空想のドライブが満喫できる1冊です。
『ニャゴまるのノリノリ! りょこういこか~』では、ニャゴまるくんがパパと一緒に飛行機に乗って南の海へ旅行します。初めて来た広い空港の中は、わいわいがやがや。あちこちから聞こえてくるテンポのよい、なぜか全て大阪弁の会話にページをめくる手も思わずノリノリに! 空港の中のカラフルなお店や登場するキャラクターたちがかわいくて、空港が初めての子も夢中になること間違いなしです。
本書の著者であるベルギー人のトム・スカンプ氏は、世界中で翻訳出版されている人気絵本作家です。美術大学卒業後、ポーランドでグラフィック・アートを学び、絵本だけでなくポスターやハガキ・おもちゃ・切手なども制作するマルチな才能の持ち主です。
そんな彼の絵本に、ユニークな大阪弁で日本独自の文をアレンジしたのは、大阪で某有名保育園の保育士、園長を務めた経験もある寿太郎氏。アレルギーを持つ子のために卵と乳製品を除いた給食を開発したり、遊び心いっぱいの「オープントイレ」でキッズデザイン賞を受賞するなど、子供の笑顔のために日々奮闘している、自称「アホな大阪人」。実にキャッチーな2人がタッグを組んだこの本には、自然とわが子が「センスええ子」だって思えてくる、ゆかいでふざけた仕掛けがいっぱいです。
■センスええこにそだつ本やで~! ニャゴまるの あっちゃこっちゃ くるまでいこか~(学研出版サイト)
http://hon.gakken.jp/book/1020431300
■センスええこにそだつ本やで~! ニャゴまるの ノリノリ! りょこう いこか~(学研出版サイト)
http://hon.gakken.jp/book/1020431400
ーーBackstage from “ethica”ーー
この本を読んだら、子供たちはセンスの前にツッコミの能力を身につけてしまうのでは!?と思いましたが、すみませんでした。とってもおしゃれで、文字通りセンスの良い絵本でした。(笑)
ヨーロッパらしい多国籍感あふれるモチーフと明るくてはっきりとした色調で、そのままテキスタイルになりそうなビジュアルです。細やかな部分まで描き込まれているので、指差しして隅々まで楽しむことができますね。語学は小さいうちからといいますが、大阪語の英才教育にもうってつけです。お子様のお気に入りの絵本に加えてみてはいかがでしょうか?
ペンネーム:M. M.
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp