小泉環境大臣ぶら下がり取材に、ethica編集部も初参加
イベント終了後、報道陣とのぶら下がり取材に応じた小泉環境大臣は、
「今回は明るく楽しく、これからの福島について多くの人に前向きに知ってもらい、考えてもらうことができたとともに、今、積極的に推進している再生エネルギーや電気自動車についても理解を深めてもらうことができて、新たな10年のスタートが切れたのではないかと思いました。
ただ、今回のシンポジウムはYouTubeでの閲覧が可能になっていましたが、実際に見ていただいた方はまだまだ少なく、日頃から環境の問題に関心を持ってもらうことはものすごく難しいということを改めて実感しました。これに関しては、関心を持ってもらうのを待っているのではなく、自分たちのほうからどんどん知らせていくという努力を圧倒的に評価しなければいけないというふうに思います。
残念ながら、政治や霞が関の中では作ることに熱心ですが、伝えること、知ってもらうことには熱心ではありません。霞が関でその知ってもらうということの重要性を、どこまで本当に分かっているかというと、私はそこに大きな課題を感じています。
一方で、そういったところには人や予算を十分に当てないという構造的な、この世界の課題もあります。こういったことは今後、私の大臣としての限界があるかもしれませんが、政治家としてこの部分の問題意識を持ちながら、多くの方に理解をしていただかなければ政策も政治も進みませんから、その問題意識を持ちながらやっていきたいと思います。
そういった意味において、今日、丸山さんやなすびさんといった、日頃はあまり政治や行政と関わり合いがそこまでない方々にも再生可能なエネルギーのキャンペーンに参加していただけたというのは、日頃関心のない方にも想いを届けることができるので、参加いただいた方に感謝したいし、また連携ができればいいなと思っています」
と熱い口調で語りました。