いよいよ始まった第71回カンヌ国際映画祭。世界中から集まる最新映画の情報や賞のレポートはもちろんのこと、映画祭に華を沿えるセレブリティやイベントの情報、ショパールが提供するハイジュエリーやパルムドールなどのトロフィーのレポートも日々配信していきます。
第5回目のレポートは、現地時間14日に行われた「ショパール・トロフィー」授賞式の模様をお届けします。
左から、ティエリー・フレモー、キャロライン・ショイフレ、ジョー・アルウィン、エリザベス・デビッキ、ダイアン・クルーガー(写真提供:Chopard)
いよいよ始まった第71回カンヌ国際映画祭。世界中から集まる最新映画の情報や賞のレポートはもちろんのこと、映画祭に華を沿えるセレブリティやイベントの情報、ショパールが提供するハイジュエリーやパルムドールなどのトロフィーのレポートも日々配信していきます。
第5回目のレポートは、現地時間14日に行われた「ショパール・トロフィー」授賞式の模様をお届けします。
2001年に創設されたこの賞は銀幕を彩るスターとして今後の活躍が期待される若い男女の俳優に授けられ、前途有望な次世代の俳優の中から、鋭い先見の明によって新たな才能を見出してきました。
2009年に「ショパール・トロフィー」を受賞したレア・セドゥ(写真提供:Chopard)
フランスを代表する女優のオドレイ・トトゥを初め、オリヴィエ・ダアン監督の『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』で2008年にオスカーを手にしたマリオン・コティヤール。2013年に監督のアブデラティフ・ケシシュと共に『アデル、ブルーは熱い色』でパルム・ドールを受賞したレア・セドゥとアデル・エグザルホプロスの二人の主演女優。そして、シャイリーン・ウッドリー、エズラ・ミラー、インディーズ映画からハリウッドの超大作まで幅広く活躍するジョン・ボイエガなど、これまでのショパール・トロフィーの受賞者たちは、その後の俳優としての輝かしいキャリアを築き、現在では押しも押されもせぬ実力派俳優として映画界で活躍しています。
ショパール・トロフィーの審査委員会は、十分な討議の結果、今年より初めて、キャロライン・ショイフレとVariety 誌エグゼクティブエディターのスティーヴン・ゲイドスのレギュラーメンバーに加え、これまでショパール・トロフィーの歴史に多大な貢献を果たしてきた受賞者や支援者を審査員として招聘する方針を決定しました。
受賞したエリザベス・デビッキ(写真提供:Chopard)
受賞したジョー・アルウィン(写真提供:Chopard)
マルティネス・ホテルにて行われた今年の授賞式では、カンヌ国際映画祭総代表ティエリー・フレモーが司会を務め、素晴らしい才能と美貌を兼ね備えたオーストラリアの女優 エリザベス・デビッキと、アン・リー監督の映画『ビリー・リンの永遠の一日』での傑出した演技が好評を博した英国の若手男優 ジョー・アルウィンが受賞されました。
左から、ダイアン・クルーガー、エリザベス・デビッキ、ジョー・アルウィン、キャロライン・ショイフレ(写真提供:Chopard)
ショパール・トロフィーの「世代継承」の良き象徴であり、今年のショパール・トロフィー「ゴッドマザー」として任命された2003年のショパール・トロフィー受賞者である女優ダイアン・クルーガーが今年の受賞者2名にトロフィーを手渡しました。
ジェーン・フォンダ(写真提供:Chopard)
キャロリン・ダウア(写真提供:Chopard)
ミン・シー(写真提供:Chopard)
ライブパフォーマンスをしたカメリア・ジョルダナ(写真提供:Chopard)
感動的な授賞式の後、イブニングパーティーが、ショパール ルーフトップで催されました。会場となったショパール ルーフトップは、有名なマルティネス・ホテルのロゴサインのちょうど真下に位置し、毎年ショパールが映画祭の期間中に滞在し、ゲストたちを迎える場所です。ケイト・ブランシェット、ジェーン・フォンダなどの国際的名声を得た大物俳優や有名モデルに囲まれ、グローバルな映画ファミリーへの仲間入りを果たした受賞者たちに祝杯が挙げられました。審査員を務めたショパール・トロフィーの元受賞者や支援者なども、それぞれ、受賞者にねぎらいの言葉をかけていました。フランスの歌姫カメリア・ジョルダナとDJニッキー・ロメロが、会場の音楽を担当し、パーティの雰囲気をひときわ盛り上げました。
記者:高木マレイ 映像作家/写真家
1982年兵庫県生まれ。ラグジュアリーブランドなどのイベントプロデュース、神戸ファッション美術館のクリエイティブ・ディレクター、神戸ファッションウィークの実行委員、フランス映画祭in神戸のプロデュースなどを経て映像作家/写真家に転身。プロデュースする対象を自分自身に置き換え、今秋、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」を原案とする映像作品『IN-EI RAISAN』(仮題)の公開を控える。
ーーBackstage from “ethica”ーー
本連載の2回目に取り上げさせていただいたショパールによる様々な取り組みの中で、特に注目していたのが今回の「ショパール・トロフィー」。パートナー企業発の賞にも関わらず、カンヌ国際映画祭総代表ティエリー・フレモーが協力するなど、映画祭側との連携がとれた若手俳優にとって栄誉ある賞となっていると感じました。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)〜
http://www.ethica.jp
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