「愛してる」って伝えたい方へ贈りたい本2選 「バレンタインには本を贈ろう!」 エシカが提案するバレンタイン2014<特集①後編その3>
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「愛してる」って伝えたい方へ贈りたい本2選 「バレンタインには本を贈ろう!」

昨年、紀伊國屋書店WEBサイトにてバレンタイン特集を書いて以来、「ずっと昔、バレンタインに本をプレゼントされた」と、ちらほらと伺うようになりました。興味深いことに、皆さん共通していらっしゃるのは、何十年も昔のバレンタインに「『○○○○』という本を、こんな人から貰った!」 と鮮明に覚えているとのこと。

確かに、贈られた側としたら「そこにどんな意味合いが隠されているのやも?」と読み進めてみるからこそ、知らず知らずのうちに、記憶に深く刻まれるのかもしれません。今回特集の後編では、本を贈りたい相手との関係別にお薦めの本を選んでみました。

【後編その1】大切な友人に贈りたい本3選(恋愛とはまた違った「愛」の物語)

【後編その2】少し歳の離れた方たちへ贈りたい3選(再読し、変わる視点を愉しむ)

インタビュー前編は、こちら http://www.ethica.jp/3976/

「愛してる」って伝えたい ”一番大事なあの人へ贈る、愛の本”

 お縁日の屋台のように愉しく賑やかなフェア棚を展開する、紀伊國屋書店新宿本店。今回は、7階のバレンタイン棚より、本命チョコにも匹敵する本を二冊ピックアップしました。

『ボクを探しに』シルヴァスタイン著 講談社刊 ¥1,575(税込

最初の一ページ目に「だめな人と だめでない人のために」と記された本書は、愛することのいとおしさを教えてくれる一冊です。ちょっと心が折れた時、新たな一歩を踏み出す時、「どんな時だって一緒にいるよ」のメッセージと共に「一番大事な人」にプレゼントするのはいかがでしょう?

詳しくはこちらから、紀伊國屋書店 KINOKUNIA WEB STORE

http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784061129832

『愛するということ』エーリッヒ・フロム著 紀伊國屋書店刊 ¥1,325(税込)

「新フロイト派」の代表的な存在のフロムが、「愛」の理論と実践の習得をすすめた。というと、ちょっとだけハイブローな本のイメージを与えてしまいますが、単純に説明すると「愛は技術だ。愛こそがより幸福に生きるための最高の技術である」 というわけで、本書はパートナーや旦那さまに贈るのはいかがでしょう?

詳しくはこちらから、紀伊國屋書店 KINOKUNIA WEB STORE

http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784314005586

立春をとうに迎えたとはいえ、まだまだ厳しい寒さが続きます。そんな中、どんな本を贈ろうかとワクワクしながら選んでみると、きっと心がホカホカとあったかくなるはずです。今年の2月14日が、皆さんにとって愉しいバレンタインになりますように。

Book Review

奥村知花 OKUMURA CHICA

成城大学卒。“本しゃべりすと”として、新刊書籍のパブリシティに携わりつつ、書評エッセイなど執筆

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

奥村知花

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