最近はおうちで過ごす時間が増え、今まで以上に居心地の良い空間に身を置きたいと思っている方が増えているのではないでしょうか。おしゃれな上に、環境や社会に配慮したインテリアに囲まれれば、気分が高まりそうですね。壁紙やソファ、カーテンなどのインテリアファブリックスを取り扱う老舗企業のトミタが、フランスのメーカー「PIERRE FREY(ピエール フレィ)」のサステナブル&ラグジュアリーな新作をショールームで公開しています。ナチュラルとビビットという対照的な2ブランドで、お部屋を贅沢に彩りたいです。(記者:エシカちゃん)
トミタのショールーム
インテリアファブリックスの世界的なリーディングカンパニー、ピエール フレィがおくる新作コレクション。サステナビリティを様々な視点から追求した「NATECRU Durable Sustainableナテクリュ デュラブル サステナブル)」と、アメリカのデザイナー、リズ・ローチとのコラボによるビビットな色彩とラグジュアリー感が印象的な「OPTIMISM」(オプティミズム)の2点です。トミタは昨年12月17日(木)から、東京と大阪のショールームでこれらを展示しています。一体どんなブランドなのでしょうか?
リサイクル糸や地産地消で生まれた自然な質感のファブリック
「ナテクリュ デュラブル サステナブル」は自然な質感と落ち着いた色合いが特徴的なソファやクッションなどをラインナップしています。白や淡いベージュ、グレーといった穏やかな色味のファブリックで、お部屋を優しい雰囲気にすることができますね。ピエール フレィの2代目オーナーデザイナー、パトリック・フレイによるNature(自然)とEcru(自然のままで)を掛け合わせた「Natecru」という造語にふさわしい仕上がりです。
このブランドは自然を保護する目的から、リサイクルされたカシミヤやポリエステルの糸を原料に使用。地元フランスの自然豊かな環境で育った羊のウールや、国内で栽培された麻なども用いながら、自社工場の熟練職人の手で丹念に織られています。廃棄処分されるはずだった服や素材を活用し、地産地消を実践しながら高品質なアイテムを生み出しているのですね。
糸はリサイクルを専門にした紡績工場6カ所で製造、トレーサビリティ(追跡可能性)の観点から工場の名前をサンプルに明記することで製造時の安全性をしっかり担保しています。「ナテクリュ デュラブル サステナブル」は顧客からの強い要望に後押しされて誕生したブランド。使う人にも環境や社会にも優しいファブリックで、おうち時間をより豊かにしたいです。
斬新でラグジュアリー感が漂うデザイナーズ家具
優しい色遣いが魅力の「ナテクリュ デュラブル サステナブル」とは対照的に、ビビットカラーが目にも鮮やかな「OPTIMISM」(オプティミズム)。カラフルで高級感が漂うカーテンやラグ、チェアなどを取り揃えています。モノクロのアイテムも、大胆なデザインがとても躍動的。ブランドの名前通り、使う人を「OPTIMISM=楽観」 に導くような幸福感やポジティブさに満ち溢れています。
「オプティミズム」を手掛けたリズ・ローチは、色彩学の巨匠、ヨーゼフ・アルバースの弟子でドイツの造形大学バウハウスを創立したヴァルター・グロピウスの娘でもあるアティ・グロピウスの後継者と言われています。リズのもたらす斬新な配色やデザインは、現代建築の世界的名門校であるバウハウスの教えに立脚しています。
今回のコレクションは、彼女のオリジナル作品が持つ現代的でスマートなデザインを忠実に再現したファインアートプリントによるものです。ダイナミックな13の形状を配置した「サプライズ」は、150以上ものデザインパターンを試した上で完成させるなど、こだわりをとことん追求。大きな長方形から37の四角を切り取った「リズ」はエッジが利いていて本当におしゃれです。
「ナテクリュ デュラブル サステナブル」と「オプティミズム」というイメージが大きく異なる2つのブランド。気分や部屋ごとにそれぞれの魅力を取り入れることで、2021年のおうちタイムをハイクラスなものにしていきましょう。
トミタのショールーム
URL: https://www.tominet.co.jp/showroom.html
「tomita TOKYO」
住所:東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン1・2F
アクセス:JR各線「東京駅」八重洲南口より徒歩5分、
東京メトロ銀座線「京橋駅」8番出口直結
「大阪ショールーム」
住所:大阪市中央区久太郎町4-1-15 南御堂ビルディング South4F
アクセス:大阪メトロ各線本町駅より徒歩3分
営業時間:10:00 〜18:00(前日までに要予約・入場制限有)
定休日:年末年始
問い合わせ先:tomita TOKYO 03-3273-7500 大阪ショールーム 06-6281-8481
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp