[大丸有]米倉誠一郎氏セッション【講評③】 「吉田淳一氏 三菱地所 執行役社長」×「奥和登氏 農林中央金庫 代表理事理事長」 「大丸有SDGsACT5 Closing ACT」
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
[大丸有]米倉誠一郎氏セッション【講評③】 「吉田淳一氏 三菱地所 執行役社長」×「奥和登氏 農林中央金庫 代表理事理事長」

左から、米倉誠一郎氏(一橋大学名誉教授/CR-SIS学長)、吉田淳一氏(三菱地所執行役社長)、奥和登氏(農林中央金庫代表理事理事長)

三菱地所、農林中央金庫、日本経済新聞社、日経BPなどで構成される大丸有SDGs ACT5実行委員会では大手町・丸の内・有楽町の3地区を舞台に、今年5月から「サステナブル・フード」「気候変動と資源循環」「WELL-BEING」「ダイバーシティ」「コミュニケーション」の5つのテーマ(ACT)のもとSDGs活動を推進する「大丸有SDGs ACT5」を実施してきました。

11月16日、約7カ月間にわたって実行してきたSDGsに関連する各アクションを振り返る「大丸有SDGs ACT5 Closing ACT」が開催されました。その中で、米倉誠一郎氏(一橋大学名誉教授/CR-SIS学長)がモデレーターを担当したセッション3「講評」について、①根本かおる氏・国連広報センター所長 ②垣内俊哉氏・ミライロ代表取締役社長 ③吉田淳一氏・三菱地所執行役社長×奥和登氏・農林中央金庫代表理事理事長、と3回に分けてご紹介します。

【講評③】「吉田淳一氏 三菱地所 執行役社長」×「奥和登氏 農林中央金庫 代表理事理事長」

米倉: 意外に(笑)、評判がいいですね。

吉田: ありがとうございます。

米倉: どうせ、やっつけ仕事でやったんだろうなと思っていましたが、そんなことはないということがよく分かりました。吉田さん、今回どんな感想をお持ちになりましたか。

左から、米倉誠一郎氏(一橋大学名誉教授/CR-SIS学長)、吉田淳一氏(三菱地所執行役社長)、奥和登氏(農林中央金庫代表理事理事長)

吉田: 半年強、7カ月ということで長い間、今年はコロナという状況もあったんですけど、オンライン、オフライン含めて、多くの方に興味を持っていただいて、ただ、これがもしコロナがなければ、もっと強いつながりを持って交流を深めて、新しいもっともっと多くの気づきといったものから何か新しい流れが生み出せたのではないかと思っています。

SDGs自体が2030年まで継続する目標ですので、それに向けてしっかりとゴールをするイメージを固めながら継続して伸ばしていきたいと感じています。

米倉: SDGsの最終年は2030年ですから、そこからバックキャストしての実行プランですね。今年はここまで来た、さて来年はどうするんだ、再来年はどうするんだと順番に下がってくるというイメージなんですね。

吉田: いろいろな方からもお話が出ましたが、もっと多くの企業に参画してほしいですね。その1つのきっかけとなるのが、先ほど根本所長におっしゃっていただいたような、国連と連携することによってグローバルなつながりといいますか、世界中の社会課題のなかでも、我々の身近な課題プラス世界的な社会課題みたいなものとマッチングできれば、企業の取り組む領域にもより入り込んでいけるのかなと、可能性を感じながらお話を聞かせていただいていました。事務局のほうで検討してもらえると思いますが、今年の成果と反省点を踏まえつつ、来年に向けてまた取り組みを進めてくれるでしょう。いろいろな方にご協力をいただければと思います。よろしくお願いします。

吉田淳一氏(三菱地所執行役社長)

米倉: ありがとうございます。グローバルの視点は本当に大事です。コロナという状況ではありますが、やはりこの場にももっと外国人がいればいいですよね。先ほど、貧困問題解決の重要性がありましたが、ここ東京に集積しているたくさんのお金をどうやって途上国に向けるか、実際にこの場で国際会議が行われたらすごく面白いでしょうね。さて、農林中金さんも頑張りましたね。僕は不明ながら、農林中金さんがこの場にいるとは思いもしませんでした。こういうことをいうから二度と声がかからなくなるんですけど(笑)、本当に意外でした。いったいどういう動機からのご参加だったのですか。

