【ethica-Tips】京都のサステナ発見! 情景を形状で表現するパティスリー「RAU」より季節メニュー「Muku」が登場。サステナブルな新トレンド!ビーントゥバーとは?
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【ethica-Tips】京都のサステナ発見! 情景を形状で表現するパティスリー「RAU」より季節メニュー「Muku」が登場。サステナブルな新トレンド!ビーントゥバーとは?

京都は1,200年もの間、日本の首都であり続けた、世界にも類を見ないサステナビリティを体現している地域です。三方を山に囲まれた緑あふれる街で、ビルの高さ規制や屋外広告規制等により、美しい景観が守られています。

1997年12月11日、地球温暖化についての京都議定書(COP3)が京都国立国際会館で採択され、それ以来「Kyoto」は環境へ配慮した取り組みを示唆するキーワードになりました。(出典:公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー)

ethicaでは、そんな京都からサステナブルな取り組みを学ぼうという「京都サステナ発見!」企画が進行中。

今回は、京都に店を構えるパティスリーRAU Patisserie & Chocolateから登場した、新作サステナブルスイーツをご紹介します。(記者:エシカちゃん)

サステナブルな新トレンド!ビーントゥバー(Bean to Bar)

ビーントゥバーとは、自らの手でカカオ豆からチョコレートを作る手法のこと。

多くのチョコレート菓子は、チョコレートメーカーの工場にて生産されたチョコレート生地をパティスリーが加工するという手法が一般的ですが、RAU Patisserie & Chocolateではビーントゥバーを採用し、中米コスタリカ産のRAUオリジナルブレンドの有機カカオを使用してスイーツづくりを行っています。

ビーントゥバーは大手企業によるカカオ豆の大量生産と、それによるチョコレートの質の低下に対抗するサステナブルな手法として登場したもの。オルタナティブなチョコレートとして、今注目される新トレンドなんです。

RAU Patisserie & Chocolateの新作スイーツ!

伝統文化と多くの自然が残る京都に店を構える、RAU Patisserie & Chocolateは、“情景”を形状で表現する唯一無二のパティスリー。美しい風景や情景を、独自の感性によってスイーツに落とし込み、日本の繊細な美を表現しています。

「RAU」というブランド名は、古語である「らうらうし」から。気高く美しいという意味を持つこの言葉は、パティスリーの哲学を示しています。

子どもが無垢な気持ちで描いた桃を表現した「Muku」を季節限定で販売!

今回新しく登場したのが、季節限定メニュー「Muku」。桃本来のとろけるような口どけと、フレッシュな味わいを実現した、新作デセールです。「ありのままの美しさを、手を加えながらもピュアに表現する」というテーマで、今回は「Muku=無垢」に着目。「子どもたちが純粋な目線で表現すると一体どんな形や香りになるのだろうか?」というアイデアから出発して、子どもが無垢な気持ちで描いた桃を表現しています。

コロンとした可愛らしいフォルムや、たどたどしく書かれた「PEACH」という落書きは、自由な発想や、考えの柔軟さ、そこから生まれる新しい生命の輝きを連想させるものに。

白桃のコンポートやムースがたっぷり

中には白桃のコンポートとプラムやライムなどを合わせたムースがたっぷりと詰まっています。軽やかな味わいで夏にぴったりのスイーツです。

商品名:Muku

価格:1,680円(税込) To go 1,649円(税込)

期間:7月14日(金)~8月31日(木)

場所:3階「RAU Patisserie」

夏季限定のジェラートスイーツも登場!

加えて、ジェラートにも夏季限定のフレーバーが登場。金木犀の花を乾燥させた濃厚なお茶「桂花茶」のジェラートと、芳醇で甘い香りが広がる白桃のジェラートを組み合わせ、そのうえに桃の果肉入りコンポートをトッピング。夏らしく爽やかな夏季限定のジェラートスイーツです。

商品名:Gelato Koki 「Keika&Lactone」

価格:660円~(税込) To go 648円~(税込)

期間:7月14日(金)~8月31日(木)

場所:3階「RAU Patisserie」

シェフプロフィール・店舗情報

シェフパティシエ 松下 裕介(Yusuke Matsushita)

1984年富山県生まれ。

東京のパティスリーやショコラトリーで修行した後、2014年、29歳の時に当時 日本にはなかったアシェットデセールをコースで提供するお店【Calme Elan】を東京にオープンする。2016年には著者【専門店のアシェットデセール】を出版。 韓国、台湾、中国などアジア各国で販売。 2017年にマレーシアの5つ星ホテルからシェフパティシエのオファーを受け、 知見を広める為に自店を閉店。同年現職のオファーを受け帰国し、高木幸世と共に南米や、ヨーロッパを旅し、それらの経験を RAU のブランドコンセプトや商品開発に活かした、今までにないお菓子を発信する。

 

シェフショコラティエール 高木 幸世(Sachiyo Takagi)

1990年兵庫県生まれ。

パン職人の父の影響で食の世界を志し、17歳の時に東京のフレンチレストランで料理人としてキャリアをスタート。東京のパティスリーやショコラトリーなどで経験を積み、2014年に現在のRAUのシェフパティシエを務める松下裕介のアシェットデセール専門店【Calme Elan】にてオープンからショコラティエとして腕を振るったのち、パリの2つ星レストランでシェフパティシエールとして働く。2018年にRAU のシェフショコラティエールの誘いを受け帰国し、ブランドコンセプトや、ショコラだけでなく商品全般の開発など多岐にわたり活躍する。2021年12月には自身の名を冠するブランド【Sachi Takagi】をリリース。自身の生き方や考え方を植物の力を使い“菓子”の分野で表現。完全プランツベースの新しい菓子の形を追い求めて、創作を行っている。

RAU Patisserie & Chocolate

京都市下京区河原町通四条下ル2丁目稲荷町318番6 GOOD NATURE STATION 1階/3階

営業時間

1階 To go /10時~19時

3階 Eat in /11時~19時

RAU Patisserie & Chocolateの新作スイーツを通して、サステナブルな消費に貢献してみては?

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

エシカちゃん

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