みなさんは、最近注目を集めている「プラントベース食品」を知っていますか?これは植物由来の原料を使って、動物性の食品の味を再現した食品の総称です。今回、TGIフライデーズから、10月1日(土)より期間限定発売されたのは、プラントベースのチーズバーガーとテリヤキバーガーです。動物性原材料を一切使用しない、サステナブルなバーガー。この機会にぜひ試してみては?(記者:エシカちゃん)
次世代の食品!プラントベースとは?
昨今大注目の食材として人気なのが、プラントベース食品。動物性の原材料を一切使わずに、植物性のものだけで、お肉やお魚の味を再現したものです。最近では、コンビニでも「大豆ミート」を使った食品が並ぶなど、食事の選択肢の1つとして定着してきています。
人気の背景には、さまざまな理由があります。
①健康的であること。
動物性の油を摂取することなく、お肉やお魚料理が楽しめるとあって、カロリーを抑えたい健康志向の消費者に人気です。また、アレルギーなどで特定の動物性食品が食べられない人にとっても、プラントベース食品はとても魅力的だと言えます。
②宗教上の理由から、動物性食品を口にできない人でも楽しめること。
例えば、イスラーム教徒は豚肉を食べません。そうした宗教教義がある人でも、多様な食事を楽しむことができるのが、プラントベース食品が支持される背景にあります。
③環境への負荷が少ないこと。
国連食糧農業機関(FAO)によると、世界の温室効果ガス排出量の約14%が畜産業です。また、食肉の生産には、大量の水が使用されており、ハンバーガー1個作るのに、3000リットルの水が必要だという指摘もあります。プラントベース食品は、地球環境に負担をかけることなく、美味しい食事を実現する夢の食材なのです。
「vegewel」の調査によると、2021年の段階で、ベジタリアンは3.8%、ヴィーガンは2.2%、週に1回以上意識的に動物性食品を減らす食生活を実践しているフレキシタリアンは全体の15.8%にのぼると言います。プラントベース食品への期待がますます高まっているのも納得できます。
TGIフライデーズ、こだわりのプラントベースバーガー
今回、プラントベースのパティを使った、プラントベースバーガーが、TGIフライデーズから登場。「プラントベースドチーズバーガー」と「プラントベースドテリヤキバーガー」の2種類が楽しめます。
パティに使用されるのは、オランダのスタートアップベンチャー「ザ・ベジタリアン・ブッチャー」が開発した特別なプラントベースミート(代替肉)。「ザ・ベジタリアン・ブッチャー」は、世界45カ国で販売を展開する今大注目のブランドなんです。
TGIフライデーズは、他にも、プラスチックストローの廃止や、バイオマスレジ袋や、サトウキビ製のテイクアウトボックスの導入など、サステナブルな取り組みを多数実施。今回のプラントベースバーガーもその取り組みの一環です。
販売店は、原宿店・横浜西口店・お台場アクアシティ店・有明ガーデン店の4店舗。10月1日(土)より、期間限定での販売です。
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティを提案していこうと思います。
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私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
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