日本語を知らない人に教えたくなる6つの言葉
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私は現在、文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」の9期生として1年間ドイツに来ています。

ドイツ語漬けの日々のなかで、言語の違いの面白さに気付かされることがたくさんあります。頭の中で日本語と英語とドイツ語がごちゃまぜになるけどそれもまた楽しいかなって!

今回は、私が感じるドイツ語の素敵なところとお気に入りの言葉を紹介します。

私が好きなドイツの言葉

私は英語で「have a nice day!」って言うのがとっても好きです。

みんな毎回心を込めて言っているわけではないと思うけれど、お互いに「良い一日を過ごしてねー!」と言うのって素敵。日本語ではあまり言うことのない言葉ですよね。

ドイツ語には Have a nice day! のように良い〇〇を~という言葉が多くあります。

Schönen Tag noch!  素敵な1日を

Schönes Wochenende!  素敵な週末を

Schönen Abend noch!  素敵な夜を

Viel Spaß!  楽しんで (いってらっしゃいのように毎朝使う)

Mach’s Gut!  = do well!  がんばって

仕事が終わって帰るときやスーパーのレジで、知り合いに会った時など、みんなこれらの言葉をかけてくれます。何気なく口癖のように言ってるんだとわかっていても、日本語ではあまり言われることのない挨拶だから新鮮で嬉しい。

ご飯が美味しくなる魔法の言葉

そしてもう一つ私のお気に入りの言葉は「Guten Appetit」!

直訳するとguten=良い Apetit=食欲を!

これはいただきますと召し上がれの両方を含んだ言葉です。日本の「いただきます」ほど頻繁ではないけれど食事の前にお互いに言い合います。「いただきます」と違う点は、人に対して言う言葉であること。一緒に食べている相手、もしくは自分は何も食べていない時に食べている人を見かけたらかける言葉です。休憩中にお昼を食べているとみんなが「Guten Apetit」って言ってくれます!ご飯が美味しくなる気がします。

日本語を知らない人に教えたくなる6つの言葉

それと同時に気づいたことは

1、いただきます

2、ごちそうさま

3、いってらっしゃい

4、いってきます

5、おかえり

6、ただいま

の素晴らしさ。

一番日本語を知らない人に教えたくなる6つの言葉。 この一言でこんなに素敵なメッセージが届けられるんだよ!って自慢したくなります。 使うシチュエーションが限られてるからこそ幅広い意味が込められててこの一言をいえば 愛も感謝も込めることができるってすごく素敵。

でもこの日本語って 知らない人には言わない言葉だなってこともわかります。 紹介したドイツ語は 知らない人に対しても使う言葉。それぞれの言語の良さを知るのってすごく楽しい! 引き続きドイツ語の習得頑張ります!

では、Schönes Tag!(素敵な1日を!)

記者:スミレ

1997年生まれ。千葉県出身の大学生。トビタテ9期生として、2019年1月よりドイツに留学中。2016年よりNPO法人じぶん未来クラブにて学生ボランティアとして活動。日本各地で行われる教育ワークショップにてこれまでに1000人以上の子どもたちと関わる。ボランティアリーダーとして各ワークショップを率いたり、新規ボランティアを対象とした研修等も行う。学業やアルバイトからは得ることのできない「ボランティアの魅力」を1人でも多くの学生に伝えたいとの想いのもと、「ボランティア先進国」と呼ばれるドイツにてボランティアを行いその仕組みを探る。

Pay it Forward ~優しさは連鎖する~

スミレ

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