テントサウナとは、簡易テントの中にサウナヒーターを設置して屋外でもサウナを楽しめる、というものです。
今回の旅行先は和歌山に住む友人のところ。
その地域は清流が有名な場所でもあり、テントサウナと川遊びが同時に楽しめる! というなんとも贅沢な機会でした。
河原に設置されたテントサウナの中に入ると、2台の薪ストーブが焚かれていて、パチパチと薪がはぜる音が聞こえると同時に、ブワッと熱気に包まれます。温度計を見ると、90度を超える熱さ。
ベンチに腰掛け、友人らとおしゃべりしているうちにじわじわ汗ばんできます。
薪ストーブの上で熱した石に水をかけて水蒸気を発生させる、ロウリュというサウナの入浴方法があるのですが、今回、それも初体験。
ゆずのアロマオイル入りの水を石にかけると、ジュワーと蒸気が立ち上り、体感温度が一気に上昇します。もう少し香りを楽しみたいけどもう限界……! と葛藤しつつテントを出たら、数メートル先の川へダイブ!
思い切って肩まで浸かってみると、意外と心地よいひんやり感。
入水のポイントは、一気に入ってじっと動かず浸かっていることなのだとか。一度入ってしまえば怖いものではなくなり、川の流れに身を委ねてプカーと浮いていると、身も心も浄化されていくような気分でした。
その後は外気浴。青空の下、河原に並んだリクライニングの椅子に寝転がっているとふわふわ心地よい感覚に包まれます。
はー、癒されるなぁ……といい気分に浸っている間もなく、水鉄砲を持った娘たちがやってきて水攻めに合うというおまけ付きでしたが……。