皆さんはバイオコークスをご存知ですか。植物由来の廃棄物から製造する、環境に優しい次世代型の固形燃料です。モスフードサービスは3 月 24 日(木)より「モスバーガー&カフェ」で、コーヒーかすを原料にしたバイオコークスで焙煎しているコーヒーを発売しました。バイオコークスの活用やエシカルなコーヒー豆の調達を通じて、SDGsにまつわる課題解決に貢献するモスの取り組みに迫ります。(記者:エシカちゃん)
CO2排出を抑える「夢の燃料」を使った焙煎コーヒー
「モスバーガー」でお馴染みの株式会社モスフードサービスは、「モスバーガー&カフェ」48店舗で、コーヒーかす由来のバイオコークスで焙煎した「ブレンドコーヒー」、「カフェラテ」、「アイスカフェラテ」を販売しています。
バイオコークスはコーヒーかすや茶殻、食品廃棄物、間伐材といった生物由来の有機性資源=バイオマスから製造する固形燃料です。光合成を行う植物を原料にしているため、CO2排出を抑えることのできる「夢の燃料」として期待されています。
今回、モスフードサービスはバイオマスの生みの親である近畿大学やコーヒーの輸入商社、石光商事株式会社とバイオコークスを共同で開発しました。本来、捨てられるはずだったコーヒーかすを再利用して、CO2の削減に貢献します。
ブラジルのコーヒー豆を調達して現地の障害者雇用をサポート
加えて、お店で使うコーヒー豆には、ブラジルのモジアナ地区とセラード地区で障害者たちが栽培、収穫したダイバースコーヒーを配合しています。ダイバースコーヒーは「ブレンドコーヒー」に使用しているコーヒー豆の40%、「カフェラテ」と「アイスカフェラテ」に使用するコーヒー豆の30%を占めています。障害者の雇用促進につながるエシカルな取り組みですね。
モスはこれらの施策を通じて、SDGsの17の目標のうち「⑦エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、「⑧働きがいも経済成長も」、「⑩人や国の不平等をなくそう」の達成への貢献を目指しています。今後もこの活動から目が離せませんね。
さまざまな角度からサステナビリティを追求しているモスのコーヒーは間違いなしのおいしさです。「ブレンドコーヒー」はブラジル、エチオピア、コロンビアのコーヒー豆をブレンドしていて、香りやコクがほど良くマッチします。「カフェラテ」はブラジル産コーヒー豆の深煎り焙煎による苦味とまろやかさの絶妙なバランスが魅力的。「アイスカフェラテ」はエスプレッソの苦みとミルクの甘味を心地良く楽しめます。「エシカルはおいしい」を実感できるモスのコーヒーを味わってみてはいかがですか。
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp