文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」の9期生としてドイツに留学し、そこで学んだこと、感じたことを綴ってきたこの連載ですが、9月で終了することとなりました。1年間お付き合いいただき、ありがとうございました! 残り4回ですが、最終回まで読んでいただけるとうれしいです!
典型的なクリスマスの過ごし方
前回は、ドイツのクリスマスマーケットについて紹介しました。今回はクリスマス本番、24日の夕方から25日にかけての過ごし方について、私の経験を交えて紹介していきます。
それぞれの家庭で、日にちや時間帯は異なりますが
・教会に行く
・家族、親戚で集まり、みんなでご飯を食べる
・プレゼント交換をする
というのが、典型的なクリスマスのイベントです。
教会で行われるクリスマスミサに行く
24日のHeiligabend(クリスマスイブ) 、私は滞在しているお家の人と一緒に、17時から街の教会で行われたクリスマスミサに行きました。
家族でプレゼント交換
教会にはたくさんの人が集まっていて、”Weihnachten geht nur zusammen. Glauben geht nur zusammen”(直訳するとChristmas goes only together. Belief goes only together. )というテーマのお話を聞きました。
それから家に帰ると、家族で第一弾のプレゼント交換!
New Yorkへ仕事&クリスマスショッピングに行っていたお父さんのスーツケースからは大量の洋服とプレゼントが! 私からはお父さんとお母さんに、チョコと映画の券をプレゼントしました。 喜んでもらえてよかった!
家族、親戚で集まり、みんなでご飯を食べる
20時ごろになると親戚がたくさん集まり、クリスマスパーティーのはじまり!このお家では、毎年ひとつのテーマを決め、そのテーマに沿って出し物やクイズ、ゲームを用意するのが恒例だそう。今年のテーマは“ぞう“ でした!
クリスマスの歌もたくさん歌いました。その後にはみんなでプレゼント交換。
1人ずつ贈り、開け、みんなが笑顔になっていく楽しい時間でした〜!
23時までみんなでワイワイお祝いしました。
クリスマス前は大忙し、24日と25日は家族みんなでゆっくりと。
11月になるとクリスマスマーケットが街で開かれ、人々はクリスマスプレゼントのためのショッピングで大忙し! 家族や友人、それぞれにプレゼントを選び、ラッピングし、カードを書き…… 。本当にクリスマス前は大忙しなんです。
そんなふうに万全の準備をして迎えるクリスマス。24日と25日は家族みんなが揃って、ゆっくりと過ごします。
とっても素敵な経験ができて、感謝でいっぱいです!
記者:スミレ
1997年生まれ。千葉県出身の大学生。トビタテ9期生として、2019年1月よりドイツに留学。2016年よりNPO法人じぶん未来クラブにて学生ボランティアとして活動。日本各地で行われる教育ワークショップにてこれまでに1000人以上の子どもたちと関わる。ボランティアリーダーとして各ワークショップを率いたり、新規ボランティアを対象とした研修等も行う。学業やアルバイトからは得ることのできない「ボランティアの魅力」を1人でも多くの学生に伝えたいとの想いのもと、「ボランティア先進国」と呼ばれるドイツにてボランティアを行いその仕組みを探る。
Pay it Forward ~優しさは連鎖する~
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp