「あっつーい!」。
二言目にはそう叫びたくなるような、ムシムシした毎日……。
ついつい冷たいものに手が伸びがちになる夏ですが、摂りすぎは夏バテの原因になることも。
せっかくなら、体をいい具合にクールダウンしてくれて栄養にもなる、自家製アイスクリームをつくってみませんか?
「あっつーい!」。
二言目にはそう叫びたくなるような、ムシムシした毎日……。
ついつい冷たいものに手が伸びがちになる夏ですが、摂りすぎは夏バテの原因になることも。
せっかくなら、体をいい具合にクールダウンしてくれて栄養にもなる、自家製アイスクリームをつくってみませんか?
今回ご紹介するのは、「飲む点滴」とも言われ、健康に嬉しい効果がたくさんある甘酒をたっぷり使った、果物と混ぜて凍らすだけの簡単なアイスのレシピ2種です。
甘酒はお米と米麹を発酵させてつくられる発酵食品のひとつで、腸内環境を整えてくれ、ブドウ糖や必須アミノ酸による疲労回復効果や夏バテ予防、ビタミンB群による代謝アップの効果が期待できると言われています。
使う甘酒は手作りのものでも市販のものでもOKですが、市販のものを選ぶときのポイントは、お米と米麹のみでつくられていて、お砂糖などが加えられていないシンプルなものであること。
できれば濃縮タイプのものが、まったり濃厚な仕上がりになるのでおすすめです。
ミックスベリーやバナナ、ココアなどを組み合わせることで、甘酒の風味が苦手な方やお子さんにも食べやすい味わいとなっています。
【ミックスベリーのアイスクリーム】
<材料> つくりやすい分量
・濃縮甘酒 200g
・無調整豆乳 120g
・ミックスベリー 100g
・お好みでお砂糖やメープルシロップ 適量
【ココナッツチョコバナナのアイスクリーム】
・濃縮甘酒 100g
・ココナッツミルク 150g
・バナナ 1本(約150g)
・ココアパウダー 大さじ1
・お好みでお砂糖やメープルシロップ 適量
<作り方>※2種とも共通です!
①すべての材料をミキサー(ハンドブレンダーの場合は容器)に入れて、なめらかになるまで撹拌する
②少し味見して、甘さが足りないようなら好みの甘味料を加えて調整する
③ホーローやステンレス製の容器に入れて、冷凍庫で5~6時間ほど冷やし固める
※途中、2時間おきくらいにフォークやスプーンで空気を含ませるように混ぜると、口当たりがよりなめらかになります
④固まったら完成! お好みの容器に盛り付ける
そのままでもちろん、シリアルやグラノーラ、ナッツ、クリームなどお好みの素材を組み合わせて、パフェのようにアレンジするのもおすすめ。食べごたえがアップして、ヘルシーなのに満足感たっぷりです♪
わが家は私も夫も5歳の娘もアイスクリームには目がないのですが、市販のアイスを日常的に食べるのは、ちょっぴり考えもの。
幼い娘も一緒に安心して食べられて、大人にとっても満足感があって、何より思い立ったときにパパッと簡単につくれるもの! をいろいろ試した結果、この甘酒を使ったレシピにたどり着きました。
市販のまったりクリーミーな味わいにはかないませんが、家族の「おいしい」「うれしい」をつくってくれる、わが家の夏に欠かせない存在となっています。
昨年からは娘も一緒につくるようになり、思いもよらないような味の組み合わせを提案してくることも(笑)。
今回は果物を使ったレシピをご紹介しましたが、甘酒と植物性のミルクを基本に、いろいろアレンジも可能です。濃厚系だと、さつまいも、あんこ、抹茶パウダー、きなこ、ナッツ、練りごまなど。果物や梅シロップなどはあっさりした仕上がりに。
ぜひお好みの素材で試してみてくださいね。
今回の連載は如何でしたでしょうか。バックナンバーはこちらからご覧頂けます。
季子(キコ)
一児の母親。高校生のころ「食べたもので体はできている」という言葉と出会い食生活を見直したことで、長い付き合いだったアトピーが大きく改善。その体験をきっかけに食を取り巻く問題へと関心が広がり、大学では環境社会学を専攻する。
産後一年間の育休を経て職場復帰。あわただしい日々のなかでも気軽に取り入れられる、私にとっても家族にとっても、地球にとっても無理のない「いい塩梅」な生き方を模索中。
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp
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