持続可能なコーヒー調達において、常に最先端の取り組みでコーヒー業界をリードしてきたスターバックスでは、2015年以降、エシカルなコーヒー豆の購買率 99% を毎年達成しています。
そして、それにちなみ実施されてきた「99 キャンペーン」は、今年で5年目に突入。コーヒーを取り巻く環境が変化する中でも、5年間にわたり 99% の購買率を守り続けていることに、エシカルなコーヒー豆の調達に対するスターバックスの並々ならぬ努力と使命感を感じさせられます。
(記者:ethica編集部・ヒカリ)
持続可能なコーヒー調達において、常に最先端の取り組みでコーヒー業界をリードしてきたスターバックスでは、2015年以降、エシカルなコーヒー豆の購買率 99% を毎年達成しています。
そして、それにちなみ実施されてきた「99 キャンペーン」は、今年で5年目に突入。コーヒーを取り巻く環境が変化する中でも、5年間にわたり 99% の購買率を守り続けていることに、エシカルなコーヒー豆の調達に対するスターバックスの並々ならぬ努力と使命感を感じさせられます。
(記者:ethica編集部・ヒカリ)
今年も全国のスターバックス店舗で開催される「99キャンペーン」では、2019年9月7日から9月9日までの3日間、お客様へ提供するドリンクカップに、店舗のパートナー(従業員)が想い想いの「99」を描きます。手渡される1杯のコーヒーを通じ、コーヒーの生産背景に想いをはせてほしいという願いが込められた、毎年恒例の取り組みです。
さらに、今年2月にオープンした、1杯のコーヒーが出来上がるまでを五感で感じる事ができる「スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京」と、同4階にある、対話を通じて多様な人や価値観がつながり合える「AMU (アム) インスピレーション ラウンジ」においても、初の「99 キャンペーン」が実施されます。
前編に続き、スターバックスのエシカルなコーヒー豆調達の取り組みや、今年の「99 キャンペーン」について、本企画の発起人の一人でもあるマーケティング本部 Social Impact チームの酒井 恵美子さんにお伺いしました。
ヒカリ: 今年は『スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京』で初めての『99 キャンペーン』が実施されますね。
今までの『99 キャンペーン』と今年は何が違うのか、またこの最新スポットから” エシカル ”を発信する意味について、酒井さんはどのようにお考えでしょうか?
酒井さん: 『スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京』での発信を通じて、今年は” エシカル ”をより深く、幅広い視点を加えながら考える事ができると思っています。
『スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京』では、世界各地のコーヒー生産地から届く生豆を扱っているパートナーが、生産地のストーリーやエシカルな調達について語ります。これにより、お客様にもコーヒー生産地の情景や生産者の情熱をよりリアルに感じていただけることと思います。
また同4階の『AMU インスピレーション ラウンジ』では、コーヒーをきっかけに、ファッションや教育の分野など多様なゲストスピーカーをお招きし、コーヒーを飲みながらカジュアルな雰囲気で、、「エシカル」がなぜ大切なのか、持続可能な世界のために私たちに何ができるかを考えるトークセッションを開催。参加者の皆さんと一緒に、結論を出すのではなく、考えやアイデアを編み、今までにない新しい気づきを生み出す対話の場をつくります。
ヒカリ: 今年の『99 キャンペーン』は、これまで以上にコーヒー生産者を身近に感じてもらったり、異分野の人たちとの対話の中で” エシカル “への気づきを促したりする狙いがあるのですね。
『99 キャンペーン』を通じ、お客様へどのような体験を提供したいですか?また、キャンペーン後にどんなアクションを起こして欲しいと思っていますか?
酒井さん: 今回の『99 キャンペーン』を通じ、お客様が手に取ったコーヒー豆をつくった人たちやつくられた環境を知り、コーヒー生産地とのつながりを感じることで、目の前の1杯のコーヒーが、いつもより特別な存在としておいしく感じられる体験を提供したいと考えています。
そしてその結果として、「おいしいコーヒーを楽しむ私」も『エシカルなコーヒー栽培のサイクルの一員である』という気づきをお届けできたら嬉しいです。
いつものコーヒーを飲むひとときに、遠く離れたコーヒー生産者の顔を思い浮かべること。そして、明日から自分にできることを一つずつ実践してみること。
それが、私たち一人ひとりにできる、持続可能な世界に向けたアクションなのかもしれません。
(前編はこちらから)
【全国のスターバックス店舗】
期間中、スターバックス店舗のパートナー(従業員)が、カップに「99」を描いてドリンクを提供するほか、一部店舗では生産地での取り組みを紹介するミニセミナーやコーヒーテイスティングを開催します。 ※ 申込不要
・実施期間:2019年9月7日 (土) 〜 2019年9月9日 (月)
【スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京】
生豆から1杯のコーヒーになるまでの過程を間近で見ることができる特別な空間で、コーヒーへの情熱あふれるパートナーが、生産地への想いやエシカルな調達について語ります。 ※ 申込不要
・実施期間:2019年9月9日(月)
・実施場所:スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京 (東京都目黒区青葉台2-19-23)
【AMU インスピレーション ラウンジ】
「みんなのエシカル ー 今日からできるエシカルなアクションとは?」と題し、多様な参加者が想いを語らい、編み上げる座談会「AMU (アム) セッション」を開催します。 ※ 参加は招待制
・実施期間:2019年9月9日 (月) 19:00 〜 20:00
・実施場所:スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京4階「AMU インスピレーション ラウンジ」(東京都目黒区青葉台2-19-23)
酒井恵美子
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社 マーケティング本部 広報部 Social Impactチーム
東日本大震災から1年後の2012年3月より現職。同9月にスタートした、全国の店舗を通じて、毎日の1杯で東北の復興を応援できるプラットフォームとして、震災遺児の高等教育への進学を支援する。公益財団法人みちのく未来基金への寄付プログラム「ハミングバード プログラム」の立ち上げに関わる。スターバックスがグローバルで進める使い捨てプラスチック削減プロジェクトや、コクヨ株式会社との協働で取り組んだミルクパックをリサイクルしたCampasノートの開発にも参加。サステナブルにつくられたコーヒーをサステナブルに提供するあり方を実践するため奮闘中。
記者:内藤日香里
法政大学法学部法律学科卒。学生時代に東ティモール支援のNPO活動を通じ、フェアトレードに関心を持つ。大学卒業後は区役所に入庁。アフリカ発エシカルブランドにプロボノとして参加。エシカル、サステナブルの取り組みをライフワークにしたい気持ちが強まり、公務員を辞めることを決意。その後、気候変動対策のコンサル会社を経て、広報の仕事に従事。2019年8月よりethica編集部のライターとして活動を開始。プライベートでは1児の母、ときどき筝奏者。
ーーBackstage from “ethica”ーー
取材にあたり、今回はじめて「スターバックス リザーブ ®️ ロースタリー 東京」に足を運びました。吹き抜けの開放的な空間いっぱいに広がるコーヒーの香り。店内の焙煎機でコーヒー生豆が香ばしく炒り上げられていく様子を眺めていると、一杯のコーヒーが手元に届くまでの過程に自然と想いを巡らせていました。
9月9日はこの空間で、どんな想いが交錯し合い、未来に向けた新しい議論やアクションが生まれるのか。今から楽しみでなりません。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp
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