時代の流れとともに人々の関心や嗜好が多様化している中にあって、旅のスタイルや楽しみ方も大きく変わってきています。そして今、サステナブルな旅に注目が集まってきています。「ethica Traveler」第3話は日本で初めての近未来デザインのトレーラーホテル「SPACE KEY POINT」をご紹介しましょう。（記者：エシカちゃん）

滞在を通じて目の前に広がる海や地球の循環、再生について考える

「SPACE KEY POINT」はリビエラリゾートが所有運営している「リビエラ逗子マリーナ」（神奈川県逗子市）、「リビエラシーボニアマリーナ」（神奈川県三浦市）に今年７月オープンしたオーシャンリゾートグランピング施設です。「自然と同期する」というコンセプトのもと、心の中にマインドを整える場所である「SPACE」を作ることで日常から解放され、再生・循環するトキを過ごすことのできる人生の「KEY POINT」を提供するホテルです。

リビエラグループでは、SDGsが採択される以前の2006年からすでに「環境・教育・健康医療」の3つを柱とした「リビエラ未来づくりプロジェクト」を立ち上げています。プロジェクトではCO₂削減のためのエコシステム「循環型農法」の継続や海洋環境・海洋生物保護活動、EVや太陽光を活用した脱炭素社会への貢献をはじめとする各種の活動に積極的に取り組んでいるとともに、人と人をつなぐ多様なイベントを「リビエラSDGsフェス」として開催しており、こうした活動が評価され今年4月には国際環境認証「BLUE FLAG（ブルーフラッグ）」のマリーナ認証をアジアで初めて取得しているそうです。

たしかに今回の「SPACE KEY POINT」にも、そんなリビエラグループの想いが込められているようで、目の前に広がる海や地球の循環、再生について考えるエッセンスを滞在を通じSDGsにつながる体験として提案してくれています。

全室に潮風を楽しめるプライベートデッキを備えた、近未来的な丸みを帯びたフォルムが特徴的なプライベート空間「SPACE（客室）」は、逗子と三浦に各4棟。眺望にこだわり全面ガラス窓を採用しているため、幻想的なサンセットや海が広がる絶景オーシャンビューを存分に堪能できるのがいいですね。

リビエラシーボニアマリーナには、1棟貸し切りのコテージタイプも。ルーフトップからの湾景を独り占めしつつ、上質なひとときを過ごせます。

また、ワンちゃんと一緒の宿泊が可能なドッグフレンドリールームが用意されているのも、愛犬家には嬉しいサービスです。

さらに、逗子、三浦のいずれにも見逃せない施設があります。それが「オーシャンサウナ」（逗子）、「テントサウナ」（三浦）という2つのサウナです。

オーシャンサウナはオリジナルアロマ水を含んだセルフロウリュが楽しめる、宿泊者限定の完全貸切制プライベート絶景サウナです。木のぬくもりに包まれた本格フィンランド式サウナで、大きな窓からは一直線にのびる水平線を眺めることができます。セルフロウリュで体を芯から温めた後は専用デッキに設けられた水風呂に入れば、心身ともに満たされ“ととのう”こと間違いなしです。

一方、こちらも宿泊者限定のほぼ無煙のテントサウナは、バイオフレアという製造時にも廃棄物を出さないゼロエミッション燃料を使ってサウナストーンを温める、地球に優しいサウナです。バイオフレアは従来のものに比べて圧縮強度が高く、高温の環境下でも長時間の完全燃焼が可能です。海や富士山を眺めながらインフィニティチェア（無重力椅子）でゆったり寛ぐことのできる、まさに極上の時間を与えてくれるSPACE（空間）といえるでしょうね。

サステナブルなフードも味わって！

それと、旅の楽しみの1つとして絶対に忘れてはいけないのが食事ですよね。「SPACE KEY POINT」では契約農家や自社菜園で循環型農法によって作られたサステナブルな地野菜、近郊で獲れた新鮮な魚介類や持続可能な水産物のブルーシーフードにも認定されているサステナブルシュリンプ、国産牛や創業明治33年の老舗、鎌倉ハムの風味豊かな粗挽きソーセージなど、こだわりの食材を用いたメニューの数々を用意しています。

目の前の絶景を眺めながらのBBQを楽しめる夕食も、爽やかな海風を感じながらゆったりとホットサンドモーニングを堪能できる朝食も、旅の思い出を豊かに彩ってくれることでしょう。

コンセプトもロケーションもサービスも素敵な「SPACE KEY POINT」。誰もがぜひ一度泊まって、その心地よさを実際に体験してみたいと思ってしまうホテルかもしれません。

私によくて、世界にイイ。～ ethica（エシカ）～
http://www.ethica.jp

エシカちゃん