出会い、語り合う場を通じて
醍醐寺とイケアが今回のワークショップを行う発端となったカフェで、醍醐寺の僧侶及び職員とイケアの従業員がサステナビリティに関する意見交換会を行なったことは、非常に象徴的で意義深いことであったと思います。
仲田執行:イケアさんが、このカフェをコーディネートしてくださったとき、ここをサステナビリティを考える場、コミュニケーションの場としてとらえてくださったのは、私としても共感する部分がたくさんありました。
今日の修行体験を通じて生まれたご縁が、いろんな人に広がり伝わっていく。それがもしかしたら、将来の世界を救うことにつながっていくかも知れません。
ひとつひとつの小さな努力の積み重ねの価値、それをお互いが共有できているということが、すばらしいことなのではないかと思います。今日みなさんとお会いできたご縁はもちろん、世の中には様々なご縁があります。お寺は、いつでも誰でもを受け入れる場所です。このカフェもまたそのひとつの拠点として、今後もイケアさんとの良好なパートナーシップを築いていければと思っています。
マティさん:今回のイケア・ジャパンのワークショップに関する情報は、社内SNSで共有し、各国のイケアの社員にも知ってもらいます。今日1日の研修で終わることなく、これからも醍醐寺さんとご一緒に、サステナビリティを考えていく活動を展開していければと思っています。