冷えにくい体を作るちょっとした心がけ
①上着
寒いと感じた時サッと羽織れる薄手の上着は必須です。カーディガンを持ち歩いている方も多いかと思います。アウトドアメーカーのものも、街中や自然の中など多様な環境で使いまわしできるのでおすすめです。
私が愛用しているのは、patagoniaのフーディニ。薄手ですが丈夫な生地で、本体の胸ポケットに収納できるコンパクト感が持ち運びにとっても便利です。一定の保温効果はあるものの蒸れることはなく、さらりと心地よく羽織れるところが気に入っています。
②腹巻きor裾が長めのインナー
特に内臓からの冷えは、お腹を冷やさないのが大切です。
夜寝る時だけでも汗をかかない程度に温めてあげることで冷えを防げます。
年間通して使いやすいのはシルクなど天然素材のアイテム。私はコットンシルクの薄手のものを使っています。生理痛も冷えと大きく関係しているので、じんわり温めることで痛みやだるさが改善することも。
③ゆっくりお湯に浸かる
暑いとサッとシャワーで済ましがちですが、たまにはぬるめのお湯にゆっくりと浸かり、体を芯から温めることを意識しましょう。香りの良い入浴剤やバスソルトを入れるとリラックス効果も高まり、副交感神経が優位になって心身が休まります。
④足首回しとツボ押し
太い血管が通っている足首、手首、首を温めたりマッサージやストレッチをしてリンパや血行の流れをよくしてあげることは効果的です。
<足首回し>(椅子か床に座った状態で)
右足を左足の膝の上に乗せ、足の指の間に左手の指を交互にしっかり入れてぎゅっと握り、反対の手でくるぶしのあたりを抑えながら、足首をぐるぐるとゆっくり回します。じわ〜っと温かくなって引っかかりを感じなくなれば、改善してきた証拠。反対の足も同じように行います。
<三陰交のツボ押し>
内くるぶしの頂点から上に指4本分のところ、骨と筋肉の境目にあります。ゆっくり息を吐きながら押して、吸いながらゆるめます。左右の足3回ずつくらい繰り返します。押す力は痛気持ちいい程度に。