ethica8月号のテーマは「家族で考えるSDGs」です。
皆さんは、家族でSDGsについて話したりすることはありますか?私が過ごしたドイツでは、家族みんなでSDGsについて話す機会がたくさんありました。社会問題について考え、取り組んでいく上で 身近な家族とまずは気づきを共有することがとっても大切だと私は信じています。
今月も、私がドイツで得た気づきや学びを紹介していきます。
ethica8月号のテーマは「家族で考えるSDGs」です。
皆さんは、家族でSDGsについて話したりすることはありますか?私が過ごしたドイツでは、家族みんなでSDGsについて話す機会がたくさんありました。社会問題について考え、取り組んでいく上で 身近な家族とまずは気づきを共有することがとっても大切だと私は信じています。
今月も、私がドイツで得た気づきや学びを紹介していきます。
使い捨てプラスチック容器を使用しない量り売りのお店
12ヶ月あったはずが…と信じられないくらいに時間はあっという間で…帰りたくない気持ちと、帰ってお風呂に浸かって美味しいお母さんのご飯を食べたい気持ちが混ざってとっても不思議な感覚です。
帰国したら何をするのかを考えることが増えた今、私が一番日本に持って帰りたいと思うのがドイツで得た「問題意識」です。
一つの例として、これまでも何度か書いてきましたが、ドイツに来て驚いたことは環境保護を意識したエコフレンドリーが社会規模で進んでいること。
プラスチックの袋や、飲み終わってそのまま捨てられるペットボトルはほとんど存在しません。買い物にはエコバックやタッパーを持参します。
豆類やシリアル、ナッツに加えてシャンプーや洗剤も使い捨てプラスチックを使わず購入することができます。
このような行動は、ドイツの人が「問題意識」を持っているからこそ生まれているのだと思います。ドイツに来るまで環境に対する「問題意識」をあまり持っていなかった私ですが、この社会に影響されて、プラスチックをたくさん消費することに対する疑問が自分の中で生まれました。それから、なにかを選ぶ際には「環境にいい」ものを選ぶようになりました。
毎日暮らす中で、これまで持っていなかった「問題意識」をたくさん得ることができました。環境そのものに関するものもあれば、日本の社会のあり方に対して問題だと思うことも。
今回私が伝えたいのは
【問題意識を持つこと。身の回りにある問題に敏感になること。そしてできることから始めること】です。
私たちは、目の前にできることがあるのに、それを知らずに、地球や社会の破壊に加担しているんだと思います。だから身の回りにある問題に敏感にならなくてはならない。そして変えられることから変えていかなければならない。
ほんの少しでも、この私の文章が、みなさんが昨日は考えなかった、社会の、地球の問題に目を向けるきっかけになったら嬉しいです。
記者:スミレ
1997年生まれ。千葉県出身の大学生。トビタテ9期生として、2019年1月よりドイツに留学。2016年よりNPO法人じぶん未来クラブにて学生ボランティアとして活動。日本各地で行われる教育ワークショップにてこれまでに1000人以上の子どもたちと関わる。ボランティアリーダーとして各ワークショップを率いたり、新規ボランティアを対象とした研修等も行う。学業やアルバイトからは得ることのできない「ボランティアの魅力」を1人でも多くの学生に伝えたいとの想いのもと、「ボランティア先進国」と呼ばれるドイツにてボランティアを行いその仕組みを探る。
Pay it Forward ~優しさは連鎖する~
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp
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