大丸有の地主さんと田舎の地主さん

奥: 意外性ということでご指摘をいただきましたけど、きっかけのところからちょっとお話させていただきたいと思います。

部下のほうから、この企画に参加したいといわれた時、即決した背景が2つありまして、1つは以前から「あいのり」という学校で三菱地所さんと一緒に取り組みをさせていただいていたということとともに、私どものグループは食べ物を扱っているところなのでSDGsそのものだという認識がありました。

「あいのり」のことでいいますと、大丸有というビジネスの中心地に地方の香りなり風を届けたいということで「あいのり」に参加させていただきました。大丸有の地主さんと田舎の地主さんが組むというのは、これはすごい組み合わせの妙だということもあって、この取り組みに参加させていただいたということですけど、このACTを通じて思うことがいくつかあります。1つは「あいのり」というのはワンウェイで、どちらかというと田舎の食べ物を大丸有にということでしたが、それがまさに今回のACT 5でフードロスとか、あるいは食べ物の残渣を堆肥にして、それを地方に持っていって野菜を作ろうという、要するにサーキュライトコロニーといいますか、循環ができたということが大きな感動になりました。

奥和登氏(農林中央金庫代表理事理事長)

もう1つ、コロナでどうしても直接の参加者の方が減ったということもあると思いますが、一方でバーチャルな参加者が増えたわけですから、この先に向けてすごいステップが刻めたんじゃないかなと思います。バーチャルでつながりながらフィジカルでつながる実感ができました。多層的につながって広がっていくだろうなという格好で、私自身はこの取り組みのステップを実感しています。

農林中金自身にはグループで100兆以上の資金があります。この資金を今までは主にグローバルな運用にということでしたが、これからは国内でいかに生かすかということだと思っています。また、SDGsの取り組みにどうやってファイナンスしていくかも大きなポイントになるのではないでしょうか。

農イノベーション

米倉: 皆さんもご存じだと思いますが、日本は世界で最も食料を輸入して、最も捨てている国です。こんな恥ずかしいことはないです。今、東京での食べ残しや食品廃棄物をコンポジットにして地方の有機農家に届けて、それで育った食物をまたここ東京で食べる。今いわれたコロナのおかげで、東京一極集中だけじゃなくてもいいなという考え方が出てきて、違う形の働き方・住まい方や交流の仕方が生まれ、地方と東京の関係性が変わっていく。しかも、そういうことにお金がつくようになるというのはすごく大事なことです。

先ほど根本さんがSDGsを機動力にしてというお話をされましたが、たしかにSDGsで新しい流れが出てきましたし、都市と地方のニュー・コンビネーションがこの街で生まれたというのはすばらしいことだと思います。

企業の参加数、個人の参加数をどうするかとか、グローバルな視点で何かできないかとか、来年度に向かって強化していこうという考えはありますか。

奥: サステナブルですから、こういう企画は来年も再来年も続けていくということで考えています。ここで裏話をちょっとご披露すると、うちの職員でこの取り組みに惚れ込んだ者がいまして異動の期間を半年延ばしたという職員がいます。来年になったら彼のミッションはダブルミッションになるので、どうしたらいいのかとちょっと悩んでいます。

次回以降の取り組みということでいいますと、今回、私どもが関係していたのはフードロスなど食べ物のところでしたが、やっぱり農イノベーションの観点からいきますと、農と観光の組み合わせであったり、あるいは農と福祉の組み合わせ、例えば、農業の実際の現場で障がいのある方を受け入れるとか、そうしたところを深掘りしていきたいと思っています。

米倉誠一郎氏(一橋大学名誉教授/CR-SIS学長)

米倉: 農と福祉というのは面白い発想です。障害者雇用率(法定雇用率)2.2%の中で罰金を払うよりも、そういう連携の中で雇用を作ろうというわけですね。もう1つ、僕は日本の農業は世界に輸出可能だと思っているんです。これをぜひいろいろな形で出していただけるといいですね。

それから、地所さんには、これは申し訳ないいい方かもしれませんが、大丸有はちょっと色気、と言っても変な意味ではなく、カラフルでない気がします。

エリア全体で、一社では作り出せない価値を作り出していく

吉田: 大丸有は自然体でいっているつもりですが、いろいろな仕掛けづくりということでいうと、例えばコロナのこの1年は中通りなどの道路占有許可を取って、そこをオープンなワーキングスペースにしたりとか、大丸有オリジナルのものをハード的にもソフト的にもいろいろな仕掛けづくりをやっています。

