そんな反省もあり、最近はとことんシンプル、コンパクトなスタイルに。
装備も最低限に、タープとポップアップテント、折りたたみ椅子に焚き火台、その他調理器具や食器など。
アウトドアグッズは便利でおしゃれなアイテムも多く、ついどれもこれも必要な気になります。でも実際は家にあるもので代用できることも少なくないので、新たなものを揃えるのは慎重になりました。
食事は、火を通す手前の段階まで下ごしらえをしておくことで、現地での調理を最小限の時間にできます。そして必要な分だけ持っていけば、残飯はほぼなく、出るゴミも少なく、無駄なくきれいに始末出来ることは小さな喜びです。
ある日のメニューは、豚汁と新米の炊きたてごはん。
豚汁の具材は全部切ってお鍋に入れておき、現地でお出汁とお味噌を入れて煮こむだけの状態にしておきます。お米は洗って水を切ったらタッパーにいれておき、お鍋で炊きます。
あとは網で焼くためのお肉や海鮮、野菜やきのこのホイル焼きなどが定番です。
娘のお気に入りは、スティック状に切ったさつまいもにバターとはちみつを乗せ、ホイルに包んで焼いたもの。焚き火台の網の隅っこで時々向きを変えながらずーっと置いておくと、おやつの時間頃には、はちみつとバターが染み込んだホクホクのお芋に仕上ります。