突然の熱は、園でまた流行りだしているらしい冬の風邪か、ここ最近の寒暖差の影響かなぁと思いつつ密かに原因として思い当たることが。
11月から12月にかけて夫は仕事の繁忙期、私は仕事の環境の変化があり夫婦ともに気持ちの余裕がなくなって、ちょっとしたことで険悪なムードになったり娘に対しても叱ることが増えたりと、暮らしにじわじわとしわよせが出ていました。
娘が熱を出す前の日も、出先の帰り道の車の中で夫と言い合いになったことをきっかけに、色々なことが重なって張り詰めていた気持ちがぷつーんと切れそうになっていた私。
振り返ってみれば、娘が熱を出すタイミングというのは何かしら家族のなかで不調和がある時が多く、娘が体に反応を出してその状況を受け止めてくれているのか、娘のケアに気持ちが向けられていないことによるのか、ただ単にうつったものであるのか、確かな原因はわかりませんが、私と夫の心身の状態が娘に大きく影響はしていることは間違いないなぁと感じます。
娘の発熱はそんな家族のピンチを察するかのようなタイミングで、このままじゃ無理がある、というメッセージでもあるのかもしれないと思わずにはいられませんでした。
一方、娘を看病しながら突然のお休みにどこかホッとしている自分もいて。
熱でまっかな頬をして横になる娘に心の中でそっと謝りつつ、新しい一年を迎える前に、今の家族や自分自身のあり方に立ち止まって目を向けるきっかけをくれたことに感謝したのでした。