近年拡大中のプラントベースフード。とりわけ、大豆ミートは手ごろで食卓にも取り入れやすい食品です。これまで大豆ミートの関連商品を販売してきた国内大手食品会社カゴメが、今回新たに発表したのが、新ブランド「SOVE」。大豆と野菜のプラントベースフードのD2Cブランドです。その第一弾として、忙しい朝の体づくりをサポートする「SOVEシリアル」を発売されました。(記者:エシカちゃん)
大注目!市場拡大中のプラントベースフード
「プラントベースフード」という言葉を聞いたことがありますか?動物性の原料を使わず、植物由来の原料だけを使用した食品のことです。近年、その市場規模が急拡大中。主な理由は、食肉よりもCO2の排出量が少なく、水資源の使用料も少ないため、環境に優しいことや、健康上の理由や宗教上の理由で動物性の食品を口にしない人も楽しめることなどが挙げられます。人口増加に伴う食糧危機が懸念されるなかで、重要なたんぱく源となることも期待されています。
また、SDGsの17個の目標、【2】飢餓をゼロに、【3】すべての人に健康と福祉を、【6】安全な水とトイレを世界中に、【15】陸の豊かさを守ろう」などとも関連が深く、まさにサステナブルな食材として期待されています。
カゴメ公式サイトによると、国内の植物性代替食品の市場規模は急速に拡大中。2015年には100億円以下でしたが、2018年には150億円を突破。2020年には250億円に迫る勢いです。
さらには、週1回以上意識的に動物性食品を摂ることを控える食生活を送る人、いわゆる「フレキシタリアン」も国内で増加中とのこと。2017年には12.5%だったものが、2019年には16.8%まで増加しています。
昨今は、コンビニエンスストアでも、大豆ミートを使った食品が登場。大手レストランチェーンも、動物性食品を使わない商品を提供するなど、プラントベースフードは、多くの注目を集めている食材です。
大豆と野菜でできたプラントベースフードの新ブランド「SOVE」
大手食品メーカーのカゴメが、今回立ち上げたのが、新ブランド「SOVE」。大豆と野菜を使ったプラントベースフードのブランドです。長年野菜と向き合ってきた同社だからこそ、野菜の旨味を存分に活かしたプラントベースフードに着目。日常食の選択肢の1つとして、大豆と野菜を使った食品を提案しています。
ブランドコンセプトは「続ける意味がある、あたらしい食生活を。」です。身近な食生活を見つめ直し、体に良い選択肢を提供するという想いがあるそう。ブランド名は、「SOY(大豆)」と「VEGETABLE(野菜)」の頭二文字からきています。
第一弾となる今回発売されるのは、「SOVEシリアル」。大豆食品加工のノウハウがある、不二製油株式会社との共同開発で生まれました。忙しい朝でも手軽に摂れるシリアルにすることで、健康的にタンパク質や食物繊維が摂取できます。香料・保存料無添加なのも嬉しいポイント。また、砂糖不使用なので、スープやみそ汁に入れても美味しく食べられるそうです。
販売は、2022年10月3日(月)から。公式サイトでの販売です。
「SOVEシリアル」商品概要
コンセプト
「サクッと、朝から変えていく。」 忙しい朝のカラダづくりをサポートする、大豆と野菜のシリアル
公式オンラインショップ:https://sove.jp/
価格(1袋):税込み1,728円
内容量:300g
賞味期間(開封前):製造から270日
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティを提案していこうと思います。
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私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
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