長引くコロナ禍で旅行が難しくなりましたね。今回は新型コロナが落ち着いたら、まず訪れてみたい素敵なホテルをご紹介します。それは株式会社ひらまつが今年3月16日(火)、長野県御代田町にオープンする「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田(みよた)」。こだわりの料理やサービスが堪能できるオーベルジュスタイルがとても魅力的です。(記者:エシカちゃん)
三密を避けられる屋外空間で本格フレンチを堪能できる
高級フレンチレストランでお馴染みのひらまつ。「食の可能性を広げ、心ゆさぶる『時』を提供する。」というミッションの下、ホテルやレストラン、ブライダルの各事業で培っているサービスの粋を集めた新たなホテルを開業します。それがホテルブランド「HIRAMATSU HOTELS」の6施設目、「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」。食やサービス、軽井沢ならではの豊かな自然が織りなすマリアージュのとりこになってしまいそうです。
「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」のコンセプトは「森のグラン・オーベルジュ」です。自然豊かな浅間山のふもとで、たき火を囲んで過ごしたり、屋外で食事ができたりーー。三密を避けながら非日常を体感できる贅沢な時間がそこにあります。そして、料理はもちろん、サービスやアクティビティの提供を含めた宿泊期間全体をフルコースと捉え、あらゆる五感にとっての“美食体験”を提供。さらに希望者には、コンシェルジュがその人に合った旅行プランづくりを全面バックアップしてくれます。魅力を一つ一つ探ってみましょう。
まずは、自然の恵みを提供する「Table Nature(ターブル ナチュール)」。御代田の風や空気を感じられる屋外空間で、特別な食体験の思い出を作ることができます。客室やダイニングのテラス、森の中のテーブルに加え、将来的には地元の景勝地での料理提供も計画。ナイフ、フォーク、スプーンといったカトラリーやテーブルクロスには上質なものを揃え、通常なら屋外で食べることが難しい本格フランス料理を味わうことができます。
また、旅行を成功させるのに必要不可欠なのはプランづくりです。ひらまつは世界中のセレブリティを対象にしたホスピタリティ・カンパニー、株式会社KRO(クロ)とのコラボを通じて、顧客に合ったオーダーメイドのプランを提案するサービス「HIRAMATSU Concierge(ひらまつ コンシェルジュ)」を提供。パーソナルなニーズに応えるため、予約客に事前のヒアリングをした上で、ホテルに着くまでの食事や観光から到着後の過ごし方まで、その人の好みに応じた最上のプランを提示します。プロの手による“私だけのプラン”で最高の旅行を満喫したいですね。
そして、キャンプがブームになる中で、注目が高まっているのがたき火。屋外コミュニティラウンジ「TAKIBI ラウンジ」では、たき火を囲みながら、人や自然と緩やかにつながることのできる空間を演出します。昼は見晴らしの良さ、夜は幻想的な空間と、時間帯によって楽しみ方が変わるのは嬉しい限り。TAKIBIラウンジでは、ドリンクや軽食も提供し、レストランと違ったカジュアルな食体験も味わえるようにする計画もあるそうです。
衛生管理を徹底した持続可能なホテル運営を実践
続いて、ホテルに併設した2つのダイニングとヴィラを紹介しましょう。ダイニングでは、フルコースから、アラカルト、モーニング、ランチ、ディナーに至るまで、多彩な料理を提供します。1階のメインダイニングや5階のオールデイダイニングと2つのダイニングを設置したのは、ひらまつのホテルでは今回が初めて。長期滞在などさまざまな旅のニーズに対応した簡易キッチン付のヴィラも初の試みです。 9棟のヴィラには、キッチンの他にもワイドテラスや 2室のベッドルーム、半露天温泉風呂を完備しています。内2棟はペットの犬と滞在できる「ドッグヴィラスイート」として、ドッグランを備えているのは驚きです。 本館にある28の客室はパノラマビューで、こちらも半露天温泉風呂付きなのが嬉しいですね。
ひらまつは「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」をフラッグシップホテルとして、今回の試みをその他のホテルにも取り入れる予定です。遠藤久社長は「私たちのDNAにある食を基点に人、地域とのシナジーを生み出し、そのマリアージュをどこまでも大切にした新しい時代のオーベルジュとしてホテルを進化させていきたい」と意気込んでいます。顧客やスタッフ、生産者との共生を図りながら、衛生管理や安全対策に関わる新基準「Hiramatsu スタンダード」を守る姿勢は、ニューノーマル時代にぴったりな持続可能なホテル運営に通じています。
施設:THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田
住所:長野県北佐久郡御代田町大字塩野375番地723
客室:37室
宿泊料金:1泊夕朝食付58,000円~(※2名1室利用時の1名につき・参考料金)
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp