(第2話)土と堆肥は“命の泉” 【連載】八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
3,872 view
(第2話)土と堆肥は“命の泉” 【連載】八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」

~パーマカルチャーを訪ねて〜

南アルプスの甲斐駒ケ岳が望める森の中で暮らす四井さんご一家。裏山にはクヌギやナラなどの広葉樹林が広がり、人も空気の流れも都会よりゆったりと感じられます。この豊かな自然環境の中で、パーマカルチャー(※注)を研究し、持続可能な暮らしを実践してきた四井さん。

「自分たちなりの暮らし方を模索し、少しずつ形にしてきた結果、14年かかってこの場所にひとつの世界が出来上がりました」と言います。

ひとが生活することで「場」が豊かになるような暮らしの仕組みに気づき、長い月日をかけて築きあげた「小さな地球」。人間も動物たちも食物も、すべてがうまく「循環」する、自然の仕組みがここにあります。

その循環を支えている大切な要素のひとつが「土」。今回は、土と暮らしの密接なつながりについてご紹介します。 

(※注)パーマカルチャー:“パーマネント”(永久)、“アグリカルチャー” (農業)、“カルチャー”(文化)を組み合わせた造語。持続可能な環境を作り出すためのライフスタイルのデザイン体系のこと。

大地が暮らしの恵みをもたらす

パーマカルチャー・デザイナーとして活躍している四井さんは、自然生態系を修復する緑化工学を学んだ“土壌管理コンサルタント”であり、また『ソイルデザイン』の代表として、土壌作りや自然の風土に合ったライフスタイルのアドバイスなどを行っています。日々の暮らしや仕事のすべてが「土」とつながっているのです。

天然の抗生物質ともいわれているエキナセアの花には自然治癒力を高める作用があるといわれている。大地の恵を存分に吸収して育った可憐なハーブ

里山に続く自家農園を歩けば、冬枯れの草木の間からエキナセアが可憐な花をのぞかせていました。体内の免疫を高めてくれる頼もしいハーブとしても知られています。ファームには、1年を通してさまざまな植物が実り、大地の恵みが四井家の暮らしに豊かさをもたらします。

地球の岩石が風化して生まれた“土”

そもそも土って何なのでしょう。都会で暮らしていると、その存在すら忘れがちです。実は、土とは地球の岩石が雨や風で削られてできた粒の集合体。でも、ただ単に岩が砂状に風化しただけでは土はできません。

砂のような岩の粒の上に原始的な植物であるコケが生え、コケがつくる有機物をもとに微生物や虫などが住み着き、それらの生きものの糞や死骸などが微生物の力で分解されていくことで土らしくなっていきます。何百年何千年もの長い時間をかけて徐々に“土”に変わっていくのです。

さらに、土は栄養素を吸着しながら腐植(土壌有機物)を増やし、土の層をつくっていきます。そして多様な植生遷移の過程を経ることで、より大きな植物の生育を支えられる土壌へと移り変わっていきます。

敷地いっぱいの落ち葉も大切な土の栄養分。炭素を多く含み、臭いの発生を抑える働きがある

手のひらにのせるとほろほろっとほどける土。しっとりふっくらとしたその感触は砂場の砂や砂浜の砂とは違った、独特の存在感があります。

岩や植物や微生物が複雑に関わり合い、無機物と有機物の相互作用によって作られていく土には、作物を育てるための栄養素が豊富に含まれています。土が増えると、その中に住む生きものや有機物の炭素の蓄積により、地球温暖化の原因になっている大気中の二酸化炭素の濃度の上昇を食い止める働きもあるのだそうです。

そして、ひとが暮らす中で出る生ゴミや排泄物も、土を利用して分解・浄化することができるのです。そのために必要となるのが生ゴミなどの有機物を「堆肥化」すること。

堆肥ができるまでのプロセス

四井さんのご自宅敷地内には、鶏小屋と堆肥小屋があります。台所から出た生ゴミ、庭の落ち葉、稲わら、飼っているヤギやニワトリや家族の排泄物など、毎日の生活から出るあらゆる有機物を、堆肥小屋に堆積します。金属やプラスチックをのぞけば、ほとんどのものが堆肥の材料になると四井さんは言います。

生ゴミや落ち葉、家族や家畜の排泄物などを混ぜて堆積し、微生物の働きで発酵させて土に還す「堆肥化」。微生物の働きで発酵した堆肥は、発酵熱によって温度が上昇。ホクホクと白い湯気を立て、寒い季節は動物たちの快適なベッドになる

堆肥化とは、堆積した有機物を混ぜ合わせて微生物の働きで発酵させ、土の栄養分として利用できるようになるまで上手に分解させること。うまく微生物が働くと、増殖する微生物の呼吸によって発酵熱が生じ、堆肥が40〜60℃くらいに暖かくなっていきます。適度な温度上昇が微生物をさらに活性化させ、良質の栄養素をたっぷり含んだやわらかな堆肥が出来上がります。

堆肥を良好なコンディションに保つために落ち葉を集め、切り返しを行う。不思議なくらい気になるニオイがまったくない。自然の力の素晴らしさを実感する場所

千里さんと長男の水木土(みきと)くんも堆肥小屋を掃除しながら堆肥の状態をチェックするのが日課です。スコップで切り返すと堆肥からもくもくと白い湯気が立ち上ります。発酵熱によってほんのり暖かな堆肥小屋は、気になる臭いがまったくありません。懐かしく優しい“土”のにおいに癒されます。

堆肥作りの3つのポイント

1、炭素(落ち葉、おが屑、茶殻、乾いた刈り草など)と窒素(生ゴミ、魚、肉、排泄物など)のバランスが大事。臭いが気になったら、炭素を含む乾いた素材を多めに入れて水分をコントロール。

2、しっとり湿った状態がベスト。手のひらで握って水分を感じるくらいの水分量が目安。

3、微生物が活発に働くためには堆肥をまんべんなくかき混ぜて分解ムラをなくし、酸素を入れる。定期的に切り返しを行うことが大切。

堆肥小屋の掃除や状態の観察は家族の大切な日課。ニワトリ(名古屋コーチン)はエサとして堆肥も食べる

命が生まれ、再び還る場所

「うちではすべての生きものの亡骸(なきがら)を堆肥小屋に埋葬することにしています。飼っていたうさぎやヤギや猫、不運にも家の窓ガラスに激突して命を落とした野鳥もこの堆肥の中に葬りました。干し草を大量に集めてベッドのように敷きつめ、花を供えて弔うのです。小さな鳥は3〜4週間くらいで土に還ります。堆肥の微生物がその体を食べて分解し、土に戻すことで植物の養分となり、そのまた先の新しい命となって循環していくのです」

だからここは“命の泉”。

自然の仕組みを再現した堆肥小屋は、命が還り、新しく生まれ変わる場所。生命の仕組みを子供たちへと受け継ぎたいと言います。

木々が葉を落とす晩秋の八ヶ岳は、澄んだ空とピンと張り詰めた空気が気持ち良い。都会暮らしで忘れがちな季節の香りが感じられる

都会暮らしとコンポスト

最近は都会でもコンポストを活用する動きが加速しています。有機物資源である生ゴミを自宅で処理し、堆肥として活用する人も増えているようですね。

10年ほど前から、都市近郊でもさまざまなスタイルのコンポストが開発され、実用化されてきました。その1つ、神奈川県葉山町で考案された「キエーロ」は黒土のみを使い、微生物の働きで生ゴミを分解する方法として注目されました。家庭の生ゴミを堆肥に変える生ゴミ処理器として他の地域にも普及しています。

都会での堆肥作りは、どのような点に注意したら良いでしょう。

「市販の生ゴミ処理機の中には、生ゴミ処理が目的で堆肥の量は期待できないものも多いので、生ゴミの処理をしたいのか、土づくりを目指すのか、個々の目的に合わせた方法を選択することが大切だと思います。都会暮らしの中で生ゴミを処理しながらミニ菜園もしたい、という人も多いと思いますが、個人的にはミミズコンポストがオススメです。ミミズの腸内細菌にはニオイを抑える成分が多く含まれ、生ゴミなどを処理するのにも適していますし、省スペースで堆肥をつくりたい人にも向いています」

