そしてもう一つの、私が大切にしたいと感じる魅力は 「優しさの連鎖」が生まれるきっかけになること。
ボランティア活動と聞くと、人助けや慈善行為、さらには偽善といった言葉を連想する人もいるかもしれません。私は、ボランティア活動は人のためにする人もいれば、自分のためにする人もいる。どちらでもいいと私は思っています。どんなに小さな一歩かはわからないけれど、その活動によって生まれるものが、優しさや笑顔が、かならずあるのです。
”自分が楽しい!と思うことをする。そのことが誰かの笑顔につながる。こんなに素敵なことって無いと思います。”
そして、優しさは連鎖し広がるものだと私は強く信じています。誰かに優しくされたら、人はだれだって嬉しい気持ちになりますよね。普段よりも人に優しくなるかもしれません。普段はしないようなこと、例えば道に落ちているゴミを一つ拾おう!と思うかもしれません。こんな風にして優しさは輪になって、連鎖して、無限に広がっていくのです。
ボランティア活動はこの「優しさの連鎖」を生む、そして広げるきっかけであると私は信じています。
だからといって私はすべての人にボランティア活動を強制したいわけではありません。
何か新しいことに挑戦したいなって感じた時に、「ボランティア活動」というオプションが頭に浮かぶ人がちょっとでも増えたらいいなと思っています。
優しさが連鎖する社会。そんな社会への小さな一歩を大切にしていきたいです。