今回のACT 5の中でも例えば、障がい者の方に絵を描いていただいて19回目となるキラキラアートコンクールをやっています。今回は1100名くらいの応募をいただいて町の人に審査をしてもらうということもやりましたし、町の人がもっと参加しやすい仕掛けづくりをいろいろなことでソフト的に作っていけるといいなと思っています。

そういうこともやっていきたいですし、企業が一緒になって取り組んでいきたいというようなメニュー開発などもしっかりやっていきたいと考えています。一企業ではなくて、エリア全体が協力して、一社では作り出せない価値を作り出していくという大丸有ならではの取り組みをもっともっと広げていきたい。

米倉: たしかに車を遮断して、道路にテラスのようなものを出してというのはいい感じですね。でも、何か分離しているような気がする。サラリーマンは社食でメシなんて食ってないで、もっと外に出てきてテラスで食べるようになればいいのかな。

 

シャンゼリゼ通りとか52番街のように

吉田: かなり自信を持って町づくりをしたんですけどね。世界中の人がお見えになった時に、たぶん世界でナンバーワンの町並みだとおっしゃってくれるのではないかと思っているんです。

でも、いわゆるシャンゼリゼ通りとか52番街のように世界的に有名ではないので、そこを何とかしなくてはいけないなと思っています。先ほどのハートとハードではないですが、ハートの部分をもっと鍛えて世界にアピールできるような内容へ、人が町を作っていきますので、いろいろな人と協力しながら町の魅力をアピールできるようにしたいですね。皇居も近いですし、世界に比類ないすばらしい町だと自負してはいますが、おっしゃる通り、まだまだ浸透していないというのが大きな反省点ではありますね。

左から、米倉誠一郎氏(一橋大学名誉教授/CR-SIS学長)、吉田淳一氏(三菱地所執行役社長)、奥和登氏(農林中央金庫代表理事理事長)

米倉: あー、そうですねハートですね。カラフルというのはそういうことでした。これから、ハートの部分でこの界隈にいる人たちが、外国人を見かけたら下手な英語でも中国語でもいいから積極的に話しかけるというようなムードができ上がってくると、大丸有界隈って温かいなっていうのが、ハード面に加えて出てくるような気がします。

吉田: たしかにそれは大事なことだと思いますね。

奥: 先ほど、私たちのグループはSDGsそのものだということを申し上げました。若干宣伝になってしまうかもしれませんが、私どもは3つの命を考えています。人の命は食べ物によってつながれている。食べ物というのは動物なり植物なりの生命です。もう1つの命は地球があってこそ成り立つということですね。そういう意味で、私たちは人の命と地球の命を考えて個々を大切にしなければならないと思って、いろいろと取り組んでいます。

米倉: まさに食でいえば、地方と東京、人間と動植物、そして地球環境といったものが、ここで交差しながら新しい食文化を作り出す、これがきっかけになってフードロスの削減やフードバンクの充実、そういうことができるようになると本当に魅力的な街ができると思いますね。

では最後に、お二人から今後の決意表明をお願いします。

吉田: 今回はコロナ禍でもいろいろと面白いことができましたし、他のエリアでもこういう流れが少しずつでき始めてきたようです。2030年はあっという間に来てしまいますから日本全体で盛り上がって、大丸有がその中心であり続けられるように頑張りましょう!

奥: 今回は個の取り組みもありましたが、エリアの取り組みだったと思います。エリアが日本全国、あるいはグローバルに広がっていくというイメージを持ちながら2030年に向けて頑張りたいと思います。

