「私によくて、世界にイイ」が実現できる、エシカルな暮らしのカタチってなんだろう。仕事に家事に育児に……。日々生活を回すだけでも大変な私たちにとって、新しく行動を起こすのはエネルギーも時間も使うし、ハードルが高く感じてしまうもの。
でも日々の暮らしのなかで、少しでも”良い”につながることができたら?
当たり前の毎日のなかで、大切な家族も、世界も、そして私自身もほんのちょっぴり幸せになるような選択をしていけたらいいなと思うのです。
「私によくて、世界にイイ」が実現できる、エシカルな暮らしのカタチってなんだろう。仕事に家事に育児に……。日々生活を回すだけでも大変な私たちにとって、新しく行動を起こすのはエネルギーも時間も使うし、ハードルが高く感じてしまうもの。
でも日々の暮らしのなかで、少しでも”良い”につながることができたら?
当たり前の毎日のなかで、大切な家族も、世界も、そして私自身もほんのちょっぴり幸せになるような選択をしていけたらいいなと思うのです。
第33話では、冬服をきれいに保つための方法やオススメの道具をご紹介しました。今回は、衣類を適切にお手入れするために大切な、洗濯表示の見方についてお伝えしたいと思います。
洗濯やアイロンがけ、クリーニングに出す時など、衣類のお手入れの際に、タグの洗濯表示を確認していますか?
恥ずかしながら私は、なんとなく、で対応していたころがありました。
「洗濯できます!」と店頭のポップアップに書かれていたウールのセーターを、そのまま普通に洗濯して干してしまい、乾くころには丈はびろーんと伸びて幅は縮んで……。当然ながら大失敗。
洗濯表示は衣類の「取り扱い説明書」とも言えるもの。
大切な衣服を台無しにしないためにも、ちゃんと洗濯表示を確認して適切に取り扱い、きれいに保ち長く着用したいものです。
衣類に付いている洗濯表示は、素材に適した洗濯や乾燥の方法、アイロンのかけ方、クリーニングの方法などを、記号によって分かりやすく示したもの。
この表示は、従来は国ごとに異なる記号が使われていましたが、グローバル化によって国際規格の統一化が進められてきました。
日本では、2016年12月から、国際規格に合わせた表示に切り替えられています。
それにより、22種類だった記号も41種類と大きく増えました。
「タンブル乾燥」や「酸素系漂白剤」など今までにはなかった表示も登場し、より細やかな情報がわかるようになっています。
洗濯表示は5つの基本の記号と付加記号・数字で表されています。
基本の記号は、「家庭での洗濯の仕方」「漂白の仕方」「乾燥の仕方」「アイロンの仕方」「クリーニングの種類」の5つです。
付加記号は、「洗濯の強さ」「アイロンや乾燥の温度」「洗濯水の上限温度(数字)」「禁止」を基本記号との組み合わせによって表されます。
なお、記号だけで伝えられない情報は、表示記号の近くに付記用語で記載されています。
上の写真は、新しい表記記号を使用したもので、意味は次のようになります。
絵のイメージから推測しやすいものもあれば、分かりにくいものもあるのではないでしょうか。
こちらの表を参考にしてみてくださいね。
衣類のなかには、取り扱いが難しいものも。
買ってから後悔しないためにも、購入する際はデザインや用途だけでなく、洗濯表示もきちんと確認して判断したいものです。
従来の洗濯表示は取り扱いの強さや温度について、「このようにしましょう」という「指示表示」でしたが、現在の表示は「〜までなら可能」という「衣類にダメージを与えない上限」が示されています。
そのため、表示されている温度や洗浄の強さ以上で取り扱わないよう注意が必要です。
気をつけたい記号のポイント
これは「手洗いができる」という表示ですが、洗濯機の手洗いコースで洗濯することは想定されていません。
洗濯液を入れた桶の中で、押し洗いやふり洗いなどの方法で洗います。
この表記の組み合わせがあるものは、クリーニング店に依頼しましょう。
「ドライクリーニング」「ウェットクリーニング」ともに、特殊な洗剤を使った技術を要する洗濯方法です。ちなみに家庭用洗濯機にあるドライコースは水を使うため、水を使わずに洗うドライクリーニングとは異なるものです。
「家庭洗濯禁止」の記号が付いている場合は、基本的にクリーニング店に持っていくのが無難です。
ぬれ干しとは、洗濯機による脱水や手でねじり絞りをしないで干すこと。
とはいえ、そのままだと水が滴り落ちたり、干しにくさもあるので、タオルドライがおすすめです。やり方は、洗濯物をバスタオルなどに挟み、上から軽く押して水分を除きます。
この表示がある衣類は、デリケート素材のものです。
ウール、シルク、カシミヤなどの素材の衣類によくみられます。これらの動物性の繊維は通常の弱アルカリ性の洗剤で洗ってしまうと、縮んだり型崩れの原因になります。
注意書きに何も書いていなくても、洗濯ネットを使いおしゃれ着用の中性洗剤で洗うことをオススメします。
洗濯表示は、大切な衣類を守るためにもぜひ覚えたいもの。
種類の多さに戸惑うこともあるかもしれませんが、基本の5つの意味を理解すれば、あとは強さや温度の記号を見分けるだけです。
消費者庁のホームページでは、洗濯方法が詳しく解説されていたり、表示の記号の一覧が印刷したりできるようになっています。遊びながら洗濯の仕方や記号が覚えられるすごろくなどもあり、子どもと楽しむのもいいですね。
URL:https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/laundry_symbols.html
とはいえ、確認するのも面倒だな……と感じる場合は、アプリも便利です。
洗濯表示を選択していくだけで、正しいお洗濯方法を解説してくれる『これ洗える?』というアプリなど、参考になるツールはいろいろあるので、ぜひ活用してみてくださいね。
衣類も安価なものがたくさん出回って、ワンシーズンでの使い捨てが当たり前になっている昨今ですが、お手入れ方法を見直して、少しでも長く、お気に入りの服を綺麗なまま楽しみたいものです。
前回に続き、衣服のお手入れのお話をさせていただきました。
小さなことですが、日々の暮らしのなかから始められるエシカルなこと、心がけてみませんか?
季子(キコ)
一児の母親。高校生のころ「食べたもので体はできている」という言葉と出会い食生活を見直したことで、長い付き合いだったアトピーが大きく改善。その体験をきっかけに食を取り巻く問題へと関心が広がり、大学では環境社会学を専攻する。
産後一年間の育休を経て職場復帰。あわただしい日々のなかでも気軽に取り入れられる、私にとっても家族にとっても、地球にとっても無理のない「いい塩梅」な生き方を模索中。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp
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