今回は、お疲れ気味の胃腸を休めつつも、満足感のあるごはんを食べたいと思うときにおすすめの、雑穀を使ったコロッケのレシピをご紹介したいと思います。
使うものは、じゃがいも、高きび、玉ねぎ、お味噌、パン粉。
材料も工程もシンプルなので、気軽につくれます。
高きびとは、前回ご紹介したもちきびと同様、古くから日本にある雑穀のひとつです。
日本では団子やおもちにして食されてきた歴史があり、桃太郎に出てくるきびだんごも、高きびの粉を練って作ったものだそうです。
とにかく栄養が豊富で、白米と比較すると食物繊維は約20倍、ビタミンEは約30倍、鉄分は10倍以上。食物繊維、ミネラル、鉄分を多く含むため、腸内環境を整えたり、貧血予防、美肌作りなどに効果的と言われています。
炊いた高きびはひき肉に似た見た目と食感で、ひき肉の代わりにさまざまな料理に活用できます。
もちきびやアワに比べて硬いので、調理する前にお湯に浸したり、一晩浸水してから調理するのが美味しく食べるポイント。
一度にまとめて炊いて、150〜200gずつ小分けにして冷凍しておくと、使い勝手がよく便利です。