栄養たっぷりの土の中でみごとに成長したダイコン。今の季節はダイコンを軒下に吊るし、北風にさらしてたくあんを作る

その他、ダンボールコンポストや手軽でおしゃれなバッグ型のコンポストも最近人気があるようです。不織布で自家製コンポストを作ることもできます。何より大切なのは、継続できるやり方を選ぶことです。

土とつながる新習慣で自分の暮らしに「小さな地球」を見出すことができたら素敵ですね。明日を少し豊かに生きるために、まずは堆肥作りから始めてみたいと思います。

左から、四井真治さん、畑仕事や料理、家具作りなどにも積極的に取り組む四井家の長男・木水土(きみと)くんと次男・宙(そら)くん、四井千里さん

さて次回は、庭先の草木や自家製ドライフラワーを使った四井家流・クリスマスリースとお正月のお飾りのアイデアをご紹介します。お楽しみに!

バックナンバーはこちらからご覧頂けます。

【連載】八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」を読む>>>

四井真治

福岡県北九州市の自然に囲まれた環境の中で育ち、高校の時に地元の自然が都市開発によって破壊されてショックを受けたのをきっかけに環境意識が芽生え、信州大学の農学部森林科学科に進学することを決意。同農学部の大学院卒業後、緑化会社に勤務。長野で農業経営、有機肥料会社勤務後2001年に独立。2015年の愛知万博でオーガニックレストランをデザイン・施工指導。以来さまざまなパーマカルチャーの商業施設や場作りに携わる。日本の伝統を取り入れた暮らしの仕組みを提案するパーマカルチャー・デザイナーとして国内外で活躍中。

Soil Design http://soildesign.jp/

四井千里

2002年より都内の自然食品店に勤務。併設のレストランにてメニュー開発から調理まで運営全般に関わり、自然食のノウハウを学ぶ。2007年より八ヶ岳南麓に移り住み、フラワーアレンジメント・ハーブの蒸溜・保存食作り等のワークショップ講師、及び自然の恩恵や植物を五感で楽しむ暮らしのアイデアを提案。

記者:山田ふみ

多摩美術大学デザイン科卒。ファッションメーカーBIGIグループのプレス、マガジンハウスanan編集部記者を経て独立。ELLE JAPON、マダムフィガロの創刊に携わり、リクルート通販事業部にて新創刊女性誌の副編集長を務める。美容、インテリア、食を中心に女性のライフスタイルの動向を雑誌・新聞、WEBなどで発信。2012年より7年間タイ、シンガポールにて現地情報誌の編集に関わる。2019年帰国後、東京・八ヶ岳を拠点に執筆活動を行う。アート、教育、美容、食と農に関心を持ち、ethica(エシカ)編集部に参加「私によくて、世界にイイ。」情報の編集及びライティングを担当。著書に「ワサナのタイ料理」(文化出版局・共著)あり。趣味は世界のファーマーズマーケットめぐり。

<自然の仕組みがわかるオススメの2冊>

パーマカルチャーや土と自然のつながりがわかりやすく紹介されている『地球のくらしの絵本』シリーズ「自然に学ぶくらしのデザイン」と「土とつながる知恵」(四井真治著 農文協)ともに2,500円/税別

