日本にも大勢のファンがいるスウェーデン発祥のインテリアショップイケア。手の届く価格帯で“サスティナブルな暮らし”を提案してくれるイケアですが、エコな取り組みから人道支援まで、その事業は多岐にわたります。今回は、そんなイケアの少し新しい側面に注目してみました。
世界的スタイリスト「ベア・アカーランド」とコラボした、アバンギャルドなコレクション
レディー・ガガ、マドンナ、ビヨンセなどを手掛けるセレブリティスタイリスト「ベア・アカーランド」とイケアがコラボレーションしたアイテムが来春販売スタートに。北欧家具といえばナチュラルなイメージですが、今回発表されたアイテムはどれもエキセントリックでアバンギャルド!飾り方しだいで、お部屋の印象をガラリと変えてくれそうです。ハット型の小物入れやリアルな手の形のディスプレイなどは、使い方も自分しだい。ハットに花を活けたり、手にジュエリーやスカーフをかけても楽しそうです。
ベア・アカーランドとコラボした限定コレクション「OMEDELBAR」。真っ赤なリップのクッションやガラスのシルクハットなど、インテリアのアクセントとして活躍してくれそう。家具を買い替えずに、お部屋のテイストを変えたいと考えている人も要チェックです。
人気デザイン会社「HAY」のデザイナーともコラボレーション
デンマークの人気デザイン会社HAYとの協業も、大きな話題になっています。今回発表された新シリーズ「YPPERLIG」は、都会的でミニマルなデザインが特徴で、日本のコンパクトな住宅にも似合いそう。2017年10月から発売開始予定なので、インテリア好きは必見です。
日本の8歳の女の子もデザイナーに?
イケアはインテリアだけでなく、子どものオモチャも世界中で大人気です。日本では、神戸の8歳の女の子が描いたフクロウの絵がソフトトイ(ぬいぐるみ)になって発売された話がニュースになりました。ちなみに、この女の子はフクロウが飼いたかったそうですが、実現が難しそうなので絵に描いてみたそうです。
いずれもイケアの企業理念や柔軟な発想により商品化が実現したものです。手頃な価格に注目が集まりがちですが、私たち消費者の「あったら嬉しい」を叶えてくれる姿勢にも心ひかれます。
サスティナブルな暮らしを掲げる【イケア】×【ethica】
ともにサスティナブルな暮らしをテーマに掲げるイケアとethica(エシカ)。2015年の編集長対談に始まり、今までイケアの取り組みを多数紹介してきました。
宇野薫(総合格闘家) 「昔から好きで普通にやっていたことがエコにつながった。 意識して始めたことではありません」
村上萌(ライフスタイルプロデューサー・NEXWEEKEND代表)「挫折を味わったからこそ、今の私がある」
今回ご紹介したコラボレーションのニュースをはじめ、毎年発表される事業計画は斬新で革新的。そして、つねに環境や健康的な暮らしを考慮した商品開発も、特筆すべき点だと思います。ehicaは今後もイケアの動きに注目していきます。
記者 小田 亮子
神奈川県出身。求人広告、結婚情報誌などの制作ディレクターを経てフリーランスに。現在おもにブライダル関連のレポートを「ゼクシィ」「ゼクシィPremier」にてディレクション。「ethica(エシカ)~私によくて、世界にイイ。~ 」ほか、エステティック、化粧品、ジュエリーなどの記事をライティング。三人姉妹の真ん中に育ち、女子高・女子大卒。趣味は愛猫(雌)との女子会。
ーーBackstage from “ethica”ーー
8月の記者発表会では、イケア・ジャパン代表取締役社長 ヘレン・フォン・ライス氏が2018年度のビジネス展開についてスピーチされました。そのなかで、600点以上の商品の価格を下げるというお話が。消費に安心感をもたらすことで、日本経済に貢献したいとのこと。低価格で良いものを提供してくれる企業努力に感謝です。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp