都心のオアシスで「ニュージーランドフェア」 南池袋公園「Racines FARM to PARK」
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都心のオアシスで「ニュージーランドフェア」 南池袋公園「Racines FARM to PARK」

「ハニどら」が大好評!100%ニュージーランド産生はちみつ専門店「ピービーズ」のブースにて Photo=Kentaro Ohtani (TRANSMEDIA)

天候に恵まれたゴールデンウィークの3日間、池袋からほど近い都心の公園では、青々とした広い芝生の上で家族連れやカップルなど多くの人々が思い思いに楽しみ、明るい笑い声でいっぱいになりました。

これは5月3日から5日、豊島区の南池袋公園で開催された「ニュージーランドフェア」の一幕。

このイベントはニュージーランドの魅力をもっと知ってもらおうとニュージーランド大使館商務部が主催したもの。会期中、公園に隣接する「Racines FARM to PARK」前にはニュージーランド物産を扱う4ブースの他、ニュージーランドの代名詞ともいえるラムチョップの炭火焼きコーナー、各種ドリンクの販売コーナーが設けられ、多くの人で賑わっていました。

また、フェアには「エシカ」も協賛、先着1万人に「エシカ・オリジナルしおり」をプレゼントしました。

青山学院大学2年生の嶋村苑香さん

会場の100%ニュージーランド産生はちみつ専門店「ピービーズ」のブースでは、青山学院大学2年生の嶋村苑香さんがサークル(バスケットボール)仲間とアルバイトしていました。同店のオーナーで、はちみつ研究家の嶋村賢次さんのお嬢さんです。

ここでの一番人気は、はちみつで優しい甘さを引き出した、どら焼き「ハニどら」でした。

「使っているのはワイルドフラワーという、ミツバチがいろいろな花から集めてきたはちみつです。お砂糖を一切使っていないのでダイエット中の方でも大丈夫です」(苑香さん)

「エシカ」を愛読しているという林真奈美さん

一方、女性たちの注目を集めていたのがニュージーランド発のライフスタイルフレグランスブランド「ECOYA」のブースでした。ECOYAは、エコリュクス(環境に優しく贅沢)な製品作りをモットーに、2004年に誕生。日本では去年10月から発売しています。

代表製品のキャンドルは100%ソイ(大豆)ワックスを原料にしているため、燃焼時にすすが出にくく、CO2排出量が1/3とか。日頃から「エシカ」を愛読しているという林真奈美さんは、

「『唇に触れるものには不快なものは使わない』をモットーにしたリップスティックブランド『カレン・マレル』もお薦めです」

と教えてくれました。

「エシカ」を愛読しているという林真奈美さん Photo=Kentaro Ohtani (TRANSMEDIA)

ECOYAのキャンドルは100%ソイ(大豆)ワックスが原料。フレグランスの優しい香りが漂う。 Photo=Kentaro Ohtani (TRANSMEDIA)

リップスティックブランド『カレン・マレル』 Photo=Kentaro Ohtani (TRANSMEDIA)

その他、会場にはマヌカハニー、アボカドオイル、オールブラックスグッズなどを扱う「赤坂ギフトショップ」、ピーナッツと塩だけを原料に食品添加物、保存料など一切無添加のピーナッツバターやオーガニックとフェアトレードにこだわったカカオ豆を使ったホーガスクラフトチョコレートの「ユックスジャパン」が出店、こちらにも多くの人が集まっていました。

期間中、14時~、15時30分~の1日2回、子供たちを対象に開かれたのが「蜜蝋キャンドル作り教室」でした。

これは、はちみつを採取いた後に残る蜂の巣から不純物を取り除くとできる純粋蜜を使って、オリジナルのキャンドルを作ろうというもの。小さな子でも簡単にでき、参加した子供たちは楽しそうでした。

「グリップセカンド」社長・金子信也さんの弟、伸人さん

ラムチョップの炭火焼きコーナーで一生懸命ラムチャップを焼いていたのが先日「エシカ」にご登場いただいた「グリップセカンド」社長、金子信也さんの弟、伸人さん。現在は日本橋地区4店舗の責任者を務めています。

「グリップセカンド」社長、金子信也さんの弟、伸人さん Photo=Kentaro Ohtani (TRANSMEDIA)

「故郷の日光で働いていた時、突然、兄から電話があり、一緒に飲食店をやらないかと誘われました。飲食のプロでなくても、飲食店を運営するチームなら作れるという兄の考え方に共感して、僕も参加することにしました。今、兄のもとで僕と同じように兄の考え方に賛同した若いスタッフがどんどん育っています。それは素晴らしいことだと思いますね」(伸人さん)

また、同じく先日「エシカ」に登場していただいた柳岡律子さんも、次々に訪れるお客さんの応対にあたっていました。

「エシカ・オリジナルしおりはフェア終了後も、お店で配布します」(柳岡さん)

最後に、フェアの主催者であるニュージーランド大使館商務部の篠原史生さん、田中法子さんにフェアの感想をお聞きしました。

とても都心とは思えない天然芝公園に面したNatural / HealthyなカフェレストランであるPark to Farm Racine’sさんはコンセプト的にも空間的にもNZにピッタリでした。これを機に今後も是非コラボレーションさせて頂きたいと思ってます!」(篠原さん)

「お天気もよくて、たくさんの方にお楽しみいただけたのではないかなと思います。ニュージーランドのことも知っていただけたのではないでしょうか? 機会があれば、ぜひまたここでフェアをやりたいですね」(田中さん)

記者:清水 一利(しみずかずとし)

55年千葉県市川市生まれ。明治大学文学部(史学地理学科日本史専攻)を卒業後、79年、株式会社電通PRセンター(現・株式会社電通パブリックリレーションズ)に入社。クライアント各社のパブリシティ業務、PRイベントの企画・運営などに携わる。86年、同社退社後、87年、編集プロダクション・フリークスを主宰。新聞、雑誌(週刊誌・月刊誌)およびPR誌・一般書籍の企画・取材・執筆活動に従事。12年「フラガール3.11~つながる絆」(講談社)、13年「SOS!500人を救え~3.11石巻市立病院の5日間」(三一書房)を刊行。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

清水 一利

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