ハローキティがSDGsの取り組みを分かりやすく紹介 「SDGs応援@ハローキティチャンネル」その4
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
ハローキティがSDGsの取り組みを分かりやすく紹介 「SDGs応援@ハローキティチャンネル」その4

今、世界中の国々や人々が2030年の実現を目指して頑張って取り組んでいる、17項目の持続可能な開発目標「SDGs」を分かりやすく教えてくれるのがYouTubeチャンネル「HELLO KITTY CHANNEL(ハローキティチャンネル)」です。

難しいと思われがちなSDGsも、ここならキティと一緒に楽しく学ぶことができます。皆さんも一度覗いてみてはいかがでしょうか。

今回はチャンネルVOL.16~20をご紹介します。(記者:エシカちゃん)

16. SDGsゴール4「質の高い教育をみんなに!」をキティといっしょに

キティちゃんはインドネシアの首都ジャカルタにほど近いボゴールへ。ここでSDGsの授業を行っている中学校を訪ねました。

まずはSDGsの17の目標のどれを表しているのかをみんなで当てるジェスチャーゲーム、その後、生徒さんたちはグループに分かれて、身の回りの社会問題と解決案を考えて発表しました。すると、あるグループは、道に落ちているゴミを拾っておもちゃや民芸品に加工して売り、そのお金を学費にしようというクリエイティブなアイディアを披露。

17「すべての人に健康と福祉を」をキティと学ぼう!

またまたキティに電話が……。今度のお相手はUNFPA(国連人口基金)のディレクター、ドクター・ナタリア・カネムさんでした。

UNFPAは国連の母子の健康に関する活動を行っている機関。カネムさんによると今、世界では11秒に1人、妊婦または新生児が予防可能な原因で死亡し、母親が出産時に亡くなってしまった子供は、2歳の誕生日を迎える前に死亡する可能性が高いんですって。

でも、最近は「ヒーロー」さんの手助けによって、死亡率の数字もベーシックなサービスを受けることで少しずつ改善されているんだとか。

ヒーローさんってどんな人なのでしょう? 気になったキティはカネムさんのアドバイスでバングラデシュに行くことになりました。

ゴール3「すべての人に健康と福祉を」をキティと学ぼう!【ハローキティ 世界のSDGs応援 Goal3】

18「すべての人に健康と福祉を」をキティと学ぼう!@バングラデシュ

今回、キティが訪ねたのは、バングラデシュの首都ダッカから飛行機で1時間ほどのところにある全長250㎞といわれる世界一長い海岸コックスバザールビーチ。この近くにミャンマーから90万人以上の難民の人たちを受け入れている場所があって、そこでSDGsゴール3「すべての人に健康と福祉を」をテーマに妊婦さんと生まれてくる赤ちゃんをサポートしている「ヒーロー」さんに会いに来たのです。

難民たちが暮らしているキャンプにいたマスマ・アクタールさんが探していたヒーローさんでした。マスマさんはキャンプの助産所で働く2年目になる助産師さん。今、助産所で働く助産師さんはマスマさんを含めて全部で8人。ここに助産所ができる前は出産時に赤ちゃんとお母さんが亡くなってしまうケースが多かったんですって。

でも、助産所ができてからその率がかなり減少したとか。まさにヒーローさんたちの頑張りのおかげですね。

ゴール3「すべての人に健康と福祉を」@バングラデシュ 【ハローキティ 世界のSDGs応援 Goal3】

19「ジェンダー平等を実現しよう」をキティと学ぼう!

ある日、キティに電話が入りました。お相手は世界中の全ての女性が男性と同じような機会が得られるような、そんなよりよい世界を作るために活動しているUN Women(国連女性機関)事務局次長のアニタ・バティアさんでした。

「ゴール5『ジェンダー平等を実現しよう』はUN Womenの取り組みの中心であり、ジェンダー平等の達成なしにはGlobal Goalsの達成はあり得ません。でも、世界にはまだまだたくさんの不平等や課題があるのです」

とアニタさん。その話を聞いたキティも女の子。

「女性というだけでそんなに不平等なことがあるんですね。何かできることはありますか?」

「ヨルダンに招待します。そこで行っている『平等を目指す全ての世代』をテーマにした女性や少女たちのための活動を見てください」

キティはヨルダンに向かいます。

ゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」をキティと学ぼう!【ハローキティ 世界のSDGs応援 Goal5】

20「ジェンダー平等を実現しよう」@ヨルダン

ヨルダンの首都アンマンにあるザアタリ難民キャンプには、多くのシリア難民が暮らしています。このキャンプでUN Womenのシニアキャンプアシスタントのラーヤ・イシュタイウイさんと会いました。

ラーヤさんはここにある「オアシス」と呼ばれる、難民の女性たちに生計を立てる機会を提供するための職業訓練センターで働いています。ここではパソコンの使い方など、シリアで生活するためやヨルダンに帰ってからも使えるさまざまなスキルを教えている他、難民キャンプで生まれた新生児のためのベビーキットを作っています。

UN Womenの活動によって女性たちが困難をどのように乗り越え、強く生きようとしているのかを学んだキティは、ジェンダーに関係なく、誰もが自分の好きな役割を果たすことができる世界が作れたらいいなと改めて思いました。

ゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」@ヨルダン!【ハローキティ 世界のSDGs応援 Goal5】

【連載記事】

ハローキティがSDGsの取り組みを分かりやすく紹介

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

エシカちゃん

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
【ethica Traveler】 連載企画Vol.5 宇賀なつみ (第4章)サンフランシスコ近代美術館
独自記事 【 2024/3/20 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 本特集では、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブ...
持続可能なチョコレートの実現を支える「メイジ・カカオ・サポート」の歴史
sponsored 【 2025/3/19 】 Food
私たちの生活にも身近で愛好家もたくさんいる甘くて美味しいチョコレート。バレンタインシーズンには何万円も注ぎ込んで自分のためのご褒美チョコを大人買いする、なんてこともここ数年では珍しくない話です。しかし、私たちが日々享受しているそんな甘いチョコレートの裏では、その原材料となるカカオの生産地で今なお、貧困、児童労働、森林伐...
【ethica Traveler】  静岡県 袋井市の旅 おいしいもの発見!
独自記事 【 2025/3/20 】 Work & Study
日本列島のほぼ真ん中で、駿河湾を囲むように位置する静岡県。その中でも、太平洋に面する西の沿岸部に近いところに袋井(ふくろい)市があります。東西の交流地点として、古くから人や物や情報の往来を支えてきた袋井市は、高級メロンやリゾート、由緒正しき寺院など、未知の魅力がたくさんあるユニークな場所です。今回は、そんな袋井市の中で...
冨永愛 ジョイセフと歩むアフリカ支援 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/12 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...

次の記事

(第19話)「環境に優しいナチュラルクリーニングでおうちも気持ちもさっぱりと(後編)」キコの「暮らしの塩梅」
化粧品の製造、販売を通じて環境・社会的問題を解決する 日本ロレアルが未来の地球を救うためのプログラムをスタート!

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます