埼玉で高校教員として、音楽を教えていた藤岡久美子さんは、早期退職して20年前に八ヶ岳に移住。その後、障害をもつ保護犬の里親としてワンコたちのお世話にかかりっきりの十数年間を過ごします。
やっと自分の時間ができた3年ほど前から地域活動をスタート。“未来を生きる子供たちに、安心安全な給食を”、“今を生きる私たちが食べているものを知ろう”など、食と農の安全や環境・人権問題などをテーマに、自主上映会やイベントを主催しています。
1年前に立ち上げたSNSのグループメンバーは、あっという間に400人越え。藤岡さんの取り組みに、賛同の輪が広がっています。今回は、八ヶ岳の豊かな自然を次の世代へ渡したいと願い、安心して暮らせる地域のあり方を模索する藤岡さんの活動を取材しました。