SDGsは寝具業界にも拡大しています。戦後の西洋式ベッド普及に貢献した老舗寝具ブランド「フランスベッド」が、ブランドを代表する最高位マットレス「THE FRANCEBED」をサステナブルな仕様にアップデート。毎日使うベッドから、サステナビリティに貢献してみては。(記者:エシカちゃん)
フランスベッドの技術を結集した最高級の寝心地「THE FRANCEBED」がリニューアル
1949年に創業したフランスベッドは、日本のおもてなし精神をいかしたものづくりを行う老舗寝具ブランド。「いままでなかった毎日をつくる。」をコンセプトに、これまで多くの人の睡眠をサポートしてきました。
なかでもブランドを代表する製品が、「フランスベッドの技術を結集した最高級の寝心地」をコンセプトに展開されている「THE FRANCEBED」。ブランド名を冠しているだけに、その品質は最高級。製造に際しては、通常のマットレス生産ラインを一度止め、職人さんたちが完全受注生産でひとつひとつ作り上げています。
生産から販売、消費に至るまで、自然環境や倫理、地域社会などに配慮した商品・サービスを求める「エシカル消費」の高まりを背景に、今回のリニューアルでは、環境に配慮したサステナブル仕様に生まれ変わりました。寝具業界にも、サステナビリティ実現への歩みを進める動きが伺えます。
エシカル消費を促進するサステナブルなマットレス
新しくなった「THE FRANCEBED」最大の特徴は、なんといっても環境負荷の少ない素材で作られていること。
詰め物には、海洋プラスチックゴミからつくられた再生ポリエステル綿や、木材パルプで作られた「世界で最もエコな繊維」といわれるテンセル繊維綿、焼却しても有害物質を排出せず、土に埋めると自然に還る100%天然ゴムでできたラテックスフォームなどが使用されているんですよ。
さらに、一般にスプリング入りのマットレスは、一般廃棄物として適切な処理が困難とされますが、今回のリニューアルでは消費者が工具を使わずひとりでも分解できるような構造を採用。しっかりと分別して、資源として活用することができます。
こうした取り組みで、環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられる環境ラベル「エコマーク認定」を取得。消費者も安心して商品が購入できますね。
もちろん、寝心地も抜群。生地には希少な国産シルクを使用、さらに表面に除菌機能糸を使用することで除菌効果も期待できます。高級感と柔らかさを追求した「TD-テーレ」と、スプリングを3段も内蔵した「トリプルデッキ」で柔らかさと安定感を実現した「TD-ラメール」の2タイプの展開です。
エシカルなマットレスで、あなたも睡眠を通してサステナビリティに貢献してみては。
記者:エシカちゃん
白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp