May J.さん独占インタビュー「今回初めて花をテーマにした楽曲をつくりました」
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
2,715 view
May J.さん独占インタビュー「今回初めて花をテーマにした楽曲をつくりました」

【FLOWERS by NAKED 2018 輪舞曲】のために書き下ろした新曲『ロンド』を発表したアーティストのMay J.さん。

【FLOWERS by NAKED 2018 輪舞曲】のために書き下ろされたイメージソング『ロンド』。イベント発表会では、May J.さんによる華やかなステージが展開されました。そして、インタビューではこの歌に込めた思いなどをお聞きしました。今回のアート展の世界観と彼女の想いの交差を知ると、この楽曲の深さが心に沁みてきます。

May J.さんとネイキッド代表の村松亮太郎さんの乾杯で「お花見」開始!

歌のパフォーマンスの後に、花のカクテルで乾杯するMay J.さんとネイキッド代表の村松亮太郎さん。

「日本一早いお花見を、日本橋で。」をキャッチコピーにしたアート展【FLOWERS by NAKED 2018 輪舞曲】(ethica参考記事:2018年2月23日版)のオープニングイベントでは、ネイキッド代表の村松氏とアーティストのMay J.さんのトークセッションもありました。

「五感で楽しめるというのが、今回のアート展です。花々に触れて、香りを感じて、音楽を聴き、ダンスも鑑賞できるという空間に入り込んで、自分もアートの一部になったような感覚になっていただけたらと思います」と村松氏。

「今日はステージで歌わせていただきましたが、歌いながら私自身も美しい風景が楽しめました。普段のステージでは演者として立っている場所とお客様の場所は明確に分かれているので、見ている景色が違いますよね。でも、このエリアは円形ですし空間全体に桜の花が舞う演出で、不思議な一体感がありました」とMay J.さん。

その言葉どおり、一般的なコンサートとは違うお互いの“近さ”を感じました。また、プロジェクションマッピングにより、歌い手の動きに合わせて桜吹雪が舞うなど、夢の中のような世界観に引き込まれました。

今回の新曲に込めた想いなどをMay J.さんにお聞きしました

エシカ: 今日のステージでは書き下ろしの新曲『ロンド』を披露していただきました。この曲で表現したかったこととは、どのようなものですか?

May J. 今回の曲のテーマは花なのですが、花をテーマにした楽曲はじつは初めて手掛けました。その花のなかでも、大好きな白いユリをモチーフにしています。白いユリには凛とした強さや、何にも染まらない純粋なイメージがあると思うのです。また、聖母マリア様のイメージも重なっています。

エシカ: この曲には家族への愛も込められているとトークセッションではおっしゃっていましたね。

May J. ユリは球根から芽が出て、花が咲き、朽ちたあとも新しい芽が生まれます。私たちも家族から受け継いだ愛を次の世代へと渡していけるように、大切に生きていきたいという思いも込めて歌わせていただきました。

ステージの桜と美しい共演を見せてくれたMay J.さん。そしてその歌声は力強くありながら、心にじんわり沁みるものでした。

エシカ: 受け継ぐといえば、May J.さんは日本、イラン、トルコ、ロシア、イギリスのバックグランドをお持ちですよね。そして、ピアノ、オペラ、ダンスを学んだマルチリンガルなアーティスですが、幼少期はどんな少女でしたか?

May J.: 父がピアノを弾く人で、家にはいつも音楽が流れていました。洋楽のCDやディズニーの音楽を聴くのも大好きでした。そんな環境でしたので、私も3歳からピアノを習い始め、8歳でオペラも習いはじめました。ヴォイストレーニングもずっと続けています。

エシカ: 子供時代から音楽漬けの日々で、まわりのお友達とはちょっと違う感じですよね。遊ぶ時間が少なくてツライと思ったことはないですか?

May J. 全部自分でやると決めて始めたことなので、とくに大変とは思わなかったですね。18歳でデビューしてから今もヴォイストレーニングなど練習を重ねる日々です。

エシカ: 昨年末は、May J.さんにとって、単独では初めてとなるフルオーケストラとの共演など新たな音楽活動への挑戦をされておりますが、初共演の感想を聞かせてください。

May J. 新しい事への挑戦が好きなので、とてもワクワクしました。でも、フルオーケストラという演奏者の人数が多いなか一人で歌うので、最初は合わせるのに苦労しました。指揮者が立つ位置は自分の後ろになっていて見えないので、テンポの取り方が分かりづらいんです。でも、練習を重ねて息の合わせ方などのコツがつかめてくると、どんどん面白くなっていきました。また、自分が上手くリードできれば全体がまとまるという感覚もつかめた気がします。

エシカ: 最後に、May J.さんにとっての「私によくて、世界にイイ。」を教えてください。

May J. 日々、自分自身が楽しんでいることですね。自分が心から楽しく歌うことで、それを聞いてくれたまわりの人々もハッピーになってくれたら、こんなに嬉しいことはないです。

エシカ: これからも愛にあふれる歌で、世界をハッピーにしてくださいね。今日はありがとうございました。

May J.さん(@mayjamileh)がシェアした投稿

記者 小田 亮子

神奈川県出身。求人広告、結婚情報誌などの制作ディレクターを経てフリーランスに。現在おもにブライダル関連のレポートを「ゼクシィ」「ゼクシィPremier」にてディレクション。「ethica(エシカ)~私によくて、世界にイイ。~ 」ほか、エステティック、化粧品、ジュエリーなどの記事をライティング。三人姉妹の真ん中に育ち、女子高・女子大卒。趣味は愛猫(雌)との女子会。

