私は、文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」の9期生として1年間ドイツに滞在しました。そこで学んだこと、感じたことを綴っていきます。
人生初めての本格的なイースター!
学校は2週間イースター休暇でお休み。私のお仕事も久しぶりにお休みでした。親戚がたっくさん集まって過ごすイースター。
4日間で
金 : ホストファミリーのお家
土 : 父方のおじいちゃんのお家
日 : 母方のおじいちゃんおばあちゃんのお家
月 : ホストシスターのいとこのお家
と4軒をたずね、会った親戚は全部で16人!
食事は外のテラスで。とくに決まったスケジュールがある訳ではなく、ただずっとおしゃべりしたり、庭でお昼寝したり、近くの森に散歩に行ったり…とにかくのんびり、まったり。
ドイツでは、地域によってイースターの過ごし方は違うみたいです。私のおばあちゃんの地域ではカラフルにペイントされたゆで卵を、相手の卵とぶつけあって、殻が割れなかった人が勝ち。でも殻が割れなかった勝者の人は 割れるまでは食べてはいけない!という面白い伝統で盛り上がりました。ちなみに、私は一回戦で負けました。笑
お庭では、大きな大きな焚き火をしました。これもイースターならではのようですが、現在は この大きな焚き火は事前に市に申請する必要があるそうです。
母方、父方どちらのおじいちゃんも、田舎の農家だということで 家には何台ものトラクターが! そして森の一部を所有している88歳のおじいちゃんは現役でノコギリを持って5メートルの木を切り倒していました。 お庭のすぐ先には牛の親子が歩いていたり、道の途中には鶏が歩いていたり…とても貴重な経験でした。
こうして家族や親戚と、ゆったりまったり過ごす春の休暇。「家族と過ごす時間」の良さに気づかされた素敵なイースターでした。
記者:スミレ
1997年生まれ。千葉県出身の大学生。トビタテ9期生として、2019年1月よりドイツに留学中。2016年よりNPO法人じぶん未来クラブにて学生ボランティアとして活動。日本各地で行われる教育ワークショップにてこれまでに1000人以上の子どもたちと関わる。ボランティアリーダーとして各ワークショップを率いたり、新規ボランティアを対象とした研修等も行う。学業やアルバイトからは得ることのできない「ボランティアの魅力」を1人でも多くの学生に伝えたいとの想いのもと、「ボランティア先進国」と呼ばれるドイツにてボランティアを行いその仕組みを探る。
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