エシカ編集部: コロナでオンライン化が進んだことによって、逆にパートナーさんやお客様、生産者の方が直接コミュニケーションを取れる機会が生まれてきたということですね。
若林: ええ、その通りです。ただ、生産者の方とお客様をつなぐというところまではまだ到達していないのですが、コロンビアで生産者をサポートしているチームとパートナーをつないで実際にお話して現状を知る機会は作っています。
エシカ編集部: それは素敵な取り組みですね。そこでパートナーさんが生産者の方の顔を直接見てコミュニケーションを取ったことが、お客さんによってお店に還元されていくという流れですね。
若林: そうです。
エシカ編集部: 次に、サステナビリティの観点から2020年度に特にスターバックスさんとして意識して取り組まれてきたことがあれば、その事例などを教えていただけますでしょうか。
若林: 2020年度でいいますと、パートナーがエシカルなコーヒーストーリーを自分で理解し、自分の言葉でお客様に伝えるということを何よりも大事にして活動してきました。先ほどのお話と重なりますが、サステナブル、エシカルというものは決して難しいものではないということから、まずはパートナーが学びやすいきっかけ作りに力を入れました。
また、パートナーがお客様とカジュアルに楽しくコミュニケーションできる方法として、SNSやエシカルな活動を伝えるバッジやクイズなどのツールを活用したことも、力を入れてやってきた部分です。