ーーBackstage from “ethica”ーー

歌姫という称号がふさわしいMay J.さんですが、お話をした印象は、歌にひたむきでまっすぐな女性。ピアノ演奏やダンスもお得意ですが、一番突き詰めたいのは歌だと断言していました。また、ご家族のお話をするときは楽しそうで、絆や命など世代がつながっていくことをとても大切にしていることがうかがえました。今回のアート展は、植物の輪廻転生のストーリーをめぐるものでもあるので、May J.さんの歌は本当にぴったりだと感じました。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

小田 亮子

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
TBS秋沢淳子さん鼎談(第5話)仕事とプライベートの両立
独自記事 【 2022/6/27 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第6話)グローバルとインターナショナルの違い
独自記事 【 2022/7/4 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第2話)Intercultural Programsで異文化体験留学
独自記事 【 2022/6/6 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
冨永愛 ジョイセフと歩むアフリカ支援 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/12 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
戦後の日本で衛生環境を改善したサラヤが、何故?アフリカの女性支援活動を始めたのか。安田知加さんに伺いました 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/14 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.7 宇賀なつみ (終章)『Returning to TOKYO 〜サステナブルなフライト〜』
独自記事 【 2024/4/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.6 宇賀なつみ (第5章)ゴールデン・ゲート・ブリッジ
独自記事 【 2024/3/27 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.5 宇賀なつみ (第4章)サンフランシスコ近代美術館
独自記事 【 2024/3/20 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 本特集では、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブ...
【ethica Traveler】連載企画Vol.4 宇賀なつみ (第3章)アリス・ウォータースの哲学
独自記事 【 2024/2/28 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【ethica Traveler】連載企画Vol.3 宇賀なつみ (第2章)W サンフランシスコ ホテル
独自記事 【 2024/2/14 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.2 宇賀なつみ (第1章)サンフランシスコ国際空港
独自記事 【 2024/1/31 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【Earth Day】フランス商工会議所で開催するイベントにてethica編集部が基調講演
イベント 【 2023/4/3 】 Work & Study
来たる4月22日は「アースデイ(地球の日)」地球環境を守る意思を込めた国際的な記念日です。1970年にアメリカで誕生したこの記念日は、当時アメリカ上院議員だったD・ネルソンの「環境の日が必要だ」という発言に呼応し、ひとりの学生が『地球の日』を作ろうと呼びかけたことがきっかけでした。代表や規則のないアースデイでは、国籍や...
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(序章)と(第1章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/17 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開しています。今回は、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える」の序章と第1章についてのあらすじと見どころをお届け!(記者:エシカちゃん)
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(第2章)と(第3章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/24 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開中。さまざまなメディアから少しずつ情報を得、それをパズルのように組み合わせてひとつのストーリーを見出す、新しいメディア体験です。 今回は、前回に引き続き、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビュ...
テーマは、ナチュラルモダン『自立した女性』に向けたインナーウェア デザイナー石山麻子さん
独自記事 【 2022/9/19 】 Fashion
株式会社ワコールが展開する、人にも自然にもやさしいを目指すインナーウェアライン「ナチュレクチュール」。オーガニックコットン100%のラインアップが注目を集め、肌あたりやシルエットの美しさが話題になっています。その期待に応える形で、今年9月に新作グループも加わりました。やさしさを突き詰めた製品は、どのような想いや経緯から...
幸せや喜びを感じながら生きること 国木田彩良
独自記事 【 2021/11/22 】 Fashion
ファッションの世界では「サステナブル」「エシカル」が重要なキーワードとして語られるようになった。とはいえ、その前提として、身にまとうものは優しい着心地にこだわりたい。ヨーロッパと日本にルーツを持ち、モデルとして活躍する国木田彩良さんに「やさしい世界を、身に着ける。」をテーマにお話を聞いた。
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【Prologue】
独自記事 【 2021/3/1 】 Health & Beauty
20年以上、トップモデルとして活躍。究極の美の世界で生きてきた冨永愛さん。ランウェイを歩くその一瞬のために、美を磨き続けてきた。それは、外見だけではない。生き方、生き様をも投影する内側からの輝きがなければ、人々を魅了することはできない。「美しい人」冨永愛さんが語る、「“私(美容・健康)に良くて、世界(環境・社会)にイイ...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter1-1】
独自記事 【 2021/3/29 】 Health & Beauty
ファッションデザイナーが描く世界を表現するモデルは、まさに時代を映し出す美の象徴だ。冨永愛さんは移り変わりの激しいファッション界で、20年以上にわたり唯一無二の存在感を放ち続ける。年齢とともに磨きがかかる美しさの理由、それは、日々のたゆまぬ努力。  美しいひとが語る「モデル」とは?
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
【Earth Day】今年も地球環境について考えよう!「在日米国商工会議所」と「在日フランス商工会議所」が主催するethicaコラボイベントのご案内
イベント 【 2024/4/15 】 Work & Study
地球環境について考え連帯する国際的な記念日、アースデイが今年も近づいてまいりました! 私たちethicaは、2022年、2023年とアースデイイベントに基調講演を行い、3度目となった今年もメディアパートナーを務めます。2023年のアースデイを振り返りつつ、まもなく開催のイベント『Earth Day 2024: Movi...

次の記事

寒波到来の都心に花々があふれ出す。「日本で一番早いお花見を、日本橋で。」
「ブルーノート東京」企画制作の入場無料野外ジャズ・イベントが今年も開催決定!今年のGWは神田淡路町へ♪

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます