震災復興のシンボル「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」
今もなお人々の記憶に残る東日本大震災。あれからまもなく3年が経とうという今でも、あの時受けた心の傷をいまだに癒せずにいる人も多いことでしょう。特に、大震災に伴う東京電力福島第一原発の事故によって、不安な生活を余儀なくされている福島県浜通り地域の皆さんのご苦労は計り知れないものがあります。
そうした状況の中、希望を失いつつある浜通り住民の皆さんに元気と勇気を与えようという活動「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」が進行しています。
これは震災復興のシンボルとして、国道6号線のいわき市から新地町までの総延長193kmとその沿線の県市町村道に桜の苗木を植樹し、未来の子供たちのために桜並木を作ろうという趣旨。苗木の代金や維持管理費用は、全国から桜の木オーナーを募ってまかなおうというものです。