【講評①】を読む>>>

【講評②】を読む>>>

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。

米倉誠一郎氏に関する関連記事

明日のリーダー育成を紐解く鍵(米倉誠一郎教授)【副編集長対談・前編】

明日のリーダー育成を紐解く鍵(米倉誠一郎教授)【副編集長対談・後編】

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

エシカちゃん

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
TBS秋沢淳子さん鼎談(第5話)仕事とプライベートの両立
独自記事 【 2022/6/27 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第6話)グローバルとインターナショナルの違い
独自記事 【 2022/7/4 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第2話)Intercultural Programsで異文化体験留学
独自記事 【 2022/6/6 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
冨永愛 ジョイセフと歩むアフリカ支援 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/12 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
戦後の日本で衛生環境を改善したサラヤが、何故?アフリカの女性支援活動を始めたのか。安田知加さんに伺いました 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/14 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.7 宇賀なつみ (終章)『Returning to TOKYO 〜サステナブルなフライト〜』
独自記事 【 2024/4/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.6 宇賀なつみ (第5章)ゴールデン・ゲート・ブリッジ
独自記事 【 2024/3/27 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.5 宇賀なつみ (第4章)サンフランシスコ近代美術館
独自記事 【 2024/3/20 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 本特集では、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブ...
【ethica Traveler】連載企画Vol.4 宇賀なつみ (第3章)アリス・ウォータースの哲学
独自記事 【 2024/2/28 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【ethica Traveler】連載企画Vol.3 宇賀なつみ (第2章)W サンフランシスコ ホテル
独自記事 【 2024/2/14 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.2 宇賀なつみ (第1章)サンフランシスコ国際空港
独自記事 【 2024/1/31 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【Earth Day】フランス商工会議所で開催するイベントにてethica編集部が基調講演
イベント 【 2023/4/3 】 Work & Study
来たる4月22日は「アースデイ(地球の日)」地球環境を守る意思を込めた国際的な記念日です。1970年にアメリカで誕生したこの記念日は、当時アメリカ上院議員だったD・ネルソンの「環境の日が必要だ」という発言に呼応し、ひとりの学生が『地球の日』を作ろうと呼びかけたことがきっかけでした。代表や規則のないアースデイでは、国籍や...
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(序章)と(第1章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/17 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開しています。今回は、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える」の序章と第1章についてのあらすじと見どころをお届け!(記者:エシカちゃん)
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(第2章)と(第3章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/24 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開中。さまざまなメディアから少しずつ情報を得、それをパズルのように組み合わせてひとつのストーリーを見出す、新しいメディア体験です。 今回は、前回に引き続き、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビュ...
テーマは、ナチュラルモダン『自立した女性』に向けたインナーウェア デザイナー石山麻子さん
独自記事 【 2022/9/19 】 Fashion
株式会社ワコールが展開する、人にも自然にもやさしいを目指すインナーウェアライン「ナチュレクチュール」。オーガニックコットン100%のラインアップが注目を集め、肌あたりやシルエットの美しさが話題になっています。その期待に応える形で、今年9月に新作グループも加わりました。やさしさを突き詰めた製品は、どのような想いや経緯から...
幸せや喜びを感じながら生きること 国木田彩良
独自記事 【 2021/11/22 】 Fashion
ファッションの世界では「サステナブル」「エシカル」が重要なキーワードとして語られるようになった。とはいえ、その前提として、身にまとうものは優しい着心地にこだわりたい。ヨーロッパと日本にルーツを持ち、モデルとして活躍する国木田彩良さんに「やさしい世界を、身に着ける。」をテーマにお話を聞いた。
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【Prologue】
独自記事 【 2021/3/1 】 Health & Beauty
20年以上、トップモデルとして活躍。究極の美の世界で生きてきた冨永愛さん。ランウェイを歩くその一瞬のために、美を磨き続けてきた。それは、外見だけではない。生き方、生き様をも投影する内側からの輝きがなければ、人々を魅了することはできない。「美しい人」冨永愛さんが語る、「“私(美容・健康)に良くて、世界(環境・社会)にイイ...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter1-1】
独自記事 【 2021/3/29 】 Health & Beauty
ファッションデザイナーが描く世界を表現するモデルは、まさに時代を映し出す美の象徴だ。冨永愛さんは移り変わりの激しいファッション界で、20年以上にわたり唯一無二の存在感を放ち続ける。年齢とともに磨きがかかる美しさの理由、それは、日々のたゆまぬ努力。  美しいひとが語る「モデル」とは?
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
【Earth Day】今年も地球環境について考えよう!「在日米国商工会議所」と「在日フランス商工会議所」が主催するethicaコラボイベントのご案内
イベント 【 2024/4/15 】 Work & Study
地球環境について考え連帯する国際的な記念日、アースデイが今年も近づいてまいりました! 私たちethicaは、2022年、2023年とアースデイイベントに基調講演を行い、3度目となった今年もメディアパートナーを務めます。2023年のアースデイを振り返りつつ、まもなく開催のイベント『Earth Day 2024: Movi...

次の記事

【ethica-Voice】1杯のコーヒーがサステナブルな未来に貢献できること 企業の様々なサステナブルな取り組みをインタビュー(第2回)スターバックス コーヒー ジャパン
(第5話)新年はハーブでお茶会 【連載】八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます