ethica編集部員の娘（6歳）が、様々なエシカルな体験を繰り広げていく、新企画「あむんが行く！」 “あむん”という名前の由来は、紀元前1000年頃より、二千年の長きにわたって栄えたマヤ文明のマヤ語からきています。意味は“森の神”。自然と親和性のある名前を持つあむんが、今後様々なエシカルな体験を繰り広げていきます。娘の成長とともに、エシカルな体験をレポートしていきますので読者の皆さまにも、あたたかく見守って頂けたら嬉しいです。

昨年のGWに続いて今年も、TBSで開催されるSDGsイベント「地球を笑顔にする広場」へ取材に行ってきました！今年はその中でも、中央ステージで開催される企画の一つである「ふらっとこども電話相談室～SDGsウィーク公開収録in赤坂サカス～」に参加！当日来場した子供たちが日頃から疑問に思っていることを、ステージ上から先生役のゲストの方々に答えてもらいます。他にも様々なサステナブルな取り組みをしているコーナーがずらりと並ぶ予定で楽しそう！さっそくレポートしていきます。

TBSのSDGs活動って？

2015年、193の国連全加盟国が採択したSDGs（持続可能な開発目標）。SDGsという言葉の認知率は年々増加しており、朝日新聞が2021年12月に全世代を対象に行った「SDGs認知度調査」では70%以上の生活者が「SDGsという言葉を知っている」と回答しています。

昨今では、テレビや雑誌といったマスメディアでもSDGsに関連する特集や強化週間が設けられていることで、人々の日々の生活のなかでSDGsという言葉に自然と触れる機会があることも認知率に大きく貢献していると考えられます。

TBSでは2020年11月に行われた第一弾を皮切りに、「地球を笑顔にするWEEK」をはじめとする様々なSDGsアクションを促すための取り組みを行っています。その期間中は強化的に、各番組内でSDGsコーナーを用意したり、イベントを開催したりと、メディアとしての特性を活かしながら通年にわたって精力的に発信を続けているのです。

2023年春「地球を笑顔にするWEEK」に伴って開催された「地球を笑顔にする広場」

今年は第５弾として、5月の中頃に一週間にわたって展開されたTBSのSDGsキャンペーン、「地球を笑顔にするWEEK」に伴ってTBS前のサカス広場では「地球を笑顔にする広場」というイベントが開催されました。テントやキッチンカー立ち並び、それぞれのブースでは独自の、SDGsが絡んだあそびや体験、サステナブルな取り組みの紹介等がなされていて、お祭りのような賑やかな雰囲気で盛り上がります。あむんは今年は二度目の参加！どんな発見があるか楽しみです。

使わなくなったペットボトルの蓋でおもちゃ作りをしてみよう！

まず最初にあむんが注目したのが、プラスチックでアップサイクルを体験できるというコーナーです。使わなくなったペットボトルのキャップがいろいろな楽しいグッズに生まれ変わるのだとか。机の上を見ると、加工前の素材として用意されているカラフルなプラスチックのカケラがたくさんあります。様々なペットボトルの蓋を粉砕して、色別に仕分けしてあるそうで、ブースの係さん曰く、「実はペットボトルの蓋の色ってカラフルなんですよ～！こうして見ると綺麗でしょう？」と。確かに、こんなふうに準備してあるとブロックやパズル遊びのパーツのように見えてきました。

そしてその傍らには定規やキーホルダー、カラビナなどが並んでいて、今回この蓋の欠片を使って作れるおもちゃの見本なのだそうです。こんなに色々なものが作れるのかとびっくり。様々な色がグラデーションで入り混じっていて鮮やかで素敵です。あむんは、コマを作ることにしました！

どうやって作るのかワクワクしていると、コマの金型が登場。目の前にある大きな車輪のような輪っかがついている機械にセットして一度溶かしてから金型に流し込んで冷えれば

完成するという手順のようです。

ここで使う特殊な機械はオーストリアのPlasticpreneur社のリサイクル装置で、日本には１台しか出回っていない貴重なものなのだとか！粉砕したプラスチックを入れて200～250℃の高温で溶かし、金型に流し込んで注入することですぐに簡単にその場でアップサイクルを実現できるという優れた製品です。なかなかお目にかかれない貴重な体験であることは間違いありません。

（中編）に続く

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