〜パーマカルチャー(*注)を訪ねて〜
八ヶ岳周辺では、だいたい毎年11月頃になると薪ストーブの出番となります。薪ストーブのある暮らし。想像しただけでちょっとワクワクしませんか?
薪ストーブは、都会では使用する機会があまりないかもしれませんが、最近ではキャンプで焚き火をしたりする人も増えているようですね。炎を見ているだけで癒されたり、薪で暖をとると体だけでなく心も暖かくなったりしますよね。
1970年頃までは、日本の暖房や給湯はほとんど地元の森林の樹木で賄われていたと言います。ここ四井家でも、薪ストーブをはじめ、かまどや長火鉢など、毎日の生活の中で薪や灰が大活躍しています。
前回は、冬の漬け物作りについてお話ししました。今回は「薪」と環境との深い関係、そして薪火と寄り添う山の暮らしをご紹介します。
(*注)パーマカルチャー:“パーマネント”(永久)、“アグリカルチャー” (農業)、“カルチャー”(文化)を組み合わせた造語。持続可能な環境を作り出すためのライフスタイルのデザイン体系のこと。