目黒駅から歩いてわずかに数分、都心とは思えない閑静な場所に目黒雅叙園があります。
催し物会場はその園内。「百段階段」と言われ2009年に東京都の有形文化財に指定された目黒雅叙園に現存する唯一の木造建築の中。土地の起伏に合わせた建物の廊下が99段ありそこから百段階段と呼ばれ廊下の南側には7つの部屋があります。展示はその部屋の中で行われていました。各部屋には樹齢100年を超える床柱、そして天井や欄間には当代屈指の著名な作家達によって作り上げられた世界が展開されており今回の「雛まつり」の展示場として一層雅な雰囲気と幻想の空間を醸し出しています。
処で「雛まつり」や「お雛様」は私達にとって極く身近な存在ですが一体いつ頃から祭られていたのでしょう?