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

山田ふみ

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
TBS秋沢淳子さん鼎談(第5話)仕事とプライベートの両立
独自記事 【 2022/6/27 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第6話)グローバルとインターナショナルの違い
独自記事 【 2022/7/4 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第2話)Intercultural Programsで異文化体験留学
独自記事 【 2022/6/6 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
冨永愛 ジョイセフと歩むアフリカ支援 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/12 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
戦後の日本で衛生環境を改善したサラヤが、何故?アフリカの女性支援活動を始めたのか。安田知加さんに伺いました 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/14 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.7 宇賀なつみ (終章)『Returning to TOKYO 〜サステナブルなフライト〜』
独自記事 【 2024/4/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.6 宇賀なつみ (第5章)ゴールデン・ゲート・ブリッジ
独自記事 【 2024/3/27 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.5 宇賀なつみ (第4章)サンフランシスコ近代美術館
独自記事 【 2024/3/20 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 本特集では、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブ...
【ethica Traveler】連載企画Vol.4 宇賀なつみ (第3章)アリス・ウォータースの哲学
独自記事 【 2024/2/28 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【ethica Traveler】連載企画Vol.3 宇賀なつみ (第2章)W サンフランシスコ ホテル
独自記事 【 2024/2/14 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.2 宇賀なつみ (第1章)サンフランシスコ国際空港
独自記事 【 2024/1/31 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【Earth Day】フランス商工会議所で開催するイベントにてethica編集部が基調講演
イベント 【 2023/4/3 】 Work & Study
来たる4月22日は「アースデイ(地球の日)」地球環境を守る意思を込めた国際的な記念日です。1970年にアメリカで誕生したこの記念日は、当時アメリカ上院議員だったD・ネルソンの「環境の日が必要だ」という発言に呼応し、ひとりの学生が『地球の日』を作ろうと呼びかけたことがきっかけでした。代表や規則のないアースデイでは、国籍や...
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(序章)と(第1章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/17 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開しています。今回は、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える」の序章と第1章についてのあらすじと見どころをお届け!(記者:エシカちゃん)
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(第2章)と(第3章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/24 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開中。さまざまなメディアから少しずつ情報を得、それをパズルのように組み合わせてひとつのストーリーを見出す、新しいメディア体験です。 今回は、前回に引き続き、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビュ...
テーマは、ナチュラルモダン『自立した女性』に向けたインナーウェア デザイナー石山麻子さん
独自記事 【 2022/9/19 】 Fashion
株式会社ワコールが展開する、人にも自然にもやさしいを目指すインナーウェアライン「ナチュレクチュール」。オーガニックコットン100%のラインアップが注目を集め、肌あたりやシルエットの美しさが話題になっています。その期待に応える形で、今年9月に新作グループも加わりました。やさしさを突き詰めた製品は、どのような想いや経緯から...
幸せや喜びを感じながら生きること 国木田彩良
独自記事 【 2021/11/22 】 Fashion
ファッションの世界では「サステナブル」「エシカル」が重要なキーワードとして語られるようになった。とはいえ、その前提として、身にまとうものは優しい着心地にこだわりたい。ヨーロッパと日本にルーツを持ち、モデルとして活躍する国木田彩良さんに「やさしい世界を、身に着ける。」をテーマにお話を聞いた。
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【Prologue】
独自記事 【 2021/3/1 】 Health & Beauty
20年以上、トップモデルとして活躍。究極の美の世界で生きてきた冨永愛さん。ランウェイを歩くその一瞬のために、美を磨き続けてきた。それは、外見だけではない。生き方、生き様をも投影する内側からの輝きがなければ、人々を魅了することはできない。「美しい人」冨永愛さんが語る、「“私(美容・健康)に良くて、世界(環境・社会)にイイ...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter1-1】
独自記事 【 2021/3/29 】 Health & Beauty
ファッションデザイナーが描く世界を表現するモデルは、まさに時代を映し出す美の象徴だ。冨永愛さんは移り変わりの激しいファッション界で、20年以上にわたり唯一無二の存在感を放ち続ける。年齢とともに磨きがかかる美しさの理由、それは、日々のたゆまぬ努力。  美しいひとが語る「モデル」とは?
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
【Earth Day】今年も地球環境について考えよう!「在日米国商工会議所」と「在日フランス商工会議所」が主催するethicaコラボイベントのご案内
イベント 【 2024/4/15 】 Work & Study
地球環境について考え連帯する国際的な記念日、アースデイが今年も近づいてまいりました! 私たちethicaは、2022年、2023年とアースデイイベントに基調講演を行い、3度目となった今年もメディアパートナーを務めます。2023年のアースデイを振り返りつつ、まもなく開催のイベント『Earth Day 2024: Movi...

次の記事

水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談 「美と健康」そして「環境と社会」
(第39話)「エシカル素材って?環境にも優しいアウターをまとって、冬コーデをより心地よく快適に」キコの「暮らしの塩梅」

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます