豊かな土壌で育った植物には、土の中のミネラルがぎゅっと凝縮されています。
病気とは言えないけれど、最近疲れが取れない、眠りが浅い、頭痛がするなど、毎日忙しく暮らしていると、小さな異変を感じることもしばしば。そんな時、カフェインなどの刺激物を含まないハーブティーを味わってみてはいかがでしょう。ハーブは体の不調を整える民間療法として、昔から活用されてきました。
「ハーブって味がしない」、「美味しくない」と言う声を聞くこともあります。確かに「ミントだけ」とか「ラベンダーだけ」といったシングルハーブティーが苦手な方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は、数種類のハーブをブレンドしてみてください。「あ、美味しい!」「この味好き!」という具合に、きっとお好みの味に出会うことができると思います。
ブレンドの注意点は、あまり種類を増やさないこと。多くても3種類くらいから始めてみてください。レモングラスやレモンバーベナ、ミントなどをベースに活用すると飲みやすくなりますよ。ラベンダーやローズなど、華やかな香りのハーブは少量をアクセントに使うのがコツ。
淹れ方の注意点は、ティーポットにハーブを入れてから、しっかり沸騰(95℃以上)させたお湯を注ぐこと。あらかじめティーポットを温めておくといいですよ。また、ハーブの成分を抽出するために、お湯を注いだら必ず蓋をして3〜5分程度蒸らしましょう。
ハーブ初心者には、紅茶とのブレンドもオススメです。いつものティータイムにハーブの香りをプラスしてみませんか?おもてなしにもぴったりです。