エシカルは「自分らしい選択」の積み重ねから
ヒカリ: あきさんのお話を伺って、今後もっとエシカルウェディングが、多くの人の選択肢として広まったら良いなと思いました。
これからエシカルウェディングを考えている読者の方へ、何かアドバイスいただけることはありますか?
あきさん: そうですね…今は、少し前と比べると事例がたくさんあると思うので、いろいろなエシカルウェディング事例を見て「素敵だな!」と思ったところから、無理なく取り入れるのがいいと思います。
あと、ウェディングって何かを選ぶシーンがすごく多いんですよね。ドレス、会場、引き出物、料理も全部決めるし、大きなお金も動く人生の一大プロジェクトだと思います。
一つひとつ選択する中で「どうしたらエシカルを取り入れられるかな」「どちらがより社会に良い影響を与えるだろう」と考えるだけでもいいと思うんです。
ヒカリ: 提示されたものだけでなく、自分たちの意思でエシカルを選択肢に加えていく。
あきさん: そうですね。プランナーさんから提示された選択肢の中に、自分たちが選びたいものがなかった時も、どうにか取り入れられないか工夫するとか。
ウェディングシーンは、自分たちの価値観や想いが普段以上にはっきりと表れると思うんですよね。
より自分たちの世界によくて、なおかつ自分の価値観を表現してくれるものを選択したんだよ、そんな人生を2人で歩んでいくよ、というメッセージをお世話になった人たちに感謝とともに伝える、貴重な場なのかなと思います。
想いを持って選んだものを身につけてる方が、自分自身としても誇りを持って堂々としていられるし、当日もより綺麗な姿で迎えられる。
だから、多少手間がかかったとしても、自分がいいと思ったものを選択する勇気を持つと楽しいのかなと思います。
ヒカリ: いいと思ったものを選択する勇気、本当にその通りですね。