栗原はるみさん創刊20周年! 20年分のレシピ集大成も見られる特別号をチェック! 今では手に入らない幻の創刊号『暮らしのレシピ』の復刻版もセットにした特別号
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栗原はるみさん創刊20周年! 20年分のレシピ集大成も見られる特別号をチェック!

『haru_mi 2016年秋号』 写真提供:扶桑社

NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』、みなさんはご覧になりましたでしょうか?戦後間もない1948年に刊行された実在の女性誌『暮しの手帖』をモデルに、当時珍しかった主婦のための生活雑誌を生み出し一世を風靡する、という人々の挑戦を描いています。『とと姉ちゃん』を見ていると、現在のように様々な読者層の年齢や好みに合わせて多種多様に展開している女性誌が、いかに特別なことか思い知りますよね。

そもそも日本で初めて女性誌が登場したのは1884年の『女学新誌』というものが始まりですが、その後120年をかけて、「その時代に求められる女性」を啓蒙する内容から「女性の願望のカタログ」へと移り変わっていったそうです。近代化運動や戦争、民主主義活動、高度経済成長、個人の個性化など様々な時代の要素に強く影響を受けながら多種多様に変化していったんですね。

今回みなさんにご紹介したいのは、『ethica(エシカ)』でもたびたびご紹介させていただいております人気料理家・栗原はるみさんのパーソナルマガジン『haru_mi(ハルミ)』。「女性の願望のカタログ」世代としては納得の、無理せず理想の生活スタイルに近づけそうな、そんな素敵な雑誌ですが、なんと今年で創刊20周年を迎えるそうです。

人気料理家・栗原はるみさん、創刊20周年特別号『haru_mi 2016年秋号』

9月1日に発売された『haru_mi 2016年秋号』は、栗原はるみさんのパーソナルマガジン『栗原はるみ すてきレシピ』(’96~2006)、『haru_mi』(2006~)を記念した創刊20周年特別号となり、巻頭特集に20年分のレシピ集大成を加え、栗原はるみさんの料理家としての軌跡を沢山の名作レシピとともに紹介しています。

料理家としての素地が育まれた料理上手の母との思い出の料理や、結婚してご主人や子どもたちのために日々創意工夫して生まれたレシピ、子どもたちも独立し、改めて見つめ直すご主人の好みのレシピ、そして、栗原さんがこれから料理をとおして伝えていきたいこと、などなど。いつもより、30ページ以上増ページという充実ぶり。

幻の創刊号『暮らしのレシピ』復刻版が別冊付録!

さらに、今では手に入らない幻の創刊号『暮らしのレシピ』の復刻版をセットにした何ともお得な!特別号となっています。

1996年3月創刊の『haru_mi』(前身、『栗原はるみ すてきレシピ』)は栗原はるみさんのモットーである「日々の暮らしを楽しく」に沿って、素朴な家庭料理を中心としたアイデアあふれるレシピを毎号紹介してきました。料理以外にも、栗原はるみ流の独特でシンプルな暮らしの楽しみ方、ライフスタイルを提案し、これまで日本になかったパーソナルマガジンという新しいジャンルを確立しました。

栗原はるみさんのレシピは小難しかったり奇をてらったところがなく、家庭的で親しみがありながらちょっとした工夫でおもてなしの品格も備えてくれる、そんな忙しい大人の女性が重宝するお料理ばかり。過去20年から選ばれたレシピの中には、いったいどんなお料理が並んでいるのでしょうか?

120年とはいきませんが、20年の間にも我々の食嗜好はかなり変わったものと思います。その年月をものともしない、栗原はるみさんの色褪せない暮らし方。ぜひお手にとってご覧になってみてくださいね。

別冊付録創刊号復刻版表紙

栗原はるみさん プロフィール

静岡県下田市生まれ。料理家。家庭料理を中心としたアイデアあふれるレシピは、年代を問わず幅広い層から支持されている。雑誌作りの傍ら、生活提案型のレストラン・カフェ「ゆとりの空間」のプロデュースや、生活雑貨ブランドの「share with Kurihara harumi」を立ち上げ全国の百貨店にショップを展開するなど多岐にわたり活躍。
また、2004年に出版した書籍「栗原はるみのジャパニーズ・クッキング」(扶桑社)では、世界に日本の家庭料理を紹介した功績を認められ、料理本のアカデミー賞といわれる「グルマン世界料理本大賞」グランプリを日本人で初めて受賞。長女・栗原友さん、長男・栗原心平さんも共に料理家として活躍中。

 

『haru_mi 2016年秋号』概要

発売日 : 2016年9月1日(木)
特別定価: 1,200円(税抜)
発売元 : 扶桑社
判型  : A4変型
URL  : http://www.fusosha.co.jp/magazines/haru_mi/

 

 

『haru_mi』創刊20周年特別号表紙

ーーBackstage from “ethica”ーー

先日Twitterで雑誌『暮しの手帖』全巻を持っているおばあさまの画像を偶然お見かけしました。『暮しの手帖』しかり、栗原はるみさんしかり、大切なコレクションをずっとお持ちだったおばあさまももちろんのことですが、最近、何かを続けることの難しさと貴重さについてよく考えます。自分がコレだ!と信じているものを継続して、いつか記念の節目を迎えることは本当にすばらしいですよね〜!私も振り返った時に創刊号をオマケにできるような自信と信念をブレずに持ち続けたいものです。

ペンネーム:M. M.

ethica編集部 :ミミ

東京生まれ東京育ちのアラサーです。多摩美術大学卒業後、ディレクター業・イラストレーター業に従事。2016年よりethica編集部に参加。アート、旅、グルメ、ファッションのほか、歴史や教育などの社会的な出来事に関心があります。好きな街は青山とソウル。アメリカと中国に在住経験あり。現代人が輝けるライフスタイルを重視した記事を発信します!

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

ミミ

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