その反省から、昨年は、それぞれの思いを大事にし合うにはどうしたらいいのか、日々の過ごし方や、夫婦それぞれの時間と家族で過ごす時間のバランスを模索した一年でした。
一方で、それぞれが自分らしくいられて、家族にとっても心地いい状態は、ゆるやかな自然とのつながり、人とのつながりを感じられる時間のなかにあることも感じました。
自然のなかで気の合う仲間と過ごす時間や、野菜を育てたり、もの作りをしたり、生きることの根っこともいえるような時間。そして、シンプルで美味しいごはんを食べて、他愛もないおしゃべりをする時間。
夫婦でそれぞれに描いた「理想の一年」には、そんな時間がぎゅっとつまっていて、それらが非日常のイベントではなく、日々の暮らしと地続きであればもっといいよね、とお互いに願っていることが分かりました。
次の目標は、その状態を実現できる暮らしや仕事、生き方を模索していくこと。
具体的にどんなアクションを起こしていくかを、少しずつ話しているこのごろです。
夫婦といえども、完璧に分かり合うことなんてできないのは当たり前。
日々の小さな諍いで「もう知らんっ!」と全部放りだしたくなるような瞬間があるのもまた事実……。
だけど、やっぱり大切な家族だからこそ、しんどいことも楽しいことも分かち合って、自分たちらしい家族のカタチを模索することを諦めたくないとも思います。
その一歩として、一年の始まりに、夫婦で理想の未来について対話する時間を作れたのは、よかったなぁと思った話でした。